ジェンティルドンナカップ

中京マイルで基本は内枠有利とみて予想したい。

アサケエース
たまに穴をあける。現状2勝クラスは0-0-1-9だが、タイムを見ると大きく負けてはいない。中京も得意で、前走は中京1400mで減量騎手を乗せてのレースでワンパンチ足りない内容で7着。上り2位の脚。2走前は山陽特別でハンデ戦で54k3着。中団で促しつつ進めて流れに乗ってレースをし、ぎりぎりの3着。3走前は連闘で臨んだ千種川特別で57kg。煽ってスタートして出遅れたまま後方で終わる。4走前は平場で2勝クラスなので減量騎手起用で55kgの中、終始外を回された結果、最後に失速。5走前はハンデ戦で54kgで走り、若干前目でレースをした結果、惜しい4着。この馬の買いパターンはハンデ戦で1400mのレース、かつ叩いた後。今回は特別戦でハンデももらえず、休み明け。買い要素はなさそう。

アルディテッツァ
2勝クラスは0-0-2-11。展開がハマれば掲示板にはこれる馬で頭までは厳しい。前走は先行して4コーナーまで2番手だったが、そこから退いての13着。2走前は浅めのブリンカーに変えて連闘策。外枠から楽に先行出来たが、控えての2番手でリズムよく走った結果、0.1秒差の3着。中京1600mは走ってすぐにカーブがあるため、あまり先行争いしたくなかったとのことで、結果的にテンで使った脚で最後に甘くなったとのこと。3走前は中京1400mだったが、オーバーペースになってしまい、直線を迎えるころにはバテて終わる。4走前はダートで終わる。揉まれると良くない馬なので、外枠から前に立つ必要があり、内枠なら軽視。理想は小頭数で外枠。もしくは周りのテンが遅く、楽にハナに立てること。中京は比較的得意だが、展開面での利点が欲しい。前走はさすがに負けすぎだが、鞍上がノリ替わって吉田隼人になると少し怖い。それでも頭は厳しいと思うので来ても3着。

カケル
きたら諦める。

グラウクス
ムラのある馬で3着の時は全て人気薄。ただし全て1200mでのレースであり、ここに来てマイルは流石に距離が長い。ただ折り合いはつく馬なので追い込みが届く展開になったり、もっとペースがゆったりになれば対応できる可能性はある。雨でも降って時計のかかる馬場になった方が良い。開幕序盤の高速馬場はあまり合わない。

コスタボニータ
デビュー以来掲示板なし。デビューは出遅れて後方からになったが、他馬が避けたインをついてぐいぐい伸びて2着。2戦目はイレ込みがキツかったがレースに行くと幾分マシになり、しっかり手前も変えて2着。3戦目は中1週でスタートを出たが、流れが遅過ぎてしまい、前が止まらない流れで5着。2走前は牝馬限定でイレ混み気味だが、スタートは良く、完勝。前走の昇級戦は大外枠から外を回って勝負所で楽に相手を突き放して完勝。稍重の馬場も良さそう。左右は特に問題なく、中京も経験あり。牝馬で斤量も軽いし、ここは有力候補。

セントウル
2勝クラスの成績は0-2-3-9で毎度大きくは負けない。ただ惜しい競馬がずっと続いており、ワンパンチたりなさそう。毎度いい脚を使うので上がり3Fは3位以内のことが多い。前走は後方からで直線はジリジリと伸びて6着。2走前は1800mで直線は前が塞がる不利で脚を余す。3走前は賢島特別で追い込み競馬をするものの狙ったスペースがカットされて十分に追えずにゴール前では頭を上げた。結構不利を受けているが、これも脚質的には仕方ない。

