エリザベス女王杯は本当に惜しかった。シンリョクカ本命も展開や馬自身の力を加味するとスタニングローズの印を上げたけど、結局ラヴェルは枠的に厳しいとみて切ってしまったのがすべての敗因。ただ素直にスタニングローズからワイド・単勝を買っておけば…という気持ちが強く残ってしまった。結果的に単勝9.5倍だったのを考えるとなんておいしい単勝だったのかと思うしかないレベル。 まあそれを考えてもやむなしではあるが、結果的に言えば、ちゃんと自分の選んだ馬は割と好走していたし、それなりに能力を出し
福島2000mはスタンド前の直線を延長したポケットからのスタートとなり、直線はほぼ下りの500mのレースとなる。必然的にスタートは速くなり、馬群は縦長になりやすい。パンサラッサやユニコーンライオンはこれをうまく利用して逃げ切ったが、先週の馬場を考慮すると基本的に逃げ切るのは容易ではない。1000m通過時の平均も1分を切ることが多く、2018年以降すべて1分を切っている。特にパンサラッサが逃げ切った2021年は57.3秒で超ハイペースだった。それでも4馬身差でパンサラッサが勝っ
比較的荒れやすいレースというイメージだが、割と荒れていたのは阪神開催だった2020~2022年だった時で昨年は京都に戻って万馬券の出ない荒れていない決着。その前もラッキーライラックの2連覇でド級に荒れたというほどではない。2020年も大して荒れてはいないが。 それはさておき、京都2200mは外回りのコースでスタートがスタンド前だが、1コーナーまでが400m近くあるため、最初のテンが速く、ここでポジションがほとんど決まる。その後、1コーナーの入りでペースが落ち、1400mまで
東京芝2000mでコース替わりの週となっている。コーナーのポケットからスタートして130mで2コーナーがあり、外枠の馬は内に入るまでの距離が長く、ロスが生じやすい。外枠は基本的に不利なコースではあるが、フルゲートになることはほとんどなく、過去に最後に18頭が出走したのは2017年でしかも雨の降る不良馬場だった。基本的には高速馬場で標準~1秒くらい速い時計が出やすい日程。トラックバイアスもあまりなく、内が有利というわけでもない。ただ外枠はポジションを取りにくくなるため、有力馬じ
先週の秋華賞はボンドガールとミアネーロから買って的中したはいいものの、相手が堅かった。府中牝馬Sも本命シンティレーションが2着に激走してくれたものの、1着がブレイディヴェーグで一切馬券には入れていなかったので痛恨のはずれ。 かなりへこんだが、前向きにとらえるとちゃんと馬を評価できていたのは良かったと思う。ブレイディヴェーグは評価できなかったけど。 さて今週は菊花賞。まずは去年の菊花賞の記事から抜粋。 ”菊花賞は京都の外回りをぐるっと一周半するコースで高低差4mの起伏を2回
東京1800mが舞台の牝馬戦で過去を見ても逃げ切りもあれば差しも決まるレースとなっている。基本的にはテンが流れるレースで末脚勝負になりやすい。その分、距離短縮でペースに置いて行かれる馬も多く、どちらかといえばマイルからの距離延長の方がよさそう。昨年はディヴィーナが逃げ切り勝ちをしたが、これはスローペースで後続にも放置されており、前が止まらなかった。2017年もクロコスミアが逃げ切り勝ちをしているが、この時もマイペースの逃げが叶ってスローペース。例年だと1000m通過は良馬場で
京都2000mは3~4コーナーに急坂があるが、それ以外はほぼ平坦コースとなっている。ただし、残り800mの地点からはほぼ下りになるため、勢いがつき、秋華賞では特に中盤も流れるため、先行馬が苦しくなるパターンが多い。 アドマイヤベル フローラSで勝利し、オークスは9着。 以下はオークスのメモ。 ””まずはフローラSのメモ "新馬戦はゲートで出遅れて向正面では寄られて最後尾まで下がるロス。そんな中でも4コーナー14番手から大外を鋭く伸びて1着。新馬戦でこの脚とこの競馬ができ
10月5日は雨予報だが、そこまで降るわけでもないのでダートは時計が速くなるが、芝は開幕週もあってそこまで変わらないと予想。 東京6R ダート2100mでぐるっと一周するコース。 ブロンディール 地方から戻ってきたが、未だ馬券内はなし。中央転入緒戦はダート1400mだったが、そこから4戦は芝で通用せず、前走は休み明けで再びダートに戻して10着。切れる脚がなく、ダートの長丁場は合っているかもしれないが、東京よりは地方や中山向き。上積みもなさそうで様子見。 ヴァズレーヌ 前走
