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♯雑記 わたしにとっての夏は

久しぶりの、雑記。

わたし幼少期ね、ど田舎に住んでいたんですよ。

田んぼがたくさんあってさ、
デパートもあったんだけど、地元密着の、こじんまりとした、なんなら屋上に錆びたメリーゴーランドとかガチャガチャがあって、〇〇ワンダーランドと表記してあるようなね。

雨が降れば水たまりにあめんぼとげんごろうが大量発生してさー。
ちょうちょ類を含めて虫が死ぬほど苦手な私には、めちゃめちゃきつかったよね。
(大人になって虫に遭遇すると、周りの人が驚くほどに、本気でビビり倒すから、初夏とかに人と公園散歩するのは恥ずかしくて避けがち。)

でさ、なにより住んでいた場所ね。
木造二階建てのおんぼろアパートに家族3人で暮らしていて。

父は平日深夜まで、土日含めて常に仕事。
母は専業主婦か、若干働いたりしていたけど、そんな田舎町だったから、いろいろと若さを持て余していたみたい。
(私とおんなじ性格だから、当時のフラストがすげー想像つく)

おまけに、私、難しい性格をしてたのかな、、友だちともあんまりうまくいかなくて。
常に一人でいたんだよね。
住んでた場所を、おんぼろ〜っつって馬鹿にされたりもしたし。

そんな中での一人遊びで好きだったのは、
よくわからない抽象画を描くこと。
自分でも説明のつかない絵を一生懸命書いて笑、それがなぜかわからんけど県に表彰されたりして。色彩感覚はこの時に身につけた気がする。(まぁ、その作品が1ヶ月後とかに県から返却されると、その翌日にアパートのゴミ捨て場で発見される程度には、家族も関心なかったっぽいけど。)

歌を歌うのも好きで、絶対音感とまではいかなかったけど相対音感は獲得した。
今でも一度聞けば、即興でほとんどの曲は演奏できる。原音にはならないんだけどね。
(歌は今でもよく歌うけど、一度しっかり勉強してみたいものナンバーワン)

それから、書いてて思ったけど、田舎町で育ったからか、すごく、身体感覚に敏感になった気がする。
たとえば、そんな言葉があるのか知らんけど、自分では、絶対味覚と名付けている能力があって笑、これまた外でご飯を食べると、だいたいこういう味付けだな、とか、だしだなとか、隠し味入ってるな、とわかる。なんとなく再現できる。

まぁ、こんな感じで、
うちにこもって、一人の、感覚の世界を生きていたわけなんですよね。


で、こっからはあるあるだけどさ、
そんな田舎娘が、テレビとかをみて、都会に憧れるわけですよ。おしゃれな都会にね。

で、たまたま運よく、家族で都会に引っ越すことになり。

そこから、人生の第二章が始まったわけなんですが。

素朴な田舎娘が、
血反吐を吐きながら、酒に飲まれながら競争社会に身を置くまでの話は、またこんど書こうかな。笑
(今日も25時まで働いたけど、今夜も似た感じになりそうー( ´∀`))

ま、そんなこんなで、
この暑い日に、昔暮らしていた田舎町の、じんわり、じわじわした夏を思い出したというお話でした。

ちゃんちゃん

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