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#8.頸管挿入気持ちいい!

昨日の浜中町は昼間に23℃まで気温が上がり、急に夏みたいな暑さになりました。今日も車の温度計では20℃と表示されていました。
体感20℃はない気するけど…


頸管挿入は自転車と同じ

昨日の練習ですごく手ごたえのある体験をしました。
今までの挿入は頸管に入り口までは必ず到達しており、その先の最後!というところで、いけたりいけなかったりしていました。
昨日の練習ではもりSさんが頸管を下からもって頸管内のヒダを張ってあげると通しやすい。という助言を少し大げさにやってみました。
今までも下から持って延ばす感覚で行っていましたが、これ以上やったら逆に山型になって壁にあたると思っていました。
しかしあら不思議、大げさくらいに張らしてみると、スッと頸管が通りました。
この感覚で今日の練習も行い、今日はサクッと通すことができました。
逆に今までのはまぐれだったやんけ!

明日も昨日今日と同じ牛で行い、うまくいったらほかの牛でも練習したいと思います。
一回感覚つかんだらそこまで苦戦しないでできるようになると思う。勘違いかなww


3021

昨日今日練習した牛は3021でした。
うちは10本ダブルのパーラーで、先の見えにくいパーラーに入るのに牛たちはビビッて入ってこないこともあるのですが、この3021はいつも先頭にきて、ほかの牛たちを引き連れてパーラーに入場してきてくれます。
そんな3021は子宮と頸管も触りやすくわかりやすい。挿入もしやすい。いい練習になってありがたい🥹
この牛はもう繁殖除外になり11日に出荷予定の牛です。
複雑な気持ちになったりしますが、出産と搾乳だけでなく、たかはしに繁殖の技術を勉強させてくれていることに感謝してお見送りしたいと思います。


自家出荷

うちはホクレンにも牛を出していますが、肉の加工業者と契約してそっちにも出荷しています。ホクレンは配送料がかかったり、順番待ちがあったりいっぺんに何頭も出せないことがありますが、業者のほうは基本的に自分たちのタイミングで出荷ができます。
うちは牛群改良を強化しており、昨年は50頭ほど出荷しました。
この業者はタイミングは自分たちの判断ですが、配送は自分たちで行うか、手配しなくてはなりません。
うちには4トンの家畜車があるため、朝の搾乳が終わった後の昼間の時間で行っています。
帰りにご飯やアイスを食べるまでがルーティンです。


1次産業はまだたくさんのことが一般企業との常識とずれていたり、考え方が無数にあったりしますが、なくなると困る人がたくさんいるはずです。
持続可能で無理のない酪農や、生鮮性や効率性の高い酪農を追及して試行錯誤しているうちの会社はとても楽しく刺激的です。

自分のためにも、会社の生産性に少しでも貢献するためにも頑張っていきます☆

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