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#2.4月からの毎日繁殖修行

2回目の投稿になります。今月から始めた授精の練習内容やスケジュールについて書いていこうと思います。

とにかく毎日突っ込む!

目標達成のためにもりもりSさんと定期的にMTGを行ってもらえるようお願いしました。快く承諾していただき、毎月10日、20日、30日の0のつく日にMTGをしてもらっています。「そのほか必要な時はいつでもそうだんして!」
と頼もしく優しい…

うちの牧場は大きい本牛舎と別に乾乳舎があり、そこに繁殖除外の74月齢4産の牛がいます。そいつの耳標番号3099。毎日この3099で練習することにしました。
もりSさんに「とにかく毎日手を突っ込むこと!」と熱く教わりました。

最初の10日間

最初のMTGで早速5/1に授精に挑戦しようと大きな目標がたてられました。
最初の10日間は毎日直検をし、子宮の様子や状態を知ることが目標になりました。
最初はどれが子宮かわからないしイメージもできませんでした。
毎日行うことで子宮がわかるようになりました。日によって様子が違うこと、牛のほうも慣れてくれることがわかりました。

次の10日間

次の10日間ではダミーの挿入器を使って挿入の練習を行いました。
最初は子宮どころか全然手前で止まります。しかし毎日行っていくと子宮の手前までは苦労をせずにたどり着くことげできるようになりました。
もりSさんが授精をする際に頸管に挿入されている状態を触らしてもらって、どんな様子かはなんとなく理解しました。

ある日もりSさんが練習している3099とは別の繁殖除外の牛2492が発情が来ていることを教えてくれて、挿入チャレンジ。
少し時間がかかりながらも入るときはあっさり。スルッと頸管に挿入することができました。
結構感動…
そいつとの写真がこちら。

最後の10日間

乾乳舎にいる練習の3099は子宮がとても沈んでおり柔らかく結構難しいです。
しかし毎日挑戦していると直腸の空気や糞を出して行いやすい状態をつくったり、牛側のタイミングと合わせられるようになったりできるようになり、ついに難易度の高い3099でも頸管に通すことができました。
その日からは100%ではないですが高い割合で通すことができるようになっています。

27日に挿入テスト!

もりSさんはお忙しく予定もあり25日にMTG実施。
27日に発情牛で頸管挿入テストをすることになりました。
これを書いているのは26日なので明日です!

今まで練習は基本一人で行っていたのでテストは緊張するかもしれませんが、落ち着いて練習の成果を発揮してきたいと思います。

いい結果をこのnoteでかけるように頑張ります。
酪農関係者の方、授精師や獣医の方などコメントやアドバイスなどあればたくさん待っております。

また次回の投稿でお会いしましょう!

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