衆議院選挙2021の感想

政治的思想は別として思ったこと。

各党の、結果を踏まえた党首や幹事長等の対応に
はっきり差が出た。

立民は勝ち負けをどう捉えるか論に持ってきたかったんだろうが、
どう見ても
与党:政権維持
野党:政権奪取
が勝利条件で、叶わなかったら負けだろう。
与党が勝ち、野党が負け、それだけの事である。

その基準とは別に、
定量的に捉えたほうがわかりやすいのであれば、
議席増加率(今回議席/選挙前勢力)
を算出してみればいい。
1より大きければ増加、1で現状維持、1より小さければ減少
自公:(261/29)/(276+29)≒0.96
立共:(96+10)/(109+12)≒0.88
維新:41/11≒3.73
国民民主:11/8≒1.38

これこそ「国民の声の数値化」だろう。
維新がこれでも「負けは負け」というのに対して、
立民が「議席が取れそうなくらいいい戦いした選挙区は多かったから」
とか言うのは、あまりにも情けなくはしないかい。

旧民主の野田元首相だって、選挙で負けたら即辞任した。
どんな組織でも、トップがいかに責任を取るかが重要になってくる。
何日か経って、ようやく辞めるようじゃ
「自分の意志とは裏腹に、責任をしょうがなく取らされた」としか見えない。
このまま何の反省と分析もしなければ、
野党代表が立共から維新と国民民主に代わる日も遠くないだろう。

第2話は以上です。

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