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2022年もラジオをたくさん聴いた

あけましておめでとうございます。
昨年忙しかった反動で抜け殻のような正月を迎えております。

技術的な内容のふりかえりは例年通り技術ブログの方に書きました。

こちらの方では、昨年同様ラジオに関して書いていこうと思います。

番組ごとの説明は、昨年書いているものは省略しています。


毎週欠かさず聴く

好きな順です。昨年とは少し入れ替わりあり。
数えてみると、毎週聴いてる番組だけで週に27時間半もありますね。ちょっと思考をお笑いに割きすぎかも。

マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)

今年もテレビに出まくっていた2人で、村上さんは結婚もしたのですが、特に番組内容は変わらずバカバカしさ全開で安心します。

その分スペシャルウィークでゲストが来るとノリに巻き込めなくて大抵失敗している(リボルバーヘッドのゲスト回は、翌週に本人がいないところで2人がいじってる方が面白かった)のですが、四千等身はノリが合うのか面白かったですね。

番組イベントにも行きまして、最初から最後まで内輪ノリ(誰がギンよろしく「面目ねえ面目ねえ」と言いながら冷凍ピラフの早食いをする企画を本当にやると思うんだ)でしたが、2人のノリについていけるリスナーだけがついていくスタイルなので、これで良いんだと思いました。

ちなみに、アイキャッチ画像はその時に撮った写真です。

HUNTER×HUNTERが再開するとその話ばかりになるので、冨樫先生はもう少し腰を労わってください。

空気階段の踊り場

番組公認ヘビーリスナーのジャンボたかお(レインボー)が「空気階段が売れ切ったことで、踊り場とは少し距離を置いている」と言っていた通り、2人がキングオブコントに優勝して番組の空気が少し変わってしまいました。

番組の公式本で扱っていたのもキングオブコント優勝記念生放送の回までで、やっぱりあそこで踊り場の第一部は完結、ということなのでしょう。

もぐらは借金をほぼ返し終え、かたまりはミニーちゃんと再婚し、2人とも成功と安定を掴みました。おめでたいことですが、2人の波乱万丈な人生を覗き見する「人生の役に立つ情報をお送りする教養バラエティ」番組はここまでなんでしょうね。

それでもトークが安定して面白いので、今でも毎週普通の芸人ラジオとして聴いています。昨年書いた通り、選曲も毎回魅力的です。

そういえば、公式本のかたまりビジュ爆発袋とじ、あれいつ開ければいいんですかね。

火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ

今年はオープニングトークで田中さんと光代社長の奇行が取り上げられることが多くなったくらいで、田中さんがいなくなることも選挙特番が炎上することもない穏やかな1年でしたが、最後の最後にウエストランドがM-1優勝。

まだ毎週聴き始めて2年くらいですが、あんなに嬉しそうに喋る太田さんは聴いたことないです。基本は「さや香が優勝」とボケながら、「審査員の超一流の芸人たちを巻き込んで笑いを作ったのはお前の実力」と井口をベタ褒めするのを聴いた時は鳥肌が立ちました。

光代社長が酔い潰れて最終決戦を見ずに寝落ちしたエピソードと、たまたまテレ朝にいた田中さんがモニターで最終審査を見ながらものすごく淡白な反応をしていたエピソードがセットで語られるのがさすがカーボーイという感じで最高。

カーボーイリスナーになってから爆笑問題の漫才を積極的にみるようになりましたが、検索ちゃんの長尺ネタを見ると、毎年名人芸すぎて本当にゾワゾワしますね。

今年はタイタンライブにも行ってみようかしらん。

あと、7月にやってたCD田中の「未来予想図II」のネタ、あれいまだに時々思い出して笑っています。ムロツヨシのサイン。

ほら!ここがオズワルドさんち(TBSラジオ/水曜24:00-)

2021年はまだマイナビラフターナイトの枠内での30分番組でしたが、今年の4月から単独番組に昇格して放送時間も1時間に拡大。

代わりにYouTubeの「オズワルドのニューラジオ」が終わっちゃいましたが、まあ、仕方ないですね。

作り込んだ漫才をするコンビ、かつ漫才中は畠中がキャラを纏うので、オズワルドの漫才が好きな人もこのラジオが好きとは限らないとは思うのですが、僕は両方好きです。

伊藤のツッコミはいつも通り言葉選びが秀逸で笑ってしまうし、なによりラジオでは畠中が素でのびのびとやっているのが良いです。時々宇宙的な話を始めたり、牧歌的な幼少期のエピソードを語ってくれたりするのが心地よいです。

