「-間-」の猪瀬です。

こんにちは水曜日担当の猪瀬です。

猪瀬 暖基と書いていのせはるきと読みます。

発信をし始めたばかりなので気を利かせてメンバー紹介をしてみようかと悩んだのですが、他の作家について間違えた紹介をするわけにもいかないので今日は自己紹介とチームについて書いてみようかと思います。こんにちは水曜日担当の猪瀬です。

自己紹介

冒頭にも書きましたが、猪瀬 暖基(いのせはるき)という名前で活動しています。制作している作品は全て人形に関係したものです。人形を媒介にどのような世界が見えるのか、自分とは何かとテーマの振れ幅大きく制作していますが、一貫して人形ばかりを作っている人間です。
ポートフォリオサイト

「溶けた自己」

このように書くと造形の人かという印象を与えてしまう気がしますが、筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類に所属しています。普段は学生としてレポートに追われたり、ディスプレイとにらめっこしたりする生活を送る中、時間を捻出しては粘土と戯れて心を癒しています。ちょこちょこと一人で公募展に参加したり展示会を開催したりしているので覗いていただけると幸いです。

おそらくチーム「-間-」の中ではかなりアナログな作品が多いと思います。テクノロジーを駆使することをせず、泥臭く制作をしています。なんのためにメディア創成学類に所属しているかわからないアウトプットばかりですが、このポジションもアリなのではないかなどと勝手に納得しています。

人形についてですが、私が扱う「人形」は球体関節人形や創作人形と言われるロウブロウという分野に分類されるような文脈の中に存在するものです。ロウブロウは無教養といった言い換えもでき、最近ではポップ・シュルレアリスムとも呼ばれています。アンダーグラウンドな文化から生まれた作品に対してしばしばそのような認知をするようです。私は、清水真理先生という人形作家の下で人形を教わっています。清水真理先生は、「幻想耽美」という近代美術とイラストレーションとエロティシズムが融合した具象形式で有名で、日本における人形の表現活動に大きく貢献されている方だと思います。

清水 真理「禁断の果実」 2012年 40cm

とはいえ、ジャンルを語るつもりは一切なく、人形について興味を持ってくれた方が調べるときの助けになればと思った次第です。私の作品は清水真理先生の作品のような「幻想耽美」ともまた違い、人形作品の中ではかなりドライな表現をしています。

そんな私の人形が「-間-」というチームの中でどのような様相でアウトプットされるのか、ぜひ楽しみにしていただけると幸いです!

チームについて

チームについて書くと豪語しましたが、先日佃先輩が投稿した記事の方が正確かと思います。

なので、主観的にこのチームについて考えていることを記述します。

「-間-」はロゴにもあるように『生物と自然とコンピュータの狭間』を大きなテーマに制作するチームです。生物、自然、コンピュータについてそれぞれ考えるのではなく、関係性や違いといったそれぞれの間について探究していくことで見えてくるものがあるのではないかと考えています。

チーム全体の作品群にはかなりの振れ幅がありますが、このような発信の場や展示会を通して一つの大きなテーマに対するそれぞれの作家なりの考えを表現しようと思っています。

チーム内での猪瀬の立ち位置

ロゴの中にCOMPUTERとORGANISM,HUMANとあります。私は人形作家なのでHUMANを基軸に主張をすると思います。人間が自然とどう関わるのか、など。

それと、春に展示会も予定しています!
コンセプトは(佃先輩が)以前ブログにまとめているのでよかったらチェックしてみてください。


猪瀬でしたー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?