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はじめに

はじめまして。ポールダンススタジオ『eyecandy』オーナー兼パフォーマーのYOSSYです。

2005年からポールダンスレッスンを開講し、2007年1月に日本で初となるポールダンススタジオを開業して約18年。紆余曲折ありながらも楽しみながら日々レッスンやらパフォーマンスに忙しい日々を送っていました。たくさんのステージに立たせていただいたり、舞台の振付や演出、映画やプロモーショビデオなど著名人の指導にも関わらせていただいたことも。海外のイベントやworkshopに呼んでいただいたこともありましたし、ポールダンスを通じてとても素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。

ところが2019年末頃から世界中でコロナウイルスが猛威をふるい、私たちの生活は一変しました。エンターテイメント業界も大打撃を受け、パフォーマンスやショー、イベント等は不要不急と言われ続け中止や延期が続く日々。ダンサーやパフォーマーにとっては厳しい情勢が続いておりますが、そんな中だからこそ、エンターテイメントの火が消えないように。

私が18年間ポールダンススタジオを運営する中で得た経験や知識を、どなたかのお役にたてないかと思い、このnoteを立ち上げました。

ダンス業界は一見華やかに見えますが、決して楽な道ではありません。でも、それでも他の何にも代えがたい喜びを与えてくれるものでもあります。

これからダンサーを目指す方、そしてポールダンススタジオを開設したい、運営したいと考えている方に。

”地域で最初のポールダンススタジオ” を増やすお手伝いをしたい!

それが、次なる私の使命だと思いました。

ダンスは、世界を救う。

その信条はどんな時代になっても変わりません。

ポールダンスの魅力について、そしてスタジオ経営について。

そのすべてをここに残したいと思います。

まずは、私のお話を少しさせていただきますね。

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YOSSY ヒストリー

「ダンサーといえばNY!」という短絡的思考で、大学卒業とともに日本を飛び出し、始めた憧れのNYライフ。

ダンススクールに通うその毎日はとても刺激的で、何もかもがとてもいい経験でした。

しかしダンサーとしては挫折ばかりの日々。

オーディションは受けても落選ばかり。そして海外で“外国人”として暮らす苦労を思い知り。ビザの問題、言葉の問題・・・日本にいては味わうことのなかった辛酸な経験の数々。

日常英会話もやっとだというのに、住んでいたアパートの大家さんと揉めて裁判沙汰まで経験したことも。

ビザの期限もあり、約6年間のNY生活に終止符を打ちついに2004年帰国を決意。帰国後は、一度はダンサーの道を諦めアパレルショップの店長になりました。

しかしふとアメリカで学んだポールダンスのことを思い出し。東京でできるところを探したが当時どこにも見つけられず。。。

「ならば、作ってしまえ!」

と勢いでポールをイギリスから輸入して渋谷でレッスンをスタート。当時はこれを仕事にするつもりなんて全くなく半ば遊びでしたが、あれよあれよという間に問い合わせが殺到し。レッスンの予約を開始したら、早押しクイズ並みの速さで1ヶ月のスケジュールが即埋まるほど人気が高まり。メディアからの依頼も次々に舞い込み、一気にポールダンスインストラクターとして認知度が高まりました。

ほとんど広告らしい広告をせずともお客さんが集まってくれたので、本当に幸運だったし、時代のニーズとうまくマッチングしたのだと思います。

その後ブームは落ち着いてきましたがスタジオ開業7年目にあたる2012年、秋葉原に2店舗目をオープン。

しかし、勢いだけで全く数字というものを見ず、経営のけの字も無知だった自分。思うように軌道に乗せられず、インストラクターやスタッフ達の気持ちも理解ができず、空回りしながら必死で毎日自転車操業を繰り返す日々が続くことに。死に物狂いで頑張りましたが結局3年間でその生活はギブアップ。1店舗目は閉店することに。

物事は、何かを始めるより「やめ時」を決意する方が難しいもの。

しかし、手放すことを決意したことによって得られたチャンスもあり、そこから再スタートを決意。スタジオ経営12年目にして初めてマーケティングについて学び。なんてことはない、マーケティングにはある程度法則があることを知りました。

それらにのっとってシステムに変革を加え、その後の1年間で売上を約倍に伸ばすことに成功。

インストラクターやスタッフ達とも連携がとれるように。でもシステムの変化というより前に、一番大切なのは自分のマインドの変化であると気づく。

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<Profile>

通称:YOSSY(よっしー)
株式会社アイキャンディ
代表取締役
<心と身体と宇宙をつなげるポールダンスマイスター>

ポールダンススタジオ「eyecandy 」主宰。1998年単身渡米。アメリカ・NYでポールダンスをはじめ、 2005 年に日本で初となるポールダンススタジオをオープン。以来 18 年間にわたり、自身もパフォーマーとして活動する傍らインストラクター・振付家として活動。著名アーティストやモデルに
も指導経験をもつ。タイ・バンコクやベトナム・ホーチミンでの大手フィットネスクラブにてもポールダンスを指導。現地インストラクターの育成も手掛けた。
様々なダンスと融合した舞台の演出・振付も手がけ、ポールダンスの可能性を広げている。
日本ポールダンス協会の理事も務め、国内最大級のポールダンス大会「Miss Pole Dance Japan」の開催を続けるなど、ポールダンス界のパイオニアとしてその発展や普及に努めている。

コロナ禍である2022年12月、ロシアとウクライナの紛争からいたたまれなくなり、世界のこどもたちを守りたいと、ポールダンスと空中パフォーマンス、フロアダンスを融合した舞台【はちどりのひとしずく】を国際フォーラムにて企画・上演。文化庁の助成を得て制作した本舞台は総動員数700名を超え大きな評判を得る。舞台には実際に、ロシアの血を引くものもウクライナの血をひくものも共演し、本作品のDVD売り上げの一部は日本ユニセフに寄付。ポールダンスで国際協力ができないものかと独自の活動も続けている。

ダンスで世界を変える
ダンスの世界を変える


『すべての答えは自分の中に』
。自分の身体と向き合うことは、心の悲鳴に気づき、自分の身体(=宇宙)と繋がること。

『踊ることは内なる自分のデトックス』。それらをモットーに、自らが経験した「地域で最初のポールダンススタジオ」を増やすべく、2024年よりポールダンスビジネスアカデミーを創設、各地域にポールダンスレッスン導入をサポート。

アカデミー詳細は https://poleacademy.hp.peraichi.com/

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