以下は賢島特別のメモ。
"中京で走るセントウルってなんかフラグ感ある。2年近く2勝クラスだが、0-1-3-7で2桁着順はなし。堅実に走るが、勝ち切らない。トビの大きい馬で直線の長い中京はプラスだが、今のボコボコした馬場は苦手だろう。外の綺麗なところで差す競馬か良さそう。しれっとチャレンジカップに出ているが流石に場違い。2度の脚部不安があるが大崩れはしない。マイルがいいが、少し力みがちで距離短縮はプラスに出るだろう。逃げてもいいし、後ろからでもいいし、ゲートも安定しないので出たとこ任せな競馬になる。ペースの速い競馬の方が良く、1400mのハンデ戦ならハイペースになるかもしれない。ここ2走も3着、4着と成績は良くなってきているし、ここで勝てるかどうか。勝つだけのポテンシャルは持っている。ただここをかてたところが頭打ちかと思われる。"

休み明けで開幕序盤の馬場。比較的馬場は綺麗だろうし、スムーズに捌くことができれば頭まではあっても良い。

ゼンノミチザネ
ディープ産駒なのにずっとダートを使われていたが、そもそも未勝利を勝てずに地方で走って戻ってきた馬なので能力が足りていない。久々の芝でどこまでやれるか。

タケルラスティ
ずっとダートを走っていたが、3走前に芝に戻した。ここ3走共に末脚を生かす競馬をしているし、全て上がりは3位以内。どれも1秒以内の決着で大きくは負けていない。3走前は55kgで芝初戦だったが、9着。2走前は雨の降る稍重の馬場で定量戦でも最後に末脚を爆発させて4着。前走は4コーナーから鋭い末脚を繰り出して8着も55kgを背負った2走前と比べて57kg背負って0.1秒差。競馬場は違うが。速い上がりを要求されると厳しいが展開がはまれば突き抜けてくる可能性はある。鞍上は坂井瑠星に変わるし、ここは大穴で狙いたいところ。

テーオーアマゾン
前走は小倉1200mで6着も1着とは1.5秒差。折り合いの難しい馬で1800mや1600mにも出ているが結果が結びつかず。逃げて息が保つのなら良いが、基本は最後に垂れて終わる。頭までは厳しい。馬券内も内前有利な展開を味方につけられなければ厳しい。

トーホウディアス
前走は昇級戦で57kgを背負って先行して7着。2走前が1勝クラス勝ち上がりで減量騎手で53kgを背負ってクビ差の1着。力みやすく、折り合いの悪い馬なので前走のように距離延長は付かない。逆に今回のように距離短縮はプラスだが、定量戦で通用するかどうかは微妙。勝ち上がりのレースもやや低レベル戦で軽斤量勝ちだけあり、ここは様子見が妥当か。

ファイアボーラー
浦安特別と重複登録しているが、浦安特別を除外されたらこちらという感じか。というのもメインは1200mで走ってきており、ここで1600mへの延長はあまり期待できない上に1200mのダート戦と重複登録しているあたり勝負気配は感じない。速い時計も苦手で多少なりとも雨が降らないと厳しい。

ルフィアンキック
厳しい。

レッドロムルス
こちらに出てきてから考えるが基本は厳しい。

ロールアップ
新馬戦、1勝クラスと2連勝し、前走が昇級戦勝つ初の古馬戦で五頭連峰特別で5着。1勝クラスは割とギリギリの勝ち上がりで川田が最近お得意の今できる精一杯の走りをしましたとのこと。逆にいえば川田的には特にミスしていない走りになるので力を出してこの結果。前走はこれまで上がり1位だったのに上がり3位(とはいえ上がり32.9秒でほぼ限界に近く、上がり最速も32.7秒)で、出遅れて後方からになった。さらに途中はペースが緩んで届かずというレース。出遅れが痛恨だった。器としてはここは通用しても良いし、叩いた上積みもありそうで鞍上は川田に変わると考えると流石に軽視はできない。1勝クラス勝ちも中京マイルだし、舞台的にも問題はない。

以上で印は
◎コスタボニータ
○ロールアップ
▲タケルラスティ
☆セントウル
△トーホウディアス

このメンツならトーホウディアスまで抑えても良い。ただ頭は3歳馬2頭か、展開が合えばタケルラスティか。




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