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テラリアをプレイしながらハマった漫画。

みなさんは『テラリア』というゲームをご存知でしょうか?

『マインクラフト』(マイクラ)に似てるゲームとして世界中で人気の横スクロール型のモノづくりアドベンチャーゲームです。

簡単に言えば、砂遊びです。

その辺の砂を集めて、いろんな建造物に見立てた遊びがデジタルで表現されていると言えば分かって頂けるでしょうか。

初めてゲーム画面を見た時は、これのどこがそんなに面白いのかと思ったものですが、今ではすっかりハマってしまいました。

動画を見ても、ファミコンのようなドットで描かれたグラフィックでいまいち何をするゲームか分からないと思いますが、実況動画を見るより自分でプレイすれば、時間をあっという間に持ってかれるくらいの中毒性があります。

そもそもこのゲームの発売は2011年。僕はPS3で無料体験版を半信半疑でやってハマり、製品版を買い、その後PS4、vita、wiiU、3ds、そしてスイッチ版を買ってしまいました。

なるほど、シリーズ作品なのですねと思ったそこのあなた!

違います!

全部同じ内容です!

2011年以来、ずっと無料アップデートされているので原型は同じです。マイクラと同じく一度買えば、ずっと遊べます。

今時の課金ゲームからすると嘘みたいな話ですよね。

でも、この二つのゲームはそれにも関わらず世界中でプレイされていて、とんでもない利益を挙げているのです。

アップデートを課金制にした方が儲かるのではないかというくらい太っ腹。でもだからこそ、特にマイクラはプログラミング教育にまで活用されるくらいに普及したのでしょうね。

また、僕のように移植される度に買ってしまうような人もわりといるのかもしれません。

スイッチ版を買った理由は、パソコン版に準拠した最新のアップデートに対応しているのと携帯モードでプレイできる点。テレビを見ながら、ひたすら地面を掘ってまだ見ぬレアアイテムや自分だけの建造物を作りたいという、ただただ暇つぶしの作業に浸りたかったのです。

正直言って、一日全部の時間を奪われました(笑)

ゲームって、画面の向こうでやった事は現実にはほとんど意味が無いのですが、不思議な事にバーチャル上で作った自分だけの世界に癒される自分がいます。

自動生成された世界でアリの巣のように縦横無尽に自由に地面を掘って、地下の洞窟を探検するだけのゲームですが、なぜか一心不乱にあと少し、もう少しと何度もゲームオーバーになりながら単純作業を繰り返してしまいます。

持ち帰った素材で家や家具、装飾品、武器・防具を造り出し、襲って来る敵に備える。倒した敵から得た戦利品でさらに自分を強化し、強大な敵を倒す。

と、一応ゲームらしい目的はあるのですが、チキンプレイの僕は、粗末な自分の家を守りつつ、地面を掘ってるだけでいろんなゲーム機でプレイしているわりには序盤の域を出ません。

このゲームは、今いる世界に飽きたら、また別の世界を同じキャラで探索できるため、終わりなく楽しめます。

ドラクエで言えば、お城の周辺でひたすらスライムを倒す事に没頭し、ストーリーを一向に進めないようなものです。

ちなみにこのゲームにはレベルの概念が無いので、素材のみで強くなるしかないため、いくらスライムを倒してもジェムという素材しか手に入りません。

しかし、このジェムを木材と掛け合わせるとたいまつになり、暗い洞窟を探検する際に照明と目印代わりに使えます。もちろん他にもいろんなものと組み合わせる事で様々な道具を生み出すことができます。

ところで、このゲームをプレイしながら、huluでとあるアニメに出会いました。

『十二国記』と『鬼滅の刃』を人に薦められ、ある程度見ていたのですが、この『Dr.STONE』があまりに面白くて第1シーズン24話を全て一気見してしまいました。

まずストーリーがいきなりスゴイ!

ある日地球を謎の光が覆い尽くし、全人類が石化してしまいます。

光を見た者が視力を奪われ、植物に襲われる

を一瞬思い出しましたが、全人類が石化しただけで話は終わりません。

物語はいきなり3700年後に飛びます。まず、体力だけは異常にある高校生大樹(たいじゅ)の石化が解けます。そこで彼は幼馴染である科学知識に強い千空(せんくう)と再会を遂げます。

千空は石化した暗闇の世界で意識を飛ばさないように、なんと3700年という時を数え続け、すでに一人でいろんな科学文明を復活させていました。

ただし、一人ではマンパワーが足りないため、石化解除の液体を科学知識から造り出し、全人類を復活させようとぼっちで奮闘していたのです。

こうして仲間を増やしていく過程で、霊長類最強の高校生司(つかさ)を復活させた事で、思想の違いから二人は敵味方に別れる事になります。千空(科学文明チーム)VS 司(武力軍団)という構図です。

週刊少年ジャンプに連載されている事からも分かるように、ジャンプ的な明るいノリと友情話はもちろんあるのですが、なぜ人類は石化したのか?他にも文明はあるのか?など巨大な謎だけのストーリーではありません。

千空が人類の文明を一気に駆け上がる、いわば発明品(というか現代にある様々な道具の再現)の科学的な説明が面白く、おそらく理系の人から見れば自明の事柄でしょうが、文系の僕にはまるで小学校の理科の実験をしているような錯覚をおぼえました。

そこでふと、この漫画の面白さって、マイクラやテラリアみたいだなと思ったのです。

何もない石器時代のような生活からいろんな道具や文明の利器を使って楽しむゲームが流行っている今だからこそウケたのじゃないかな、と。

僕が知らないだけで、科学の面白さを描いた作品は今までにもたくさんあったと思います。ドラえもんとか。

でもこの漫画のように、壮大なスケールの謎と少年漫画のノリと科学の面白さを掛け合わせた作品を僕は他に知りません。

第1シーズンを見終えた感想は、まだ始まったばかりといったところです。

ストーリーがなかなかよくできていて、この先彼らにどんな試練が待ち受けているのか目が離せません。第2シーズンが楽しみです!

興味がわいた方は是非ともご覧下さい!モノづくりが好きな人ならきっとハマると思いますよ。

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