長篠S

7頭立てであんまり食指は動かないけど、通勤時間でサクッと予想できそうなのでサクッと。

ヴァトレニ
グラスワンダー産駒。グラスワンダーってまだ種牡馬引退してないんだっけ?って思ったら2020年に引退していた。今年は唯一の産駒でラストクロップとなる馬を最後にグラスワンダー産駒は終わる。ちなみにグラスワンダー産駒唯一の2歳馬の名前はファイナルワンダー。母は3勝クラスまで活躍したサトノフェアリー。頑張って欲しい。
思わず違う話をしてしまったが、ヴァトレニ。3勝クラスは2走して6着、3着。デビューが遅く、3月にデビューしてから安定して使われて1年で3勝クラスまで勝ち上がったあたり能力は高そう。洋芝条件が合うのか、札幌1500mで3連勝しており、もしここで負けても夏の北海道開催ではまた狙いたい。2走前のレインボーSは初のコーナー4つの中山1800mで急坂もあまり経験がないせいか、最後の直線で伸びを欠いた。ただコーナー4つは苦にしなかった点はプラス。前走は元町Sで阪神マイルだったが、前で踏ん張りが利かず、3着まで。2着のワールドバローズとはハナ差の決着。前有利な馬場や重い芝で狙えるタイプで、軽い芝は多分向かないだろう。また前走の後に中山マイルの若潮Sに登録していたが、フレグモーネになり取り消し。これが1/9の出来事なのでまだフレグモーネは治ってないと思う。ここは注意。小頭数でスローペース濃厚なので前有利かもしれないが、フレグモーネの疑いが晴れないので様子見が妥当か。

エルカスティージョ
前走2勝クラスを勝ち上がり、3勝クラスは昇級緒戦。クラスが上がるとタイムも速くなり、ペースも異なってくるのでそれに対応できるかどうか。とはいえまだデビューから6戦しかしておらず、G2のフィリーズレビューでも5着の実績があるあたり、オープンには行けそう。新馬戦は前に行きたくなく、抑えて控えた結果、1着だったが、フィリーズレビューも同様に抑えたところ、後方に下がってしまい、直線も狭いところを割ることができなかった。続く橘Sはリステッドだったが、発馬で躓き、前有利な馬場で届かずの8着。参考外で良いだろう。休みを挟んで1勝クラスからスタートしたが、出遅れても1着の強い競馬。続く2勝クラスは行きっぷり良く、折り合って3コーナーでは少し位置が下がるも直線は盛り返して3着。そして前走は快勝。新馬戦から一貫して1400mを使ってきており、長篠Sが初めてのマイル。ただ近2走のコメントを見ると1400mは忙しそうでラストスパートがワンテンポ遅れるらしい。1600mへの延長はリズム面ではプラスに出るかもしれない。距離が長いという結果になる可能性も十分にあるが、斤量52kgはずるい。

ケルティックソード
新馬戦は芝で、その後は3勝クラスに上がるまでずっとダートを使ってきた。5走前から芝に戻した(一回ダート挟んだが)。芝に戻して初戦の5走前しらかばSは札幌1200mのハンデ戦で3着と大穴を開けた。洋芝条件はパワーがいるのでダート馬でも比較的好走しやすいイメージがあるし、短距離戦で軽斤量ハンデはまさに大駆けのトリガー。事実、4走前は同じ洋芝条件でも定量戦になり、54kg→57kgと斤量が増えた結果、しんがり負け。3走前はダートで2走前は再び洋芝で距離は1500m。夏場は熱中症気味だったらしいが、やはり斤量57kgではこのクラスでやるには通用しなさそうで9着。前走は休み明けでハンデ戦のマイルに出るも7着まで。やはり短距離の半打線が良いのか、それとも洋芝も良いのか。いずれにせよここを勝ち上がるだけの力はないし、9歳の牡馬。ここで頭打ちだとは思う。ただ前走は休み明けで今回は叩き2戦目のハンデ戦。7頭立てと小頭数だし、3着くらいならあるかも。

