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「和船友の会」による乗船体験会に参加
東京都江東区に「和船友の会」というボランティア団体があります。
和船乗船体験会に参加し、その様子を取材しました。
1.「和船友の会」
「和船友の会」は、江東区の呼びかけに応じて元漁師、船大工、地方での経験者などが結集しました。
未経験者であっても練習して船頭になることができます。
通常は、江東区海辺の横十間川親水公園で乗船体験や櫓こぎ体験など、お客様に無料で乗っていただく活動を通して和船の操船技術の維持継承の活動をしています。
1-1.和船乗船場の位置
江東区を流れる横十間川沿いに和船乗船場は位置します。
海砂橋のやや上流側右岸にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656932778669-zzIrxgsCLa.png?width=1200)
最寄り駅は、都営新宿線「住吉駅」もしくは東京メトロ半蔵門線「住吉駅」から徒歩15分前後です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656932482676-DaTo5HBani.jpg?width=1200)
1-2.運航日
運航予定日は、下記の日程で組まれています。
3月~7月21日:毎週水曜日・第2日曜日
7月22日~8月:毎週日曜日
9月~11月:毎週水曜日・第2に次曜日
12月~2月:毎週日曜日
実際の運航日については、下記の「和船友の会」WEBサイトのスケジュール欄にて確認してください。
受付時間は、10:00~14:25となります。
受付を済ませた人から乗船できます。
1-3.活動に使われている舟
実際に使われている舟は、「和船友の会」WEBサイト上では7艘確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1656933769411-KbEhAbt8K7.jpg?width=1200)
詳しくは、下記のWEBサイトをご覧ください。
http://www.wasen-tomo.com/public-japanese-boats.pdf
2.和船に乗船:2022年6月26日
実際に乗船したいと思い、受付開始時間である10:00までに行ってみることにしました。
2-1.10:00に受付開始
現地に9:50頃に着きましたが、スタッフによるミーティングが行われていました。
案外多くのスタッフがいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1656934174555-8DMFR8CGvS.jpg?width=1200)
10:00になりますと、受付を開始します。
氏名・住所・連絡先を記入し、和船が出航するまで待機となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656934663196-6xtrdmpoBR.jpg?width=1200)
2-2.いざ乗船
いよいよ準備が整い、乗船です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656934887459-RtX7bb5nCM.jpg?width=1200)
和船に乗り込み、船体の中央辺りに座ります。
乗船員は、船頭と櫓漕ぎ、客4人の計6人です。
和船の名前は「かるがも」
船体の長さは9.25m
旅客人数は10名までの舟です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656935235473-zNlYhzHkAY.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656935293812-Oq7nnZQIOj.jpg?width=1200)
和船を漕いでいる様子を動画に撮りましたので、ご覧ください。
2-3.帰港
乗船時間は約20分、出航した場所へ戻ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656936201984-zYVVlD6SId.jpg?width=1200)
無事に下船し、体験会は終了です。
3.船頭を目指して
筆者はカヤックをしておりますが、和船を漕ぎたくなってきました。
そのことをスタッフに相談しますと、乗船体験会に参加しますと、櫓漕ぎの体験をさせてもらえる日もあるそうです。
これは、何回か通わなければなりません。
幸いにして、「LAC浅草」(LivingAnywhere Commons)という宿泊拠点ができましたので、東京に来るたびに寄ってみようと思います。
4.まとめ
筆者は、東京都中央区新川1・2丁目の「霊岸島」において、和船による舟運復活を目論んでいます。
その仕掛けとして、「メタバース霊岸島」構想を実現化するべく活動をしています。
江東区の横十間川にある「和船友の会」の拠点から霊岸島までは、近いので様々な条件をクリアできれば、可能であると考えております。
しかし、川なので水面が繋がっていると思いましたが、河川工作物などにより分断されている箇所があります。
そうなると、和船を陸へ上げ、トラックで運ばざるを得なくなります。
そのあたりの条件を解決しながら試みます。
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