2023年11月 株式投資 結果
■年初来 +37% +¥3,666,700
■前月比 +9% +¥1,092,100
自分の投資ノウハウの全てを、以下の記事に出し尽くしました。
■近況
おすすめ。メンタルスキル本の中でも、特に全部盛りな内容。繰り返し読み返したい教訓が数多く入っている。
「強い感情は、人々の行動を均質化させる」。暴落の時もバブルの時も、この法則が発生する。
人間の判断は、理性や論理や実績ある原則に基づいて行われていると思いたいが、実際の判断は「空腹であるか」程度の”身体的影響”のほうが大きく左右する。
こんな感じのエピソードが大量に読める。
■トレード記録
トレード回数14。多すぎる。が、理由はある。
どの株を買えばいいか迷って迷って疲れ果ててしまう。この不治の病と付き合って生きていくために、「ひとまず迷ったの全部100株買ってみてから考える」という方式に変えてみた。
100株でも実際に持つと、途端に、好きか嫌いか、持ってたいと思えるか思えないか、はっきりする。
自分は、デジモノや家具も同じで、買ったとたんに「あ、これいらない」「あ、これすっごくいい」って感覚が芽生える。自分には「まず持ってみる」ってのが合っているかもしれない。
株の場合、買い物と違って+-3%で返品可能だし。
あまりに多いので主要なトレードのみ振り返る。
■9340 アソインターナショナル 売り
利益は仕方ないが、売上が前年比+3%。値上げしての結果ということは、販売数量自体が、伸びていない。
で、ビジネス的には値上げしたから伸び悩むといった事象はないという見立て。となると「矯正歯科は向かい風に見えて、右肩微増の業界」という大前提が崩れていることになる。
次の四半期で戻るかもしれない。が、わからない。
わからないものは、自分が信じていようとマーケットも買わない。
一旦売り。サクッと10万ぐらいの損。
■3277 サンセイランディック 短期トレード
高値ブレイクで、3000株を買い増し。
事前に決めた損切ラインにひっかかり、1日たっても戻らなかったので売り。サクッと10万ぐらいの損。
結果は大損だが、トレードシナリオは、今振り返っても同じ判断をする内容。これが大切。
何度振り返っても同じ判断となるようなトレードであるべきなので、その点は合格。
ただし、前回のやまみの短期トレードに続いて連敗。やまみはそのあと急騰するが、その未来が見えていたのにも関わらず短期トレードは損に終わっている。上昇を当てても短期では勝てないのかも。
覚悟を決めてアホールドするパターンしか勝てないのに、短期で楽に稼ごうとして失敗というパターンが問題なのかも。
今後、短期トレードは、ロットを小さくして「自分には何ができるのか見極めるトレードに切り替える。
■6287 サトーHD 主力株として買い
2Q決算で、棚卸残高も反転減少。計画上振れ。
次の3Q以降は、価格改定の効果が出てきて良い話が続くことに期待。
チャートは、2年程度ダウントレンド形成後、レンジ横ばいが続く、一回上がってまた下がり横ばい。停滞期間は十分過ごした。
週足平均線は収束、MACDも収束。ここから上がればきれいにレンジブレイクな構図。
【損切ライン】
2000を下回ると、2Q決算で「計画上振れ」「下期は価格改定効果が乗る」
というアナウンスがある前の、不安だったころの株価を下回ったことになる。
自分の見立てで買った人が、全員損をしている状態ということになる。
2000が、自分の見立てで勝った人たちにとっての一番の安値。
ここで買いが入らないで戻らないなら、自分が見ている世界観が間違っていると思う。
損切ラインとしても妥当なレベル(-6%)。
自分がサトーを見る目線が見当はずれなのだと判断し損切りする。
■3804 システムディ 100株コレクションから主力に昇格
この数か月、まったく売り手がいない。売りたい人全員が、完全に売り終わってしまった後の株。まぁ買い手も現れていないのだが。
ただし、「持ち株がない以上、売り手は今以上に増えない。しかし、買い手は、業績さえよくなれば無限に現れるのがマーケットの常」
本決算、来期計画に悪い話があるとは思えない。
ダウンサイドリスクが少なくアップサイド余地が大きい、安全で美味しい状態と判断しエントリー。もともと、算出している割安率は良い。
停滞からのレンジブレイクで大儲けを期待する。
■100株コレクションとして、衝動買いした銘柄
大石産業:ビジネスの魅力+配当保証
イフジ産業:在庫急増はわかるが、それにしても落ちすぎ
マークラインズ:グロース暴落の中で、買える価格まで落ちてきたグロースが大量発生。買いたかったグロース、その1。
PRTIMES:買いたかったグロース、その2。
パーク24:ビジネスモデルの長期魅力がありすぎ銘柄。最後の安値だと判断しコレクションに加える。
■保有株の評価
■3277 サンセイランディック
不動産系の銘柄はもう何があっても上がらないかも。あまり固執しないようにしよう。
■4390 TOW
無事離陸。あとは気楽にホールドするのみ。
■2820 やまみ
マーケット的には、EPS200まで一気に期待値が上がったと思われる好決算。
円高反転ならさらに上昇が見込める。
となると、EPS200*PER18=適正株価3600でも、過剰評価とも言い難い。
ストップ高で2700まで上がったが、この時点で、すでに適正株価3600のイメージまでできていたので、1株も売らずにホールドできた。
そして今思えば、3600に対して、ストップ高で2700なら「まだ安かった」ともいえる。「勝てる勝負が来た時に一気に賭ける勇気」が、まだ足りない。
■前月
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