ジャカランダレーン
4歳牝馬で52kg。3勝クラスは4着1回。ぱっと見この馬が中心かね。前走は昇級緒戦で終始外を回された分、伸びに欠いた。今回は小頭数で外をロスしながら回される心配はないし、力を出せそう。ただ右回りの成績が良く、左回りは0-0-1-1。中京1400mだがソングラインがぶっちぎった紅梅Sは4着で速すぎる時計決着は向かなかった様子。ここはあっさり勝ってもおかしくはない。

ソウルトレイン
3勝クラスは3戦して馬券内はないが、超ハイレベルのストークSで7着。1着との差も0.5秒と大きく離されてはいない。昇級緒戦も4着だし、この2レースの勝ち馬はグランデマーレにエアロロノア。エアロロノアはリゲルS勝ちだし、グランデマーレはニューイヤーSでカラテとクビ差の2着。どちらも十分に強い馬に負けてきた。エアロロノアに負けた3走前は7ヶ月半の休養明けの+30kg。多少余裕があったが、この大幅増で4着なら成長分も30kgの中にはかなり含まれていると言っても良いだろう。2走前は-6kgで絞り、上積みもあったが、まだ太いのと稍重の馬場が堪えたか。そして叩き3戦目の前走は-10kgと大きく絞ったもののアオるようにスタートをして出遅れて後方。デキも落ちていた様子。そこから7ヶ月の休養を挟んで今回。左回りは0-0-0-3で成績を残せていないが、前走のデキ落ち、G1のNHKマイルカップ、コントレイルがレコード勝ちした東スポ杯2歳Sと前走以外はどう考えても無茶なレースだったので左回りで成績悪いのはそこまで気にしなくても良さそう。特筆すべきは今回しれっと転厩をしていること。西村厩舎から昆貢厩舎に転厩し、鞍上も昆貢厩舎の勝負ジョッキーこと横山典弘。休み明けでいきなりとはならないかもしれないが、これに馬体重を大きく変えてきたら要注意。 

トウケイミラ
3勝クラスは6戦して馬券内なし。ただ1秒以上負けたのは1度だけでこのクラスで勝負になってないというほどではない。3走前に5ヶ月の休み明けだったが、+16kgでイレ込み、最後は脚が残っておらずにしんがり負け。連闘で中京マイルに出るも8着まで。そして前走は52kgで7着とやはりワンパンチ足りていない。小頭数で能力の差が出やすい分、通用するかは微妙だけど、前走は大外からの競馬でも7着で3着とは0.1秒差。上り1位の脚も使えているし、3着くらいならある。

ワールドバローズ
有馬記念デーのWIN5戦犯。WIN4まで行っていたのに、4コーナーで僕が買っている馬をほぼ全部外に弾き飛ばしてAJCC出走のエヒトが楽々1着。これも競馬だね。と思っていましたが、その馬はワールドバローズじゃなくてワールドスケールでした。すみません、ワールドバローズさん。
ワールドバローズはG3のアーリントンカップ5着以外はパーフェクト連帯。前走もエアファンディタの圧勝ではあったが、3着のヴァトレニとハナ差の2着。大外から内に入り、少し外に張りながら走るもヴァトレニを最後に差したあたり、着差以上に強そう。以前はズブい馬だったが、最近ではズブさも解消されてきており、少しずつ本格化の兆しを見せている。これはさらに上でも活躍するかも。

以上で印は
◎ワールドバローズ
○ジャカランダレーン
▲エルカスティージョ
☆ソウルトレイン
△残り3頭

7頭立てなら3連単で3着総流しで良さそう。というのもこれは無理だわっていう馬はぱっと見いないので◎と○以外は混戦っぽい。ただ当てるのは割と簡単そう。
◎→○▲☆→総流し
◎⇔○→▲☆
◎→▲☆→○
○→▲☆→◎
とかでも良いかも。
思い切ってヴァトレニは切ってみても面白そう。
正直この頭数で当たってもドヤァって言いたくはないな。
ワールドバローズ本命で当たりました!って言われても一番人気じゃんって言われそう。まぁそういうレースになる可能性が高いということだね。

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