見出し画像

ウェブデザイン技能検定2級に受かったので実技・学科対策をメモする

今年2022年、ウェブデザイン技能検定2級を受験し合格しました。
自分の受験時は公式の過去問があまり当てにならず、過去問が3級と比べると中古で少数しか出回ってない、公表されているのは過去3回分の過去問限定という状態で難儀しました。
今後お困りになる(かもしれない)方に向け、自分の試験対策を備忘録として記載します。


<学科>試験対策

公式サイトの過去問3年分を解く

https://www.webdesign.gr.jp/measures/publication/

公式の過去問題集を参考にする

記載年度が古く出題傾向が違っているため、単体で対策とするのはお勧めしません。(少なくとも2022年時点では)
特に頻出の法令問題はどうしても情報が古いと厳しいです。特に以下の2点が大きいと思うのですが、他にもたくさんあります。

例:

  • 2002年(平成14年) 策定の「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(「VDTガイドライン」とも)


  • HTML5

  • 2021/1/28廃止

  • 2021/1にW3C が正式に「HTML Living Standard」(策定はWHATWG)を勧告

検定のHTMLの規格は「HTML Review Draft—Published 29 January 2020」です。https://www.webdesign.gr.jp/news/2021-06-09/

ということで試験名で検索して、親切な先人が過去問を解答解説付きで載せてくれているのをあるだけ解きました。

今の時点ではこうしたサイトで解きまくるか、公式過去問+直近3回を解きまくるかの2択になるように思います。
先人の教えを参考に、傾向が近くてサイトに載っている直近1-3年分は覚えるほど解きました。本当は公式サイトでもう少し解説を記載していてほしかったのですが、作問が外部とかなのでしょうか。

ちなみに3級の過去問は3月に新しいのが出ているので、2級も改訂するかもしれないです。

勉強時間:24時間半

Webデザインと関係ない職のため、PHPやJavaScript 、CSSの初歩からいちいち調べて覚える必要があり時間がかかっています。今はネットに分かりやすい解説記事がたくさんあるので助けられました。
学校で勉強されている方や現職の方はより短い時間で合格できると思います。

あと始めの方は間違えた点だけ調べていたのですが、次第に選択肢でわからない用語や関連語句を調べたり、JSやPHPの初歩の記事を読むようにしました。
この試験は誤りの選択肢が後々設問として出てくることが多いので、今思うと初めからしておけば良かったです。


<実技>試験対策

公式の過去問題集を読む

動画より紙で見たい派なので実技対策で購入しました。が、ここでも10年近く前の情報がネックになりPhotoshopのGUIが全然違うことが判明。あくまで公式過去問はベースにしつつ最新の情報を探すことにしました。

PhotoshopとDreamweaverを契約する

YouTubeで1番最近受かった人の解答解説動画を見る

本番で焦らないように試験と同じ環境を揃え、動画と同じやり方を手元で真似する→最終的に動画を見ないで書けるようにしました。
Dreamweaverは必ずしも使わなくていいと思うのですが、確実に正答を出したかったので練習してました。
余談ですが、Adobeの規約見てなくて解約時に違約金が発生しました。つらい。

公式サイトの過去問3年分を前日くらいに見ておく 

https://www.webdesign.gr.jp/measures/publication/

答えが載ってないので傾向の参考程度にしました。とくに作業5a。 


作業3、作業5aで解答した方向性(参考)

作業3→HTML5

article,aside,nav,section、header,footerでHTML5の要素を使ってちょっと不安でしたが大丈夫だったようです。採点が返ってこないので類推するしかない。

作業5a→正規表現+手打ち

指定された範囲内の数字をメモ帳に手打ち→Dreamweaverにコピペして正規表現で置換、選択肢のタグを生成
(試験側はJSとかPHPとかを推奨してる気がします)(試験会場で数字を打ち込んでる時の虚しさがすごかった)
5bは慣れてないJSでとちるのが怖くて選びませんでした。


勉強時間:10時間

自力で解こうと試みた時間が長かったので、それ抜けば半分くらいかもしれません。


ではここまで読んでいただきありがとうございました。お役に立ちましたら嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?