丹頂S

アスティ
やっと2勝クラスを抜けたという馬でオープンクラスでやっていくには力が足りていない。ハンデ戦なので斤量は51kgだが、3勝クラスを飛ばしてオープンクラスにきたところで時計が圧倒的に足りていないと思われる。

アドマイヤアルバ
もうアドマイヤアルバを買うタイミングは来ないと思う。相当展開に恵まれないと難しい。

ゴールドギア
前走の札幌日経OPで2着と好走。札幌日経OPでは重い印も打っていたし、よく好走してくれたという内容。和生もゴールドギアの乗り方をよくわかっていたし、前走より斤量は2kg減ることを考えるとここはチャンス。

以下は札幌日経OPのメモ。
"""この馬がいたから札幌日経OPの予想をしようと思った。10頭立てならまあ入ってもおかしくはないかなと思える。

去年の福島記念のメモ。
””前走狙ったが、11着。前走狙った理由は以下の通り。
"オープンクラスでは通用しなさそうだったが、ついに2走前にリステッドで1着。前走は目黒記念で2年連続の5着。長くいい脚を使うタイプなので中山の外回りは合うだろう。前走は超スローの目黒記念だったので出足の遅いこの馬にとっては致命的。そんな中でも3コーナーでかなり押し上げての5着なのだから、やはりいい脚を持続させている。使い詰めるよりも休み明けの方がパフォーマンスが上がるようで、2走前のメトロポリタンSは直線に入ってから長く鋭い脚を使ってパルティアーモも差し切った。この時は3コーナー中間あたりからギアを上げ始めて800mくらいずっといい脚で来ている。ハイペースで前が潰れたというわけでもないし、前で競馬したい馬が多い今回なら意外と有利に運べるかも?白富士Sは疲れが抜けておらず、直線は手前替えを何回もしていた様子。そのためにいつもの足は使えず。4走前のステイヤーズステークスは流石に距離が長すぎた。5走前はアルゼンチン共和国杯だが、長くいい脚を使うこの馬にとっては合わないペースになりがちなレース。目黒記念のようにハイペースになりがちなレースが良いだろう。またセントライト記念で田辺が好騎乗をしたように、今回も同じコースの分、好騎乗を期待できる。ここは穴として狙いたい。"
オールカマーでは田辺もスタートしてからガツンと来るところがなく、最後はバテた馬を交わした程度ではっきりとした敗因はわからないとコメント。敗因のはっきりしない馬は狙いにくいが、長くいい脚を使うのでここでもまだチャンスはないか。小回りに合うかはわからないし、鞍上な永野になるのは流石に割引。永野はルーキーでも上手いと思うが、流石に初重賞でいきなり通用は厳しいかも。ここは様子見が妥当か。””

長くいい脚を使い、前残りの2年前の目黒記念での5着を評価。相変わらず上りの脚は使えるし、前走の目黒記念も前残り決着。大きく回れる札幌なら長くいい脚もいい方向に出ないかなということで狙いたい。"""

同じ舞台なら引き続き狙う。

サトノラディウス
まずは前走のメモから。

"3勝クラスで頭打ちになっている馬で前走が転厩緒戦。上がり勝負になると厳しいが、長くいい脚を使うタイプ。長距離の方が良く、2600mを狙ってここに登録したと思われる。洋芝は初めてなので未知数だが、ハンデももらえない条件ではちょっと厳しい。小頭数でゆったりとしたペースになるだろうし、切れ味勝負になる可能性はある"

結局前走は1秒以上の差をつけられて負け。斤量は4kg減って52kgとなる分、楽には戦える。脚質的にも差し追い込みで最終日の荒れた馬場なら巻き返しはあってもいいかもしれない。

ジェンヌ
札幌日経OPに登録していたと思うが、回避したのかな。2勝クラスの馬なので斤量は48kg。騎手を確保できるかどうかというところだし、確保できたとしても軽斤量のルーキーになる可能性も。洋芝の長距離という条件は合っていて洋芝で2連勝。ただし先月まで未勝利戦を走っていた馬でまだ1勝クラスを勝ち上がったばかり。2勝クラス、3勝クラスをすっ飛ばしてオープン戦に来てももらえる斤量は48kgが限界なんですかね。たとえここで勝っても斤量を増やしてオープンクラスで即通用とはいかないだろうし、あんまりここを使うメリットもなさそう。多分長丁場の洋芝というコース設定のレースがあまりないからだと思うけど。52kgを背負った前走は札幌2600mで2.42.2。その前の週の札幌日経OPはハーツイストワールが2.41.5で0.7秒縮める必要はある。ただし荒れた洋芝でもっと時計がかかると考えると時計自体は足りるかもしれない。

タイセイモンストル
前走は惨敗。函館記念組でもスタミナの浪費はなかったように思える。とは言え、この馬は逃げ馬ではなく番手でプレッシャーをかけたい馬。脚質的にも最終日の荒れ馬場は合わず、粘り強く残るタイプでもないのでここは単純に軽視。

