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なぜ今、「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」なのか

会社を辞めてから1年経ちました。
ありがたいことに無事2018年は生き残ることができたことのご報告と、フリーランス1年目は思いの外東京銭湯 - TOKYO SENTO -と密接だったので、少しその事についてまとめてみたいと思います。

▼東京銭湯・日野祥太郎との出会い
東京銭湯の日野さんと知り合ったのは2015年4月。

今でも覚えてますが、僕がやっていた「ゆざめレーベル - yuzame label -」と相性が良さそうで、コンタクトフォームから連絡をしたことがきっかけです。


その当時はたまに銭湯には行っていましたが、そもそも銭湯を意識して行くということは自分にはあまりなく「家のお風呂が狭かったからたまに行ってた」、というぐらいの距離感でした。

それぐらいしか僕にとっては意識していない銭湯を、日野さんをはじめ東京銭湯の人たちは「銭湯と温泉の違い」や「温冷浴」といった、誰かにシェアしたくなる魅力を持っているものだと教えてくれました。

▼そもそも僕は「銭湯」が好きなのか
初めて日野さんと知り合ってからだいぶ時間はかかってしまいましたが、僕が本格的に東京銭湯は2018年1月ぐらいから。

魅力が詰まった「銭湯」をしっかり意識するようになり、色々な銭湯も行くようになりました。ただ僕としてはたくさんの銭湯を巡るというよりかは、家の近くの銭湯に行って帰るぐらいがちょうどいい。

だから今でも自分のことを「銭湯好き」と言えるか、といったらそうではないような気がしてます。

東京銭湯と本格的に一緒になにかやろう、と思ったきっかけは「銭湯が好きだったから」ではなく「自分の活動の幅をより広げてくれるのは”銭湯”だったから」と直感的に感じたからだと思います。

もちろん銭湯もサウナも好きなことに違いはありませんが、好き嫌いといった価値観だけの魅力ではなく「銭湯」をキーワードに集まる”人”や”作品”、”仕事”が今とてつもなく魅力があるということがとても大きい要因です。

また、その同じ価値観を持った人たちが集まると、更に面白いことができるといった、良い循環が東京銭湯にはできている。

それが「銭湯」の枠を越えた、「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」の魅力へと繋がってるんです。

僕の場合、キーワードは「音楽」だった時もあったし「インターネット」や「SNS」、「アイドル」、「VTuber」と時代によって切り口は変わります。

ジャンルは異なっても、そこにはブレない軸があるのも事実です。

▼「銭湯」を大事にしたいという想い
「銭湯が減っている」「銭湯を救いたい」「銭湯を盛り上げたい」。

色々な人が様々なモチベーションで銭湯と触れ合っている時代になりました。銭湯を運営してる人と銭湯好きな人というだけで、考え方や価値観も変わる。

僕の場合は、「銭湯」の魅力は「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」の魅力と、同義です。

純粋に「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」がやっていること、集まる人、考え方や銭湯との向き合い方が、とても好きなんです。

ただ、その「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」が「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」として存在しているきっかけを与えてくれたものは「銭湯」があったからこそ。

こういった「銭湯」をリスペクトしている意識は、目的やモチベーションが違えど、「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」に携わっている人は、みな共通して持っています。

それがあるからこそ、僕が「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」として「銭湯」に対して何か貢献していきたい、という姿勢に繋がっているんだと思います。

▼「#大阪銭湯支援」のお願い
2019年1月28日(月)より、そんな「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」に関わってきた中で恐らく最も力を入れているプロジェクトが立ち上がりました。

https://camp-fire.jp/projects/view/114420

「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」が大阪府の公衆浴場組合と共に、昨年2018年9月にあった台風によって被災し、営業再開が困難な銭湯施設に向けて、支援を募る一大プロジェクトです。

詳細はCAMPFIREのプロジェクトページをご確認いただきたいですが、東京だろうが大阪だろうが、「銭湯」をキーワードに繋がるコミュニティは昔も今も形は変われどかけがえのないものです。

どういう形でもいいので、是非ご協力いただける方がいればクラウドファンディングに参加やご連絡いただけると幸いです。

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