見出し画像

36歳のエキナスーー鬼滅の刃とエキナス

先日、ツイッターでこのようなつぶやきをしました。

そうしたら俄にタイムラインで、自分の年齢告白大会が始まって笑ってしまったのですが、そうなんです、36年目なのです、エキナス(エキナスはエキスパートナースの略です)。

現実の36歳の人間はどんな感じでしょうか。多分、いろいろと揺れ動いている時期だと思います。現実と夢の折り合いをつけながらあがくというか…(ここらへんは完全に個人的な見解です)、とにかく「いろんなことを考えている」時期なような気がします。

36年目のエキナスですが、ものすごいことに、10年、20年と読み続けてくださっている読者の方が大勢いらっしゃいます。ずっと読み続けていなくても、節目節目にエキナスを手に取ってくださっている方も、さらに大勢いらっしゃいます。

さらっと書いていますが、これって本当にすごいことだと思うんですよ。

例えば、これを書いているわたくしは、いわゆる「編集者」の仕事しかこれまでしてきていませんが、その中で、「編集者としての仕事のスキルアップなどのために、ずっと読んできた雑誌がありますか」と言われれば、ありません(編集者向けの専門誌はほとんどない、という一面もありますが)。

なのに、エキナスにはいらっしゃるんですよ…。10年、20年と読み続けくだっている方たちが…それも少数ではなく、かなりの方が…。

つまり、それを言い換えると、「それだけの数の一人ひとりにとってのエキナスがある」ということなんです。それだけの読者の心の中にエキナスがいるんです。

ひとりよがりではなく、ちゃんとそれぞれの心の中に存在するーーーこうなるためには歴史が必要だと思っています。逆に言えば、そうなったからこそ、長く続けられていると言いますか。

『鬼滅の刃』というマンガがありますが、その物語の大きなテーマの1つに「受け継いでいく」ということがあります。最新刊、読まれましたか? 十二の型を繰り返すことで円環が生まれ…のくだりで、絶句しました。

エキナスも同じじゃないかと…。

受け継がれてたきたそれぞれの想いを繰り返し形にしていくことで、未来を拓いていくといいいますか、そういうものをエキナスもやっているのだと…。

一人ひとりの読者の想いを受け止めながら、未来に向けてバトンを渡すために、今年、エキナスは生まれ変わりました。

これからその全容について少しずつお話ししようと思います。

画像1

(トップ画像は2019年5月号より)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?