【遊戯王】カジュアルでのプレイングの話
アッハイ。
アックイです。
今回はカジュアルのプレイングの話です。
事の発端は
2:04:17〜
ここで「オフ会でのプレイングについての質問」というものがあります。
この動画の後、カジュアルでのプレイングというのが話題になったような、なってないような。
ドリルフィールドさんの回答については動画を見てみてくださいね。
というわけで、カジュアルにおけるプレイングということについてですが、前置きとして、この話はあくまで、ただの私個人の考えである。ということは注釈しておきます。
本題
では先に結論から言うと、私のプレイングに対する考えはというと
カジュアルでも勝利の最善のプレイングをするべきである
というものです。
なぜなら、遊戯王は勝ち負けを決めるゲームであるからです。
もし、このゲームがコンボで点数を稼ぐような形式のゲームであれば、全力でコンボを狙いに行った方が良いでしょう。
でも、実際には相手のLP8000を0にしたり、勝利条件を満たした方が勝ちのゲームなんですから、それは勝ちを狙いにいかないといけません。
勝ちを目的にしないということは、つまりはルールから外れた行動をするということです。
人狼ゲームで誰も積極的に会話せず、投票を適当にしたら面白いでしょうか?
人狼ゲームは人狼が誰かを推理して、全員が勝利条件に向けて行動するから面白いのです。
遊戯王でも、全員が勝ちを目指して挑んでいるという前提があるからこそ、楽しさが担保されているのだと思います。
では、勝ちを目指したプレイングっていうのはいったいなんでしょうか。
相手の初動を潰したり、無効効果を持ったカードをいっぱい使うことでしょうか。
否。そうでは無いと思います。
どんなプレイングにも裏目というものがあります。
例えばこんな状況があるとします。
相手が「宣告者の神巫」を召喚して効果を発動したので、初動を止めるべきだと、無限泡影を発動した。
しかし、相手の手札に「トリアス・ヒエラルキア」がいたので、そのまま「宣告者の神巫」をリリースし、「折々の紙神」をリクルートして、光と闇の耐性持ちの「カオス・アンヘル-混沌の双翼-」まで繋がってしまった。
そして、アンヘルの対抗手段になりえた無限泡影はさっき使ってしまったため、アンヘルの突破手段が無くなってしまった。
この状況で最善の手というのは、「自分ターンで無限泡影をアンヘルに発動する」というものだったということです。
しかし、ディヴァイナーが召喚された時点で、それが最善手であるということがわかるでしょうか。
そう、わからないんですよね。
ディヴァイナーが召喚されただけでは、相手のデッキは代行者かもしれないし、儀式デッキかもしれないし、ヴァラを使う王デッキかもしれない。
トリアスヒエラルキアが採用されているかすらもわからない。
詰めデュエルでも無い限り、その時の最善の手なんてものは誰にも答えは出せません。
しかし、これがもし大会環境だった場合どうでしょうか。
おそらくディヴァイナーが召喚された時点で、現在の環境だと、一番可能性が高そうなのは「粛声デッキ」だというのが予想ができます。
となると、おそらく闇属性の天使は採用されていないでしょうから、先程の例のように光と闇を素材にしたアンヘルは出てくる可能性は少ない。と予想できますね。
この点が、大会環境とカジュアル環境の大きな違いだと自分は思っているのですが、大会環境なら相手のデッキの予想を立てやすいので、適切な妨害をすることができます。
しかし、カジュアル環境ならどんなデッキが出てくるか分からないので、全ての行動に対して、それが裏目となる可能性を考慮しないといけない。
ならば、どうするのが勝利のためのプレイングになるのかというと、それは、
自分のデッキの勝ち筋を通すためのプレイング
だと考えます。
相手のデッキはわからないけど、自分のデッキの中身なら、もちろんわかります。
例えば、
使っているデッキがエースが活躍すれば勝てるとして。
そのエースは上級モンスターなので、そのエースを出すための展開が妨害されてしまうと、場に出すことが難しい。
ならば、相手への妨害は、その展開を妨害してくるカードに対して使う必要がある。
というような考えになります。
そのためのカードを、必要な時まで取っておいているのを舐めプとは言えないですね。
このように、自分の勝ち筋から逆算をしていって、ひとつひとつに理由をつけて行動していったものがプレイングとなるのです。
なので、大切なのはその理由を持ってプレイングすることだと思います。
なんとなく、ここでこのカードを使うのはヤダ、だとかカジュアルならこのカードは使わない、みたいなのはプレイの理由にならないんじゃないかなと。
まとめ
では、ここまでのことをまとめると
カジュアルでも勝利を目指したプレイングであるべき
そして、
勝利のためのプレイングとは
自分のデッキの勝ち筋を通すこと
なぜなら相手のデッキがわからないから
つまり、言い換えると
自分のカードを最後まで信じる
相手のデッキは見えるんだけど見えないもの
おや…
どうやら大切なことは全部、原作「遊☆戯☆王」にあったんですね。
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