なんとなく生き延びてしまったお話。

こんにちは。
瞳アイです。

本当は新しく始める事のnoteをあげようと2週間ぐらい前から思ってたけど文章まとまらなすぎて上手く伝えられなそうなのでそちらはもう少し保留にします。

最近凄く思うことがあるので殴り書きになりそうだけど書きます。

わたしはずっと、「大人になりたくない」と言ってきました。でも気づいたらあと1ヶ月ちょっとで大人になってしまいます。
友達によく、「どうして大人になりたくないの?」「大人の方が自由じゃん。お酒も煙草も許されるし。」「20歳ってなんかかっこよくない?」って言われますが全く理解ができない。
きっと彼女達は大人を憎むほど酷いことをされたりせず、丁寧に育てられてきたからそう思えるのだろうな。と羨ましく思う。

わたしが大人になりたくないと強く思い始めたのは小学生高学年頃。その頃から20歳までに絶対死んでやると思ってた。
物心着いた時から母親に極寒の中ベランダに出されたり、マフラーで首締められたり、階段から突き落とされたり、包丁を持って追いかけ回されたり、コップハサミ水筒卓上にあるありとあらゆるものを投げつけられるなんて日常茶飯事。しょっちゅう罵声を浴びせられ、死ねばいいのに、なんでこんな子に育っちゃったんだろう、お前は失敗作、等々。
こんな家に居たらいつか死んでしまうと思い家から逃げ出すことに成功しても、なんの事情も知らず聞こうともせず、補導され、親に連絡され、また殺されかける。上辺の正義。結局自分の名誉の為に仕事をこなすだけの大人。
辛いところには帰すのにそこから助けてくれることは無かった。確かに夜に外に出たら補導される。それは私も悪かったかもしれない。だけど事情ぐらい聞いて欲しかった。見えるところにある痣をきっと見て見ぬふりして。
そりゃ知らないフリした方が仕事は減るし楽だろう。
学校の教師もそうだった。家に帰りたくないと話しても、痣だらけで登校しても特に何もしてくれなかった。親御さんとちゃんと話せばわかるから〜って言われるだけだった。話してもわからないからこんな事になってるのに何言ってんだと思ってた。三者面談などの後日、お母さんいい人じゃない。あなたが悪いと思うよ。と言われた事、今でもずっと忘れられない。
そりゃ誰でも外ではいい人を演じるのに。
父親もずっと見て見ぬふり。たまに父親にも殺されかけ、でもわたしが逃げたら妹に標的が変わるのでは。と思い逃げられなかった。
学校でも上手くいかず、もう死んじゃお〜って思い線路に飛び込もうとした時、危ない!って助けてくれたのは大人だった。危ないことなんて分かってる。結局死なせてもくれないのか。と。
就職して、パワハラを受けても助けてくれる大人はいなかった。逃げればよかったのはわかってる。私だって逃げられる状況ならとっくに逃げてた。だけど仕事を辞める。ということは実家に帰る。という事でまた地獄の始まりだし、新しい就職先を探す余裕なんて全く無かった。毎日その日を淡々とこなすことに必死だった。

今は実家に帰りざるを得なくなって帰ってきている。1度離れたから前よりは全然マシだけどやっぱりたまに口論になって家を出たりはする。けどこんなんでも平和に感じてしまう。

こんだけ大人に苦しめられ、助けて貰えなかったのに大人を好きになれるはずも、大人になりたいわけもない。
もちろん素敵な大人も、わたしを辛いところから助けてくれた大人もいる。
だけどそんなのひと握りで、嫌な大人の方が遥かに多い。

わたしの嫌いな大人と同じ括りにされるのがとても嫌だった。
わたしが素敵な大人になれる保証なんてない。きっと嫌な大人もそうなりたくてなってしまった訳ではないだろうし、わたしも気づいたら誰かにとってのとても嫌な大人になってしまうんじゃないかと怖い。気をつけていればいいのだけど、そう簡単にいい大人にはなれないだろう。

他の19歳に比べたら明らかに大人になる事を重大なことだと捉えているし、他の子みたいに誕生日を楽しみに思えない。
20歳の誕生日なんてわたしからしたら
「この日までに死ぬ予定だったのに生き延びてしまった最悪な日。」でしかない。

死ぬ事の難しさも何となくわかるし、別に死にたいわけではないけど、あわよくば死ねたらラッキー!大人にならなくて済んだ!程度。今とても楽しいから生きていたいけれど、別に死んじゃったらしょうがないかな〜ぐらい。それぐらい大人になりたくない。時が止まってくれるのが1番ベストだけどそんなの絶対に無理。

こんな感じで大人になってしまっていいのだろうか。どうすれば大人を好きになれるか。と日々考えているけど多分その答えは誕生日が来るまでには出ない。

今日もこうやって何となく生き延びてしまった日々を過ごしている。
楽しいからいいのだけど、このまま大人になったらどんな感情で生存しているんだろうと考えるとなんだか怖くなってしまう。

だけど大人になったら、いつか家庭を持ったら、ママみたいな大人になりたい!と言われる大人になりたい。という目標が最近できたのでこれからも何となく生き延びてみようかな。


ありえん長文、
ここまで読んでくれてありがとう。
ここまで読んでくれた貴方はきっと素敵な大人。

瞳 アイ

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