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環境整備 その2〜四月の風


 年度末がバタバタとしてしまい、ずいぶん更新が滞っていました
環境整備その1からその2までの間の長いこと。もはや続編ではありません。
さて、今回は教室の中の整備について話をしたいと思います。

 通級指導教室と言えば、円卓を使ったり、テーブルに仕切りをつけたり、広いスペースに机椅子はごく少なく置いて使っている教室もたくさんあると思います。しかし私はなるべく通常学級の教室の雰囲気を崩さないような教室作りにしようと計画しました。私が担当することになった通級指導教室利用の児童は、不登校傾向が高いのです。ちょっとした遅刻をしながらも毎日来れる子、週に1〜2日休む子、登校支援が必要な子、深刻な全不登校の子も。
そんな子たちが教室の環境と大きく違う場所に心地よさを感じ長い時間を過ごすと、なかなか教室へ戻ることが難しくなるのではないかと考えたからです。

 教室には、前半分よりやや広めに横に5列×3で、15個の机を置きました。空き教室から持ってきた高さもバラバラな机です。それは教室の黒板側に配置しました。
後半分のスペースは、さらに半分ずつのコーナーにします。
 左半分は、くつろぎのスペース。保健室で使わなくなった足の壊れたローソファーを技能員さんが修理してくださったものと、支援学級で使っていなかったローテーブルを置きました。
トランプやカルタ取り、おはじきなどのゲームをすることもあれば、気持ちがザワザワした子が授業以外の時にやってきた時にクールダウンの休憩や読書ができるスペースをパテーションで仕切ってつくりました。
 右半分は、体作りのスペース。70センチ角のフロアマットを2 × 3で敷き、筋トレやストレッチ、2枚ずつに外してヨガマットなど、フレキシブルに使います。後ろの掲示板にはビジョントレーニングやコグトレの掲示物を多種用意しておき、いつでも見やすい高さに貼ってできるようにしました。

教室で子供たちが使う机の配置や高さの調整、名札等一人ひとりの準備についてはまたまた、次回へ続きます。


あっという間に四月ですよ。
エイプリルフールなので子どもに「ウソー!絶対うそや!」と言われるやりとりを一つ。

子「先生何歳?」
ア「えー、教えてあげてもいいけど、絶対秘密守れる?」
子「秘密守る!絶対!教えて」   
(ここでとても小さな声で耳打ち)
ア「あのな、先生、99歳やねん」
子「うそやー!絶対うそやー!」
ア「家帰ったらよぼよぼに戻るねん。お化粧で若くして来てるけど中身はおばあちゃんやから、優しく労ってな。鬼ごっことかで走ったら心臓止まるかもしれないから鬼はすぐに変わってな。秘密やで。」

今日の歌  四月の風 エレファントカシマシ

何かが起こりそうな気がしている
毎日そんな気がしてい
ああ、うるせい人生さ
そう 今日も
何かが始まっている

 みなさんはどんな4月1日の風を感じましたか?
新学期に転勤も教室移動もなくても、毎年3月31日の夜はなかなか寝つけません。
新しいことは嫌いじゃないし、年度が変わることで前年度のうまくいかなかったことや苦しかったことと線を引いてしまえるのもありがたいことです。
そして新学期が始まってしまえば、毎日何か起こりそうなそんな気がするどころか、毎日毎時間何か起こるのです。本当にうるせい人生を選んだものです。
四月の風は、悲しみの果てのカップリングというか両A面シングルですね。この縦長10センチシングル、持ってたのにいつのまにか処分してしまったようです。こんなすごい2曲をあんな小さなシングルに閉じ込めてしまう90年代のレーベル、こわいこわい。

あー、鼻水🤧。風邪が誘いに来たようなので、温かいお風呂に浸かって「あーしたもがんばろぉー♩」なんて鼻歌でも歌ってきます。


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