体型カバーに最適なカシュクールシャツ

2018年春に様々なショップで目にするカシュクールシャツ。以前からあったデザインではありますが、お腹周りをカバーするのに向いているデザインです。筆者のカシュクールシャツに対する思いを覗いてみましょう。

私は下腹部を手術した後とても太りました。手術前から「太りやすくなります。」とは言われていたものの、まさかここまで太るとは思ってもみませんでした。もちろん少し太ってきた段階で食事に気を使い、運動もすれば良かったのですが、若干病気だから仕方ないと思い込んでしまい、放置?していたら、人生最大級の体重&体型に。

特にお腹がぽこんと目立つようになりました。太るとおしゃれを楽しむのが難しくなります。一般的に売られている服は標準体型向けにデザインされているので。今でこそ「プラスサイズ」などと、ぽっちゃり体型の人向けの服やファッション雑誌もありますが、それでも本音を言えばすらりとした体型で楽しみたいです(私は)。

しかし突然即やせることはないので、私は「着やせ」について研究しました。そこでお腹周りのカバーに向いているデザインの一つに「カシュクール」があると知ったのです。今年出ているカシュクールシャツはたいていリボンベルトがついていますが、ベルトなしのタイプも以前からありました。しかし珍しいデザインではあるので、私は見かけたらゲットするようにしていました。

ちょうど2018年1月、世間は冬のセール時期に。ふとのぞいたショップで、春に着れそうなカシュクールシャツが激安で売られていました。「これは!」と目を輝かせて、私は色違いで2枚購入しました。イラストにある「双子ストライプカシュクールシャツ」です。ただなぜかベージュの方は、柔道着を着ているような雰囲気になりますが笑。

そしてある日ユニクロサイトを見たら。なんとあの!ユニクロでもカシュクールシャツが出ているではありませんか!ユニクロはベーシックなデザインがほとんどで、デザインものはあまりないので、デザイナーズとのコラボ商品でもない、一般の商品でこのデザインは珍しいと思いました。ただユニクロはその年流行っているオートクチュールやプレタポルテのデザインと似たものを出すので、それでこのデザインが出て来たのではと推測します。

ユニクロで扱われたら、カシュクール認知度も上がり、きっと世間では?多くの人が着るに違いないと思いました。しかし今現在私は自分が着ている意外で、リアルではカシュクールシャツを着ている人は見たことがありません。

ぱりっとした綿素材でなおかつVネック、そしてリボンと来たら結構印象としては上品な感じです。なので普通のシャツをトップスに、ボトムスをデニムにした時と、カシュクールシャツ+デニムなら、後者の方がおしゃれに手をかけた上品な雰囲気になります。

私は術後の影響で体温調整が上手く行かず、特に上半身はのぼせ等で汗だくになるようになりました。一番首が汗をかくし、暑くなります。そのため服のデザインは襟元は基本Vネック、また素材は元から天然素材を選んではいましたが、完全に綿か麻メインとなりました。ポリエステルとかレーヨンとかのみのものは汗で無理です。特に春から初夏は汗ばむので、麻100%のシャツをそろえないといけない!となぜか強迫観念にも似た気持ちで笑、お値段的にユニクロのリネンシャツを買い集めました。

しかしユニクロのベーシックなシャツのデザインは、すそをどう着こなしたらいいかずっと悩んできました。お腹がぽこんと出ているので当然インはなし。かといってパンツから出してアウトスタイルにすると、会社等ではラフすぎるし、印象としてはパジャマみたいな感じです。少し前までよく雑誌で取り上げられた、おへその辺りのみだけちょこんとインするスタイルは、お腹がひっこんで出ていない人向けです。おしりよりなによりお腹を隠したい。でもただすそを外に出すとおしゃれじゃない。

その悩みを解消するデザインの一つがカシュクールでしょう。その他すそにシャーリングが入った形とか、胸元にシャーリング切り替えが入っているものもいいと思います。ようするにぽっこりがカーブを描いているので、ノーマルシャツのストレートのストンとしたラインは、お腹のふくらんだカーブを拾ってしまうのです。そこをいかにカバーするか。少し前に大人気だったペプラムは良かったと思います。しかしガウチョパンツのように定着するわけでもなく、今それほど見ない感じです。その代わり?でしょうか、カシュクールがこの春台頭してきたのは。

お腹がぽこんと出る体型だとおしりよりなにより体の前面をカバーしたくなります。だからチュニックとかが存在するのでしょうけど、隠せば隠すほどオシャレ度は下がるという悲しい事実です。カシュクールはおしゃれに見てて、手も込んで見えて(リボンがあるため)、なおかつ体型カバー力が高いので、すぐれものだと思います。

私はパステルカラーが好きで去年その太った体でかなりタイトなピンクのシャツを買ったのですが。写真で見たらもうパンパン。これはペールグリーンのシャツでも同じことが起こりました。色の効果というのも大きいです。太ってからは私はトップスはネイビーがダントツで多くなりました。清楚に見えなおかつ締まって見える。日本人は紺が似合うと言われますが、本当に便利な色です(私はファッションにおいて黒を使う率はとても低いです。トップスだと顔が負けるし、黒は苦手です。代わりにネイビーを使います)。

着やせして見えるデザインの模索は続きますが、その前にダイエットを本格的に始めることにしました笑。


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