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引きこもりは3年超えてから悲惨【ある病気を発症】

みなさん、こんにちは、元10年ニートです。
名前の通り、僕は10年間ニートでした。

ところで、あなたはニートになって何年目ですか?半年?それとも10年以上?
いや、逆にニート歴0年の方もいますよね。そういう方も見てくれていると思います。そんなあなたは今後ニートになる可能性はありますか?
はい、今回は、現役のニート、そしてニート予備軍に向けた動画になります。つまり全人類に向けた動画です。

今回の趣旨を、一言で言うと、「ニートになったら3年以内で必ずやめろ!」です。
はい、いま「俺はもう3年以上ニートやってるし、関係ないな!」と思った方、関係あります。
なぜなら、ニート生活が3年を超えてから発症してしまう、病気についても話すからです。人によっては3年も経たずに発症してると思いますね。
はい、では本題に戻って、なぜニートは、3年以内でやめるべきなのか?
それはここがニートの、超長期化の分岐点になるからです。
ここを超えてしまうと、7年、10年は当たり前になります。30年だってあるでしょう。
はい、こんな疑問が浮かびましたか?「一体何を根拠に、3年とか言ってるの?」と、そうですよね。
なんで、4年でも、5年でもなく、「3年なのか??」と。
もちろん根拠があります。みなさんご存知の通り、僕はデータありきで話すYouTuberです(初耳だよ)

僕は前々回の動画で「コンビニは通える引きこもりたち」という本を紹介したんですが、今回もその本を元に話します。

はい、ここで今回の目次です。
①ニートは3年でやめないと長期化する
②もし、長期化したら、ある病気にかかる
実は僕が今回話したいのは、この病気のほうについてなんですよね。思い返すと、僕もこの病気になってました。当時、ニート7年目とか8年目は間違いなくこれでした。

では①に行きます。
引きこもりは3年でやめないと長期化する。はい、その根拠の前に、
まず日本の引きこもりの基本的なデータを紹介します。これは内閣府の調査結果です。なんと日本の引きこもりの75%、つまり8割近くが、3年以上引きこもってます。
はい、衝撃的な数字ですね。8割が3年以上なんですよ。みなさんも3年超えてるんじゃないですか?ですよね?
さらにいうとです、その半数が7年を超えて引きこもってます。
これが何を意味するかというと、日本人は引きこもったら、超長期化するのがデフォルトってことです。
3年超えて、7年超えるのは普通です。
まあ僕なんかも、まさにこれでしたね。実際、3年を超えれば、7年もほぼ同じだと思ってました。
一瞬で過ぎるとは言いませんが、それでも誤差の範囲です。はい、いまそれは大袈裟だろ!と思った方、おそらくあなたは、引きこもりじゃないんじゃないですか?

もし現役の引きこもりなら首がとれるくらい頷いてるはずだからです。
実際、3年も7年も一緒なんですよね。はい、これが日本の引きこもりの、通常の時間感覚です。だから長期化します

話を本題に戻します。先ほど言った、一度引きこもると、8割の人が、3年以上引きこもるという事実、これを逆の視点で見てみましょう。
すると何が見えてくるのか? はい、これが今回のポイントです。
では逆に!! 引きこもりをやめた人たちは、何年でやめたのか?ってことです。重要な問いですね。
なんとこれについて内閣府がデータを取ってるんですが、はい、イメージと全然違って、内閣府も仕事してるんですね。
そのデータを見ると、なんと、引きこもりをやめた人の、7割が3年以内でやめてます。はい、やめるなら3年以内ってことですね。
もしここに入れなかったら、長期ニートです。著者が言うには、10年20年と長引きます。

実際、著者は引きこもりの相談を、日々受けているのですが、10年引きこもってる程度では、全く驚かないそうです。
20年くらいから少し珍しいなーとなり、最長の方は40年です。
はい、実は僕はこの本を読むまで、自分のことを引きこもり界のエリートだと思ってたんですが、10年程度では、ただのルーキーだったんですね。「この海には、お前のようなルーキーはいくらでもいる」
はい、引きこもり界も、そういうワンピース的な世界観だと思います。

では、ここで、①を簡潔にまとめておきます。今あなたが、ニート何年目か分かりませんが、僕は10年目でやめてます。
なので、この「3年データ」が全てではありません。何年目でもやめれます。


では②に行きます。
「引きこもりが長期化すると病気になる」
この病気ですが、一般的な病名はつきません。これは僕が病気としか思えないので、そう呼んでいます。
著者は、この症状について、「引きこもりの心と体になる」という言い方をしています。
いや、言い得て妙だなと、元当事者として、感銘を受けましたね。
僕は、この本を読んで始めて、自覚できました。あ、やっぱり引きこもり当時の僕はおかしかったんだと。
特に引きこもり末期はこれでした。

では、どんな症状か?
それは引きこもりが長期化するうちに、心と体がなまくらになることです。
で、強調したいのは、この「引きこもりの心と体になる」ですが、これは正式な病名ではないのに、本当に健康だった頃の自分とは、全然違う自分に変えてしまう点です。生活のちょっとした変化も恐れるようになったり、体が通勤や通学をしていた頃に比べると、身軽さがありません。何より、思考力と判断力がボロボロになります。
はい、僕は特にこれを感じてましたね。なんか頭の働きが鈍いなと。
当時から明らかに別人になってる自覚がありました。
あと、今振り返ると、僕が引きこもりをやめた理由も
実はこれにあったのかなと思います。最後の数年は、何かがおかしいとずっと悩まされ続けて、多分この生活に原因があるんだなと思うようになってました。なので、やめました。
はい、それくらい悩まされたってことなんですよね。この「引きこもりの心と体になる」問題に。

では逆に、そんな悩みはないよって思ってる、ニートの方、今いませんか?いますよね?
いつまでもこの生活を続けるつもりっていう方です。はい、そんな方は「引きこもりの心と体」にはなっていないんでしょう。そのままでO K
だと思います。しかしそれ、本当でしょうか?
この本には元当事者の声が数多く載っているので、紹介しておきます。

「当時の私は、全く困ってないと思っていましたが、いざやめてみて、思考力が戻るとあのままの自分ではどうしようもなかったと思う」
はい、この方は、「心と体が引きこもりになった」ことで、無思考状態に突入してたんですね。
これは引きこもりあるあるですが、何年も引きこもると何も考えなくなります。最初の頃はどうしたもんかいの〜と焦るんですが、いつの間にか、こんな感覚になります。3年引きこもるのも、7年引きこもるのも同じじゃん!と。
はい、もし今、あなたがそんな考え方をしているなら、心と体が引きこもりになってる可能性が高いです。
実際、3年と7年は同じではないですからね。当たり前ですが

まとめると、今の自分が、引きこもり生活を続ける理由をもっともらしく語ってきても、
それは、確かな思考力をもとに言ってきてるのかどうか、怪しいです。
なぜなら、あなたは、長期の引きこもり生活で、別人になってるかもしれないからです。

終わり

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