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#19.仕事と自分を振り返って成長を確認する。

6月に入って自分の中でたくさんのことがあり、よく考えさせられる1週間とちょっとを過ごしています。
大きな失敗も捉え方によっては自分の成長や、学びに繫がっています。
具体的には書けないけど自分でそう捉えること大事!

牛を見る力。

今月に入ってメインの仕事が牛床の掃除や、パーラーへの牛出すしになりました。
牛床の掃除を行っていると牛と接する時間や観察する感が増えます。
発情を見つけようと意識していることすらも自分的には成長!

しかし、毎日牛舎にいると今までは見つけることができなかった牛の動きや発情の兆候も見つけることができます。

今までは発情を見つけたらファームノートクラウドに記録して終わりでした。
最近はその発情している牛がどのような状況にあるのかを確認し、考えることができるようになっています。


牛の状態を把握する。

発情が来た牛の状態を考えることは単純に周期を追うだけでなく、牛の状態の把握や理解に深くつながります。

例えば発情が来た牛が分娩後何日なのか。
DIM(分娩後日数)によっては種付けをするのかしないのかを考えることができます。
もし前回の発情で種付けをしていたらマイナスだということがわかります。
マウンティングなどの強い発情が出ない牛でも陰部からの排血や粘液を見ることで発情の周期を追うことができます。

その牛の状態や繁殖履歴を発情兆候とリンクさせて観察することはとても大事なことだと認識し、実践することができています。


牛の状態を把握し管理することで、空胎日数の短縮につながり、繁殖成績や、経費の収支をよくすることにもつながると考えます。


成長を意識する。

4月から人工授精の練習をさせてもらい、種付けを行っていますが、受胎しない現実があります。
人はついネガティブ面を意識してしまいますが、小さいことでも達成したことやプラスの面で自分を振り返ることもできます。

発情の観察のクオリティーが上がっていることや、種付けをした牛を意識して観察をすることなど、今までは来ていなかったことをできている面をしっかりと意識することで、人工授精の受胎だけでないポジティブ面を作ることができます。


成長しない部分に焦点を当てるのではなく、振り返って実はできていること、できるようになっていることを意識します。
これは自分への意識もそうですが、仕事仲間やプライベートでも実践できることだと思うので、意識していきたいと思います。



さぁ、たかはしの初受胎はいつなのでしょうか!


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