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ワークショップ「書くことのプラクティス」を開催します

年末に差し掛かり、手袋がほしい季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。さっそく来年の話ですが(鬼は笑ってしまいますが、ご勘弁を)、年明けの2024年1月7日の日曜日に「書くことのプラクティス」という全3回のワークショップの第1回を開催します。場所はわたしが住んでいる静岡県沼津市です。

「書くことのプラクティス」ワークショップの詳細

第1回:<クィア>に書くことのプラクティス
【日時】2024年1月7日 (日) 14:00-15:30
【場所】シンマチ(静岡県沼津市新町4、沼津駅から徒歩15分です)
【参加費】1000円+投げ銭
【企画】石川祥伍、小野(社会実験室・踊り場)
【お問い合わせ】各種SNS、または shogo.ishikawa108@gmail.com まで

「書くことのプラクティス」とは

全3回のワークショップです。

第1回:<クィア>に書くことのプラクティス
第2回:<自分ではない言語>で書くことのプラクティス
第3回:他者とともに書くことのプラクティス
(第4回:ひとりで書くことのプラクティス)

私はひとりで文章を書く。でも、書くときの私は本当に「ひとり」なのだろうか。

文章を自分でコントロールできない感覚、自分が書いた文章を自分が書いたとは思えないことなど、書くことには常に「他者」が介入しているのかもしれません。

この全3回のプラクティスでは、他者とともに書くことを練習=実践することで、逆照射される<ひとりで書くこと>について皆さんとともに考えます。参加することでライティングが”上手く”なるわけではありませんが、普段は使うことのないさまざまな方法で書くことを通じて、より自由に書くことができるようになるかもしれません。

第1回では、「<クィア>に書くことのプラクティス」と題し、「男ことば/女ことば」から「ケア労働」まで検討したうえで、書くことで自分の身体が変わっていくことを実践します。

第2回の「<自分ではない言語>で書くことのプラクティス」では、植民者の言語をあえて用いたポストコロニアル文学を検討するなかで、自分ではない言語を知らないわたしたちがどのように自分ではない言語を使って書けるのか、考えます。

第3回の「他者とともに書くことのプラクティス」は第1回と第2回の総集編です。もちろん第1回と第2回に参加していなくてもこの回にはご参加いただけますが、第1回と第2回に参加しているとさらに理解が深まると思います。第3回では、第1回と第2回の実践を組み合わせながら、みなさんでひとつの「書いたもの」をつくりあげます。

第4回がほんとうの最終回です。というより、このプラクティスに最終回は存在しません。みなさんが各自で、ひとりで書くことについて考え実践しつづけることによって、<書くことのプラクティス>は継続していきます。いろんな角度から他者とともに書くことを体験することで逆照射される<ひとりで書くこと>をみなさんがそれぞれの形で受け取ってみてください。


年末まで残り少なくなってきましたが、よいお年をお過ごしください。では。

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