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ビートルズ Sgt Pepperアルバム発売50周年記念、リバプール市のイベントに詩を寄稿しました。

Sgt Pepper Lonely Hearts Club Bandのアルバムが発表されたのは1967年6月のこと。今年の夏はその50周年にあたる。それを記念して、英国リバプール市が音楽、映像、そして詩を織り交ぜたマルチメディアなアートフェスティバルを開いた。

詩に関しては、このアルバムに含まれた13曲それぞれについて、世界各地の詩人13人が書き下ろしの作品を寄稿している。かく云う僕もそのひとりなのだった。

日本在住の詩人で、谷川俊太郎のほぼ全詩集を英訳してきたWilliam Elliottさんから、この話に参加しないかと誘われたのが4月の上旬。それからすぐに書き上げて、日本を訪れている間にElliottさんと、ポエトリ関東における彼の同僚、西原克政さんが英訳を完成させてくださった。5月初旬にリバプールの事務局に送ったきり忘れていたのだが、最近ホームページに上がっているのを見つけたという次第。

驚いたことにほかの12人の詩人には、見知った顔も結構あって、たとえば二年前に『日中韓三ヶ国語連詩』をやった韓国のKim Hyesoon、長年の友人でマケドニアのNikola Madzirov、北アイルランドのSianead MorriseyとオーストラリアのJohn Kinsellaとは、ロッテルダム詩祭でそれぞれ去年、今年と一緒だった。狭い業界である。

主催者の話によれば、これら13編の詩を使って、新しいSgt Pepperのトリビュートアルバムを作るというような話だったか、どうなることやら。気長に連絡を待つことにしよう。僕が書いた詩は英語とオリジナルの日本語で、こちらから。

https://www.sgtpepperat50.com/poets-page/




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