けど、コーナーはちゃんと続けてほしいなあ。忍法オチョメ隠し好きだったのに……

金の国のたまごどんぶり(TBSラジオ/金曜24:30-)

オズワルドに代わって、マイナビラフターナイトの後半枠で番組を持っているのは金の国です。

短い芸歴のうちから賞レースで結果を出していて、コントの内容も優しいので優等生コンビのような印象がありますが、実際はおにぎりと桃沢がそれぞれ別のベクトルでヤバいのがトークから漏れ出ていて、じわじわと面白くなっているラジオです。

しかしまあ、おにぎりは陽キャのヤバさで桃沢は陰キャのヤバさなのに、よくこの2人がコンビを組んだなあ。

2人のヤバさは個人的には得意なタイプのものではないですが、他人への攻撃に向いてないから心地よく聴けるんだと思っています。

ところで、この番組を語るにあたって欠かせないのは特番時代からあるコーナー「金のメロディ」です。
オチに曲が流れるミニコントの台本を募集するコーナーなのですが、これがまあ面白い。
最近は歌詞に「愛」が入っている曲でヨネダ2000の愛ちゃんをずっといじってるけど、それもぜひ続けてください。

金の国といえば、キングオブコント準決勝は2本とも面白くてこれは絶対決勝行ったと思ったんですが、行けなくてとても残念です。エレベーターのネタ、めっちゃ良いネタだったんだけどなあ。ちなみにYouTubeに上がってますのでみなさん見てくださいね。

オードリーのオールナイトニッポン

オードリーにとって、テレビ番組の出演本数でいえば2009年(M-1準優勝の翌年)以来の2度目のピークが来ていて、2人とも忙しいのが如実に出ちゃってる年でした。

若林の悪態の数と春日のトーク内容の偏屈っぷりが増していて、ちょっと聴いていて心配になるレベルでした。

ただ、漫才をやりたい若林とテレビに出たい春日、というすれ違いは解消したようで、爆笑問題の検索ちゃんでやっていた漫才は面白かったです。

春日がテレビ出演本数1位を獲得して、来年以降はどうするんでしょうか。楽しみです。

あと、しんやめのコーナー、もう少しやって。

中川家 ザ・ラジオショー

「日常会話がすでに漫才になっている」コンビの極致というか、正直剛さんのぼやきが漫才中のボケより面白いので毎週楽しみにしています。

吉本の芸人とは先輩後輩問わず何かしらの絡みがあるコンビなので、ゲストトークも「立ち話の盗み聞き」の感覚が強いです。それって漫才の魅力そのものだと思っていて、ゲストを巻き込んで無意識に漫才を成立させるあたり、だらだら喋ってるようで実はものすごいことなんじゃないかと思います。

あと、アシスタントの東島アナですが、あざといけど大好きです。

「クイズ正解は東島」終わっちゃって残念。「中川不動産」もブラタモリ的な魅力があって良いんですけどね。

ナイツ ザ・ラジオショー

「笑い」をテーマにした番組ということで、曲はかけない・ゲストはほぼ芸人、お昼からネタコーナー、とかなり濃いお笑い番組です。

ゲストにネクストブレイクから大ベテランまでを呼ぶ上、明らかに賞レースに合わせてオファーをかけているので、ちょうど話が聞きたいタイミングの人がゲストに来ることが多くてそれが魅力になっています。

そのためお笑い熱が上がるほど面白くなり、昨年は「ときどき聴く」だったんですが、毎日聴くようになりました。帯で2時間半やってるので、週のラジオ聴取時間がものすごく増えちゃいました。

ところで、この番組では塙さんが突然ボケることが多々あるので、お昼のラジオとして成立しているのは土屋さんの役割が大きいんじゃないかと思っています。
若林に「(塙という)天才に振り回されてる」とコメントされる一方で、大吉先生にツッコミを「精密機械」と評される土屋さんらしいです。