ディープモンスター
今年の白富士S以来のレース。白富士S組は基本的に軽視しちゃいけない。ゴールドギアに先着しているが、そもそも今回とはレースの質が全く異なるので気にしなくても良さそう。半年以上ぶりのレースで途中も除外されまくっており、やっと久々に出られる。今後重賞でやっていくためにもここは賞金を稼ぎたい。前走は時計が速すぎた。菊花賞は5着でよく頑張ったと言える内容。気性面に問題はあるが重賞でもやっていける能力はある馬。レベルの低いメンツが揃っているここではトップハンデとは言え、頑張れると思う。

テンカハル
前走は格上戦ながら4着と健闘。

以下は前走のメモ。
"3勝クラスで足踏み中。前走は2000mで距離が短い。やめてしまう面もあるらしい。持久力を問われる流れなら良いし、前走は余裕のない競馬の中でも6着と頑張れた方。大阪ーハンブルクカップで52kgを背負って2着だったのは評価したいが、今回は別定戦だし、56kgでは厳しい。ここ3走は後方からの競馬になっているし、もっと前目で競馬したいところ。"

前走はスムーズに運んだし、ペースも完璧。そんな中での競馬で4着なのだからおそらく実力通りの結果。今回もおそらく同じ競馬だがどこまで粘れるか。あまり評価は高くない。

プレシャスブルー
新潟記念に行ってほしい。

ボスジラ
前走は定量戦で捲ってきたゴールドギアのペースアップにも対応できたが、結局ズブくて届かず、ゴールドギアに1馬身差つけられる結果に。今回はゴールドギアが55kgでボスジラは56kg。前回と同じ競馬をされるとゴールドギアに先着される可能性は大いにあり、頭までは堅いとは思えない。

以下は前走のメモ。
"長距離が苦手な鞍上に目をつぶれば、ここで一番力が上位なのは間違いなくボスジラ。前走はメトロポリタンSで3着。トビが大きく小回りよりかはローカルでもコーナー角の大きい札幌はプラスだろう。ブリンカー効果も多少ありそうで、じわじわと脚を使う。大阪ハンブルグCはじわじわと脚を使っての4着。抜けているわけではないがメンツ的にはここは上位になる。ただ安心して軸という感じもなく、心もとなさが同居している。洋芝適性は高いが、衰えが来ているような成績。"

安易に軽視はできないが、重い印も打たないと思う。

マンオブスピリット
前走は札幌日経OPで7着。正直色々と噛み合うと思っていたが、案外な内容。

以下は前走のメモ。
"なんか函館SSに登録していたような気がするが、結局除外されてここへ。そもそもこの馬を一気の距離短縮でスプリント戦に使うのはちょっと間違っているような気はする。
毎度毎度穴指定するのだが、なかなか馬券になってくれない。ただ去勢してからは出遅れることもなくなったし、末脚はあるはずなので、オープンクラスくらいのレベルならチャンスはなかろうか。小頭数はプラスに働きそうだし、直線で一気に突き抜けてほしい。"

前走は喉の手術明けで叩いて2戦目。去勢してからは安定してゲートを出るし、問題はなさそう。前走は追い切りで遅れていたし、今回は上積みも見込める。斤量も54kgだし、そろそろ穴を開けてくれないか。

ヤシャマル
2年ぶりの右回り。左回りが得意というわけではないが、左回りのイメージは強い。ただし、血統を考えるとキズナ産駒なので右回りは良いし、スタミナも豊富でパワータイプ。鳴尾記念は大きく崩れてしまったが、最後方からはいい脚を使えなかった。かつてはハーツイストワールに1馬身差つけて先着した過去もあるし、54kgならここは普通に通用する場面。2600mが長い可能性もあるが、落ち着いたペースでゆったりと追えば問題はなさそう。脚を溜めて最後に爆発させられれば一気に突き抜ける可能性はある。ただし右回りに洋芝という条件は初めてなので過信は禁物。

ロードトゥフェイム
前走は左回りに2000mとなれない条件で15着としかたない内容。2走前のサンシャインSは得意条件かと思われたが後方で脚を溜めても最後には突き抜けることがなく、7着。格上戦で斤量が52kgになる点はプラスで九十九里特別で同着だったベスビアナイトはオープンクラス入りしており、札幌日経OPで8着。九十九里特別は好時計だったし、通用する力はありそう。ただゲートが安定しなかったり、ずぶかったりと安定感がない。52kgなら通用すると思うし、脚質的にも差し追い込みで差し有利な馬場で活躍はしそう。抑えに入れておきたい。

というわけで印は
◎ゴールドギア
○ディープモンスター
▲ヤシャマル
☆ロードトゥフェイム
△マンオブスピリット、ジェンヌ

この6頭で印は足りると思う。

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