今週は現地に赴くのでサウジアラビアRCの予想を行う。 とはいえ、小頭数で1頭は圧倒的に強いという感じなので相手探しということになる。 アルテヴェローチェ 前走は札幌の新馬戦で1着。時計面は優秀で加速ラップということからもまだ時計は詰められる。クビ差2着のヒシアマンはここにも参戦してくるが、前走でV。新馬戦特有のスローペースで上り1位の競馬をして現時点では特に割行く要素はない。モーリス産駒で距離もマイルくらいがちょうど良さそう。鞍上が武豊から変わるのは若干の割引ではあるものの
ローズステークスはチェレスタとレディーヴァリューからワイドを買って当たったが、セキトバイーストは距離適性がないと思ってばっさり切ってしまった点は反省。ただレガレイラがこの枠から前には行けず、届かないという見解はばっちりだった。セントライト記念でアーバンシックがやったような競馬をレガレイラがやっていたらわからなかったなとは思うけど。 というわけで今週はオールカマー。今週から中山はCコースを使用し始める。内芝はもちろん回復で、3年前のウインマリリンのような内枠をスムーズにコーナ
例年は阪神2000mで施行されるが、今年は中京2000m。2020年~2022年も同様に中京2000mで施行されていたが、いずれも開催4日目でAコース使用。今年のローズステークスは中京4日目ではあるが、中京開催自体は夏競馬から続いており、連続開催としては12日目。また中間は結構雨が降っていたり、芝もかなりあれており、先週は3~4コーナーの内側はほぼ剥げていた。 今週はBコース替わりとなり、ある程度内芝の痛みはカバーされるとは思うが、荒れ具合を考慮するとカバーしきれない部分は出
Aコース使用6日目の新潟開催。 まだ芝も問題なさそうで直線の長い平坦なコースだけにスピードが試されやすい。 ディスペランツァ ファントムシーフの弟で3歳馬。アーリントンカップ勝ちですでに重賞を制覇しており、前走は本命に指定するも7着。 以下はNHKマイルカップのメモ。 ”前走はアーリントンカップで1着。鞍上がモレイラだったのでだいぶ神がかった騎乗にはなっていたかもしれないが、前残りのレースで上り32.4秒を使って差し切ったのは能力が高い。折り合いも悪くはないし、ラスト1ハ
なんと今年は中京で行われる小倉記念。中京記念と小倉記念、逆にすればよかったんじゃないのってめっちゃ思う。 中京競馬場の開幕週となり、基本は前有利と考えてよさそう。中京で行われる小倉記念は参考になるレースがないが、もちろんコーナー角は小倉に比べると中京の方がはるかに緩やかなカーブとなっており、直線距離も小倉は293mなのに対して中京は413mと100m以上伸びる。 スタートは直線の上り坂の中間からでテンのスピードが出ないため、最初のペースは落ち着きやすい。そのため、逃げ先行馬は
札幌競馬場のダート1700mの曲率はほぼ京都と同等でコーナー角としては大きい。ただし、直線距離は264mと短いため、必然的にコーナリングの途中からスピードを上げていくことになる。後方からのまくりもよく決まるコースになっているので、函館で届かなかった馬には要注意か 今週は天気も良さそうで、良馬場のダートを想定して予想。 フルム 大沼Sは上り2位の脚を使うも4コーナー9番手から届かずの5着。 以下は前走のメモ。 ”前走は欅Sで9着。1200~1400mでしか走ったことのない馬
今年の中京記念は小倉1800mで開催。ちなみに2022年、2021年も小倉開催だったが、2022年は芝の状態もよくベレヌスの逃げ切り勝ち。ただし、2着はカテドラルで後方から突っ込んできた。2021年は開催日程が少し異なり、開催6日目。参考にすべきは2022年だろう。 2022年の中京記念のイントロは以下。 ”中京記念は変則開催の関係もあって今年も小倉開催。去年も小倉最終週の開催ではあったが、2021年は小倉開催6日目であり、今年は開催8日目となり、馬場の荒れ具合は去年よりも
函館2歳Sは結構荒れやすい重賞な割に意外と当てやすい。というのも多くの馬が新馬戦で逃げて勝っており、まだ気性の幼い馬も多いので前が速くなり、差しが決まりやすい。 ここ2年はダート馬が穴をあけているが、重馬場もあるが、荒れ馬場でスタミナを要求されており、また、砂をかけられた経験や揉まれた経験もダートの方が多いため、辛抱強い馬が多い。 スピードを要求されるというよりもスタミナを要求されやすい。 ヴーレヴー 前走は函館1200mの新馬戦。逃げて1着となったが、7頭立ての2番枠で逃