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DxO PureRAW 3を購入してPENTAX K-1のRAWで試してみた。

ごくごく簡素な記事です。

DxO PureRAW 3 は2023年3月にリリースされ、1か月ほど使用して効果ありと確認して、この度ようやく購入できたのでちょっと試してみた。
とりあえず、高感度ノイズ処理がMark IIより劣る、PENTAX K-1 無印で。
レンズは、smc PENTAX-D FA 50mm F2.8 MACRO 

PENTAX K-1 ISO16000 カメラJPEG出力

上はカメラでのJPEG出力をそのまま、下がRAW(PEF)をPureRAW3で処理させてJPEG出力した写真である。

PENTAX K-1 ISO16000 PureRAW 3 (Ver3.1) Deep PRIME JPEG
出力

PureRAW3で処理させるとかなり綺麗にノイズが除去され、ISO 16000とは思えない写真になる。もう一つ作例を。

PENTAX K-1 ISO4000 カメラJPEG出力
PENTAX K-1 ISO16000 PureRAW 3 (Ver3.1) Deep PRIME JPEG出力

ISO4000なので、素のK-1 JPEG出力でもそこまでは悪くないけど、細かく見るとノイズが乗ってた部分がきれいに消えてるしディテールも蘇ってきてる。

メインで使ってる現像ソフトのSILKYPIXも悪くはないのだが、ノイズ処理はだいぶ良くなってきてるとはいえ、ノイズ処理のパラメータ設定は苦労するし、手間もかかるし効果に限界は感じていた。
DxO PureRAW3 はそのあたりをお任せで処理できるし、効果はかなり高い。
PENTAXのRAWにもちゃんと対応してるのもよい。

あと、一番の目的は「撮影環境がかなり厳しい状況でもある程度の品質の写真提供が迅速にできる」ことである。
2022年に、とある撮影依頼を引き受けて対応したのだが、相当に暗い環境でかつ、照明機材一切禁止という、悪環境での撮影であり。もちろんそれを承知で万全の準備をして臨んだが、それでもだいぶ撮影としては悔いが残った結果であった。その中で「高感度ノイズだらけの写真が多かった」という部分をこれで緩和できるのであれば、安いものである。

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