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人生初!緊急手術の話し 前編

数時間に及ぶ腹部の痛みと葛藤の末、
救急車に乗り病院へ。

救急車からストレッチャーでゴロゴロと運ばれ病院内へ。
まさか自分がこんなカタチで病院に来るとはね・・・。

ストレッチャーからベッドに移されるとき、
医療系ドラマでよくある?
「1・2・3!」
(みんなで持ち上げて動かすアレ)

でも実際はね。

「直直さん、自分で動けます?」

「はい」
って感じで想像とは違ったww

色々な検査を受けることに

・抜き取り検査(血液検査)
・鼻グリグリ検査(PCR検査)
・スケルトン検査(胸部・腹部レントゲン)
・お腹ヌルヌル検査(超音波検査)
・お腹輪切り検査(CT検査)
・お腹輪切り検査 with 造影剤(CT検査)

こうやって列挙すると結構やってるな。

病院に着いて痛み止めの点滴をしてもらったので、
検査中は痛みが治まった。
で、点滴のための”カテーテル”を挿入するのに3回刺された!
最終手段の手首に挿され、
これで2日ほど過ごすことに・・・。

これは看護師さんのミスではなくて、
オイラがリバースした後に水分補給してこなかったのが原因。
血管に針が刺しづらくなって難易度高いらしい。
ってことで、水分補給の点滴もすることに。

検査は、点滴スタンドをお供に連れて院内を移動。

CT検査は人生初!
あの筒は思ってるより狭い。
検査はレントゲン同様スグに終わったよ。

超音波検査は経験済みで
くすぐったがりのオイラは苦手な検査。
なので、苦手なことを伝える。

で、先生が何かに気づいたみたいで、
「●●先生呼んで」と。

オイラは不安になって、
「なんかあった感じですかね・・・」と。

●●先生到着
お腹をグリグリされる。

結果、胆のうに胆石があり、
胆のう炎になってるとのこと。
経過観察入院したほうがいいのか、
手術が必要なのかを見極めるために
造影剤を入れて再度CT検査をして判断する。

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ハイ、本日帰られないことがココで確定!

その日の午後に外せない仕事があったオイラは、
「どちらにせよ今日は帰られないってことですか?」
先生、
「そうですね」
マジかあ!!
クライアントさんに連絡しないと。

造影剤も点滴から体内へ。
この造影剤で胆管が詰まってないかが分かるんだって。
スゴくない?!
腕から入った造影剤で胆管の流れが分かるなんて。
体内で血液が循環してるってことがよく分かった。
造影剤は気分が悪くなる人もいるから、
入れる前にいろいろと説明してくれたよ。
オイラは特になにもなく、
リクライニングチェアに座って待つ。
30分ぐらいかかるからね。
途中で、ちょっと咳が出たけどね。

造影剤が入った状態で、
CT検査 Part2 もすんなり完了。

いざ、その結果は・・・

緊急手術!!

検査の結果、
胆管が完全に詰まってる状態だと判明する。

そもそも、胆のうがちゃんと機能していたら
胆石ができることはない。

胆のうというのは
肝臓がつくった胆汁を溜めておく臓器で、
体内に食物が入ると胆のうから胆汁が押し出される。
ポンプみたいな機能なんだって。
常に流れてたら詰まることなんてないでしょ。
胆のうの機能が低下すると胆汁が押し出されず、
溜まった胆汁が胆石になっていくみたい。

なので、胆石を摘出しても
胆のうの機能を回復するわけではないので、
また胆石をつくってしまうんだって。
だから、この症状になると胆のうを摘出するのが
一般的な処置だと執刀医の先生が説明してくれた。

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手術の方法は腹腔鏡で術後スグに歩けるようになること。
順調にいけば2.5〜3時間で終わること。
腹腔鏡手術だけど、
炎症の状態が悪ければ開腹手術になり時間が長くなること。
他にも、手術中のリスクや
胆のうを摘出することでの影響などを細かく話してくれたよ。

このとき、オイラは落ち着いていて、
自分でも不思議だった。
まあ、スグに死ぬってわけじゃないからってのもあるけど、
はじめて手術を受けるにしては冷静に話し聴いてるなって。

この状況になって手術はイヤですとかも言えないし、
そうなったら先生を信じて任すしかない、
この先生がベストな状態で執刀できるようにするしかない。
そんな風に思ったんだよね。

手術の説明以外にも、
万が一の自体が発生した場合の輸血の話しもあった。
この手術自体はほとんど出血しないから輸血はほぼない。

あと、手術は全身麻酔なので、
そのことについては麻酔の先生が話してくれた。
緊急手術の場合、臓器に内容物がある状態だからね。
幸い、オイラはほぼリバースしてきたから胃にはほぼ無いはず。
麻酔から覚めると気持ち悪くなって
吐き気がするかもしれないとか。

このタイミングでいくつかの書類にサインしていく。

そして、運良く手術室も確保できたようで、
12時だったかな?
お昼から手術することに。

手術着に着替え、点滴スタンドをお供に歩いて手術室へ。

手術室エリアの自動ドアを抜け、
手術室へ歩くその通路に想像以上に多くの人たちが。
そこを歩く光景が、
現実ではなくまるでドラマのように感じる。

手術室に入り、ベッドに横たわる。
酸素マスクを着けられ、何かイイ匂いしますね。
と言って、オイラは意識を失ってしまった・・・。

振り返り

オイラは運がよかったんだなって。
子どもころに利用したことのある病院に運ばれ、
お昼には手術をしてもらえた。

先生や看護師さんも良い人たちで、
その印象は退院するまで変わらなかった。

手術することよりも、
超音波検査のときが1番怖かった。
自分に何が起こってるかが分からず、
ただ良くない状況だというのを感じたから。
私たちは”わからない”から恐れるのだ。
だからわかりたいとなるのだろう。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
術後の話しを綴った後編はコチラ▼


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