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大手ネットショッピングモールを使い続けるという危険

ECに携わる仕事をしていると、
クライアント様から早かれ遅かれ必ず
相談のあるごとに自社ECサイトが必要ですか?
とご質問をお受けします。

今モール中心で販売をしていますが、
やはり自社サイトのEコマース
も持つべきでしょうか?、という内容です。

結論から言えば、
必ず持っておきましょう、とアドバイスをしています。

その理由は、2つです。

1つ目:
自社のお客さまではないのでブランドができない
※自社リストは保有していない

2つ目:
売上はたつけど納入業者なのでLTVが上がらない

先にお伝えします。
モール型にもメリットがあります。

・メリット1:集客力がある
・メリット2:信頼度が高い
・メリット3:初心者でも簡単に始められる

しかしながら、あまり語られていない
デメリットの理由を共有します。

今回は、プラットホームに依存することの
リスクの面からお話をしたいと思います。

その他として、自社ECを持つべき理由としては、
特定のプラットホームに依存した売上に偏るとリスク分散が
できないというのがあります。

プラットホームとは、楽天市場やAmazon、Yahooショッピング
などの大手モールになります。
これらは、モールという大きな単位で覇権を持っています。

それぞれが抱える個々のショップは
その覇権争いの一つの納入業者でしかありません。

昔で言えば、楽天市場が固定出店料での
出店契約からロイヤリティを導入した時に

楽天市場が送料無料ライン一律化を宣言したり
楽天ペイの強制導入によりクレジットカード決済
の導入が必須になっています。

このようなことは、代表例です。

Amazonもpaypal 同様いきなりアカウント停止を
食らうリスクがあります。

しかも、paypal 決済のアカウントが
BANしても金融庁も何も相談には乗ってくれません。

YouTubeの規約違反ということで
アカウントをBANされた事例と同様です。

今後もECに関しては、モール間の争いは
更に激化する見込みです。

各社の規約は大きく変化していくので注意が必要です。

振り回され、疲弊するのはヒト・モノ・カネ
といった有形リソースの不足している中小企業です。

特定プラットホームに依存するのは
危険ということはご理解いただけたと思います。

サイト上の画像やテキストの表現面や、
決済方法などは一切制限はなく、自由に店舗の世界観を表現できます。

とはいえ、自社ECサイトにもある程度の欠点やデメリットもあります。
自社サイトは良いことばかりではありませんので
デメリットも軽く紹介します。

・法的なリスクがある
・ファン・リピーターの育成コストは自前でかかる
・新規の集客コストがかかる

などが代表的なデメリットです。

追伸:#モールに依存する 西村公児

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos