川口優孝@退職面談の専門家

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川口優孝@退職面談の専門家

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退職アンケートが企業文化の「健康診断」になる理由

企業にとって、退職は避けられない現象です。しかし、ただ退職者が出る度に手続きを進めるだけでは、多くのチャンスを逃しているかもしれません。退職者アンケートは、単なる「退職理由の収集」を超えて、組織全体の文化や環境を見直す絶好の機会です。では、なぜこのツールが「企業文化の健康診断」として機能するのか、深掘りしていきます。 1.アンケートの本質的な役割 退職者アンケートは、表向きは退職理由や改善点を知るためのものです。しかし、それ以上に重要なのは、「退職」というタイミングが従業

    • 退職面談とアンケートが生む「見えない声」を聞く力

      企業が成長するためには、従業員の意見やフィードバックを適切に活用することが重要です。その中でも特に見落とされがちなのが、従業員が退職時に残していく「見えない声」です。この声をしっかりと聞くために有効な手段が、退職面談や退職アンケートです。 多くの企業は、退職理由を表面的な「一身上の都合」や「キャリアチェンジ」として処理しがちですが、実際の理由はもっと複雑な背景を持っています。働く環境、人間関係、評価制度、成長の機会、会社のビジョンに対する共感など、従業員一人ひとりの思いには

      • 「退職面談の新しい捉え方」単なる確認ではない、未来への投資

        退職面談というと、多くの企業では「形式的な確認作業」というイメージがつきまといます。しかし、実際には退職面談は、企業の成長や未来のための重要なデータを引き出す絶好の機会です。単なる「去る人の理由を聞く場」に留まらず、より深い洞察を得るための貴重な時間として捉えるべきです。 退職理由の「本音」に迫る 退職する社員が表向きの理由を語ることはよくあります。「キャリアチェンジ」や「家庭の事情」など、一見当たり障りのない理由が提示されることも少なくありません。しかし、企業が真に注力

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