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免許取消の思い出 その② 事情聴取

スクールゾーンに突入して、御用。で、免許所の提示を求められ切符を切られました。

ここまでは軽微な違反だったはずなのですが、捕まったその日のお昼頃だったでしょうか、警察署から電話がありました。

「あなたの免許証は失効しています。今日中に警察まで来てください」と。

私、その時すぐには気が付かなかったのですが、”その①”で書いた、誕生日前に届いていた免許更新のハガキ、期日を勘違いして放っておいている間に、私の免許は失効していたのです。

失効してから1カ月ほど経っていたと記憶しています。

警察での事情聴取

夕刻、いや夜だったでしょうか、免許証が無い状態と知ったので、車にもバイクにも乗れず、私は自転車で居住している市の警察署まで向かいました。

スクールゾーンに入った時に私に切符を切った警察官が現れ、狭い部屋で事情聴取となりました。私が思っていたよりことは大ごとだったようで、その日の朝私が車を乗りだす前から、捕まるまでの状況、そして誰の車を借りたのか、などなど、物凄い細かさで供述を求められました。車を貸してくれた人の名前はもとよりその知人の携帯番号まで聞かれました。後に警察はこの知人に電話をかけて私の話したことの真偽を確認しています。

特に執拗に尋ねられたのは、私が免許を失効していたのを知って運転したかどうかという点でした。

私がどんなに「うっかり期日を間違えました。失効したことを知っていて運転したわけではありません。」と繰り返しても、警察官は受け入れず、「知ってて運転したんでしょう?」と何度も聞かれ、最後には私はあきらめて、「知っていました。」と答えました。悔しかった。自白を強要されるってこういうことなんだなぁと思いました。

こうして免許が失効しているのを知りながら車を運転し、違反したというストーリーが出来上がりました。

ここでの調書のやりとりは後にまた別の場所で繰り返されることになるのですが.....

続きはその③へ。


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