でも、土屋さんは「気付いてもらえない」ことをイジられてる時が一番面白い。

サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー

ラジオショーはナイツ・中川家・サンドウィッチマンと漫才サミットの3組が担当していますが、一番お昼のラジオらしいんじゃないでしょうか。

ナイツも中川家もボケ担当が唐突にボケたりぼやいたりするのでそれがエッジになっていますが、富澤さんはあまりそういうことをしないので、良い意味で平坦な番組です。
でも、なぜか退屈ではないんですよね。不思議。

土曜はこれを流し聴きしながら水回りの掃除と夕飯の支度をするのが習慣になっています。

「サンドクリニック」のテーマ曲が流れてくるとちょっとテンションが上がります。

ニューヨークのニューラジオ

昨年より順位がだいぶ下がってしまったのは、それこそ2人が売れ切ってしまって(千鳥やかまいたちのルートに乗った気がする)、「芸人が売れていく過程」という魅力の一つが失われてしまったからなのかもしれません。

芸人ラジオにドキュメンタリーを求めるのはお門違いだとわかっているのですが、あった方が毎週聴いてて面白いのは確かなんですよね。初めての仕事の経験を、1人称で「あの頃」と比べて語ってほしい、というのが僕がニューヨークに求めているものです。

実際、先日2人が初の海外ロケでトラブルに見舞われた話はものすごく面白かったです(嶋佐のコミュ力すげえ)。

彼らが「さよなら花鳥風月ライブ」「シン・りょう」をプロデュースしてるのは自分同様ドキュメンタリーを求めるファンが多いからなのでしょうか。

大御所へのステップアップも見据えていて、売れ切った芸人の振る舞いとしては正解なんだろうけど、ニューヨーク自身のドキュメンタリーが見たいんだよなあ。

水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論

売れていく過程にあった人と違って、随分前に売れ切っている人の番組なので空気が変わることもなく、毎週安定して聴いています。

山ちゃんのトーク力もさることながら、ハガキ職人も充実していますね。メールテーマに送られてくる実話だかボケだかわからないメールが楽しいです。

蒼井優が本当に良い奥さんなのがよくわかるラジオです。

ときどき聴く

ラインナップが昨年とほとんど変わらないのと、毎日聴いている本数が増えた影響でここに入るものがほとんどなくなってしまったので、新しく始まった1本だけ紹介。

パンサー向井の#ふらっと(TBSラジオ/月-木曜08:30-)

「令和のラジオスター」のパンサー向井による帯番組です。

朝の番組らしいニュース解説やエンタメ紹介、中継コーナーもある手堅い構成でお笑い成分は薄めなので、リラックスして聞き流しています。

エンタメ紹介は抜群に上手いし、ニュース解説もしっかり勉強してるのに必死さや嫌味さを感じさせずに専門家から無理なく話を引き出しているし、そりゃラジオスターになるよなあとぼんやり思いながら聴いてます。

けど、ラヴィット!のスタジオからやった回はゲラゲラ笑いました。ジョン万次郎は朝のラジオに出演させちゃダメだろ!笑
相変わらずラヴィットのスタッフは頭がおかしい(褒め言葉)。

しかし向井さんが体壊さないか勝手ながら心配です。

みんなもラジオを聴こう(1年ぶり2度目)

お仕事BGM代わりだったはずのラジオに随分ハマってしまいました。けど、これ以上加速するときっと大変だなあ。

ラジオファンは少なくないようで、先日大学の同級生と久しぶりに集まったら結構な割合でラジオリスナーがいました。

ただ、ことごとくラインナップが人と被らない(Creepy Nuts、フワちゃん、星野源、佐久間さん、バナナマンを聴いている人が多かった)ので寂しい気持ちにもなりました。

みんな、空気階段とマヂカルラブリーもっと聴いてください

2023年は(一番危なそうな)オズワルドの枠継続と金の国の60分拡大を祈っています。春の改変、どうなるんでしょうね。

Amazonのブラックフライデーで周囲の音が聞こえるイヤホンを買ったので、今年も引き続きラジオを聴きながら公私ともに頑張っていこうと思います。

おこがましいですが、パーソナリティーの皆さんに勝手に以下の言葉を言ってこの記事をおしまいにします。

今年もよろしくお願いします。

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