iPhoneにペリスコープレンズ?


 iPhone14Proを手に入れてから1ヶ月以上が経った。予想より48MPのセンサーの性能は良く、もっぱら日中は48MPの写真設定で保存している。ただ、標準カメラはProRAW型式でないと48MPの写真データを保存しないので48MPで残したいけどProRAWはデータ量取りすぎるから嫌ってな場合はProCameraで撮ってる。標準カメラで撮るのは多人数をProRAWで撮りたい時くらいになってきた。

 今後のiPhoneのカメラはどう進化するのかなと思っていたが、リークと言うかネット上での噂ではiPhone15のProモデルにはペリスコープカメラが付くというのがもっぱら。ただ、最初はProMaxの方だけという噂もある。だいぶ物理的な内部容量食うだろうからそれは納得。

 で、自分でも何か無いかな〜とネットで情報を漁っていたら面白い情報を見つけた。

Glass rethinks the smartphone camera through an old-school cinema lens
https://techcrunch.com/2022/03/22/glass-rethinks-the-smartphone-camera-through-an-old-school-cinema-lens/

 現段階では物理的にこれ以上大きなレンズやセンサーをスマホに載せることは不可能。なのでGlass社という会社が開発中の技術はアナモルフィックレンズ等の技術を使うことで今以上の大きさのセンサーと(擬似的に大きい)レンズを載せるというものだった。実は映画のフィルム時代からある技術で撮る時に特別なレンズを通して光学的に映像を圧縮、スクリーンに映す時に工程を逆にすることで元のちゃんとした映像を映すというものらしい。ざっくばらんに言って。
 んで Glass社はそのコンセプトをスマホに使おうというもの。まだ試作段階とは言えど実際に撮影できるモノがあるのでウェブでその比較を見てみたけど結構凄い。

 さらに調べてみるとってか会社概要を読んでみるとこの会社、設立者に元Apple技術者で多眼化に関わっていた人みたいなのでこの技術、Appleは全く知らないってことはないだろうからもしかしたらiPhone15や16は無くても17辺りに採用されるかも?Proモデルだけ。

ペリスコープレンズとセンサーなんかも今のスマホに採用されてるのはプリズムで一回角度を変えるだけだったような?なので実際のペリスコープと同じようにデュアルプリズム、2回屈折させたら最強じゃね?と思ったらApple、特許取ってた。

Apple patents a dual-prism periscope zoom camera for future iPhones
https://www.notebookcheck.net/Apple-patents-a-dual-prism-periscope-zoom-camera-for-future-iPhones.550940.0.html

上記の元が、

Apple has been granted a 'Folded Camera' patent that could provide Future iPhones with superior Zoom Capabilities
https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2021/07/apple-has-been-granted-a-folded-camera-patent-that-could-provide-future-iphones-with-superior-zoom-c.html

上記の画像はPatently Appleより。


 なんかデュアルプリズムのペリスコープ技術と組み合わせたら技術的に最高なスマホ用カメラが完成しそう、と勝手に妄想してしまう。

 (スマホにしては)大きめのセンサーサイズを採用して疑似的にもっと大きいものとして扱えそう。これらをまとめたらレンズの数は元の1個に戻って多眼化が終わる可能性もあるような気がする。が、後からボケを操作するっていうのは多眼によるものが大きかった気がするのでどうなるのか分からんね。自分としては後から色々いじれるっていうのは(一般の人が簡単にできるってのが)デジタルならではだと思うので各社は切磋琢磨してください。

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