【元ひきこもり】働いたら死んでしまう!
みなさん、こんにちは、元10年ニートです。
名前の通り、僕は10年間ニートでした。
今回は「働いたら負け」について語ります。僕はニート時代にこの言葉を知ったんですが、その時は「え、そうなの??」と思いました。
というのも、僕はその時点で働いたことがなかったので、どっちか分かりませんでした。負けなのか、勝ちなのか。しかし今は分かります。働いてるので。
はい、実態は「働いたら負け」でした。
ちなみに、みなさん、この「働いたら負け」という言葉が、いつどこで生まれたか、知ってますか?
今から16年前、2004年に放送された「とくダネ」(フジテレビ)で生まれています。あるニート男性へのインタビューで飛び出したようです。
インタビュアーが「いつまでこの生活を続ける気か?」と聞いたところ、そのニート男性が「働いたら負けかなと思っている」と答えました。
はい、それがネットで爆発的に拡がり、今日の定着に至ったようですね。
しかし後に驚きの展開がありました。それは7年後、2011年のことなんですが、このニート男性は、ニコ生の配信を行うようになっており、その中で、自身が就職活動中であることを明かしています。
はい、「働いたら負け」はどこに??って感じですね。
7年前の彼は「今の自分は勝っている」とさえ答えていたのに。
というわけで、本当に「働いたら負け」なのか、逆に勝ちなのか、
教祖の転向で混乱が生じてます。でも僕はこれは明確だと思うんですよね。
はい、ということで、働いてるみなさんに聞きたい。あなたは日々勝ってると感じていますか? 逆に働いていないみなさんはどうですか? 勝ってますか?負けてますか?
大事なのは、働くかどうかではありません。世間的には、働いてるか否かが、大きな問題になりますが、実はそこではない。僕はこう思います、ことの本質は、今の自分が勝っていると感じられるかどうかであると。あなたが今、働いていて勝ってるならそれでいいし、逆に負けてるなら、問題でしょう?ってことです。
はい、僕は現在、働いておりますが、負けてる気しかしません。
週のほとんどの時間、平日の45時間、会社への移動時間も合わせれば、55時間を会社にあげてます。いや奪われてます。はい、こんな時間をあげる義理はないって思いますね。なんせ手取り8万ですから。50万円はくれないと不当です。それが8万円、人権を侵害されてるんじゃないでしょうか。
今、ニート時代を思い返すと、淡い気持ちになります。
当時は、働いてなかったので、この週の55時間分は漫画を読むとか、映画を観るとか、寝るとかしてました。断然こっちの方がいいです。
じゃあなんで、いま君は働いてるの??って話になりますが、それは彼女が欲しいからです。僕は別に社会的な要請に応じて働いてるわけではないです。働くのが当たり前とも思ってません。僕は常識がないので。そもそも10年ニートやってたやつに常識があるわけないです。
つまり働く理由は彼女以外一つもありません。実際、無職と有職では、彼女ができる確率に雲泥の差が出ます。これに尽きます。
ニートと付き合ってもいいって女性は、そんなにいないでしょう。僕は見たことがないです。はい、イリオモテヤマネコぐらい、見たことがないです。
もし、「いや私はそうなんだけど」「ニートでもいいんだけど」って方がいたら、すぐにコメントして知らせてください。すぐ仕事をやめますから。
はい、話が脱線気味なので、戻します。
この「働いたら負け」ですが、いま現在は、ふざけた場で使われるのが、ほとんどではないでしょうか?(昔もだろ)
しかし、今の日本の現状を鑑みるに、真面目に使う時が来ていると思います。
なんせ、この世には働くと、負けどころでは済まない人がいるからです。
どういう人か?それは自殺者です。この日本では、労働を理由に死ぬ人は、驚くほど多い。特に男性の自殺の原因のほとんどは、仕事や経済にあります。働いても働いても、安い賃金しか貰えず、暮らしはよくならないどころか、加齢によって、未来も閉ざされていく。これでは鬱病と自殺のハッピーセットを喰らっちゃうのは、むしろ当たり前だと思いますね?。僕なんかもまさにこれです。日々最低時給で働いて、来年もこれと同じ額しか貰えないのは分かりきっています。これで、何を希望に、残りの寿命を生きていけばいいんでしょう?
はい、というわけで「働いたら負け」って言葉は、生誕から16年経って、今の日本の暗部を映すようになったんですね。日本は急速に貧しくなりました。
では、そんな現状で、僕らはどうしたら良いのか?
解決策の話をします。しかしこの解決策は万人にあてはまるわけではないです。
当然ですが、全ての人は救えません。まだまだベーシックインカムの到来は遠いですし。
はい、僕の場合は、簡単に解決できます。またニートに戻ればいいだけです。
これなら、文字通り「働いたら負け」を「働かずに勝つ」に変換できます。
しかし、僕はまだこれをやる気はないです。
というのも、今戻ったら、なんのために社会に出たのか、意義が見出せなくなりますからね。
そもそも、僕が30手前で、社会に出た理由は、ニートで居続けることに限界を感じたからなので。
つまり、「働いたら負け」の一方で、「ずっと働かないのも負け」ってことです。僕はそれを知ってます。
これ、今僕が生み出した言葉なので広めてください。
「ずっと働かないのも負け」です。いいんじゃないでしょうか。ただ世間的には、超当たり前の言葉な気もしますけど
あ、あと今働いてて、勝ってる気がしないって方は、一度ニートになってみたらどうですか? 人生は一度きりです。ニートになったことがないってのはどうなんでしょう?? いま、確かになってみようと思った方は、 僕が以前、ニートになる方法を動画にしてるので、見てください。
ニートになるのは想像より難しいと思います。なんせ親との戦いになりますからね。親は必死に抵抗してきます。ちなみに今の僕は簡単になれます。ニートレベルはマスタークラスなので。
まとめると僕は別に働きたくないってことです。彼女ができるなら今すぐニートに戻っても問題ないと思います。はい、というわけで、このチャンネルでは恒久的に彼女を募集しているので奮ってご応募ください。ではここで次回予告、次は「ニートこそ株をやれ」という話をする予定です。見てくださいね。
(終わり)
オマケ(当時の制作メモ)
・タイトル案
【元10年ニート】働いてみて思った最悪死ぬ
・働いたら負けの人たち(勝ちの人とは?)
・働くほど損する人とは?その際たるもの、最悪のケースは自殺者
→負けどころか死
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