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【2019年】楽しかった映画(追記あり)

映画館で観た映画のまとめ

名探偵ピカチュウ

ポケモンがいる世界についての妄想をかなりの高解像度で画面いっぱいに展開するもんだから、目が忙しくて大変な映画だった。

ドダイトスですよ。なには置いてもドダイトス。わたしドタイトス大好きで……フシギバナとか、背中にでっかい植物はやしたポケモンいいですよね。そんななんで、ドダイトスが何匹も出てきたときにはニッコニコしていました。ドタイトス、キョダイマックスのすがたほんとブチ上がりました。どうして剣盾にドダイトスはいないんですか……どうして……

ピカチュウの中身が中年のオッサンで、大谷育江のピカチュウでは絶対見られないあんな顔こんな顔見られたり、毛並みが濡れるとペショペショになるのたまらんですね。

黒幕がメタモン手持ちに入れているのも、もともと精巧な偽物を駆使するっていうやり口使うので納得度が高いし、ポケモン映画としてすごくワクワクした。そのうち金曜ロードショーしてくれないかな。人の実況が見たい。

イップ・マン外伝 マスターZ

「詠春拳、張天志」(フロア熱狂)

葉問シリーズ三作目「イップ・マン 継承」で葉問に敗れて武館を畳んだ詠春拳の使い手、張天志(チョン・ティンチ)が主人公のスピンオフ映画。主人公の張、ピンインがzhāngなのでマスターZです。

葉問シリーズはもちろん見ていた方が絶対に面白いんですけど、どうしてもマックス・チャンの色気を摂取しないと病気の親族が危険な場合はここから見ても大丈夫です。一緒に武術家のシングルファザーが息子のため再起する姿と飲み屋のボーイやってる時のセクシーな前髪にキャッキャしよう。

武術家が再起していく物語っていう流れで、葉問であれば家族と過ごすこと、地域を守ることなどで人間性を回復させていくだろう場面、張天志は飲み屋街の用心棒やったり、阿片窟に火をつけたりして人間性を回復させていく。葉問は慈愛の人なのに対し、張天志は怒ることで人間らしさを取り戻すタイプの人なのがわかる。バットマンのようなヒーローの人形に張の姿を重ねる演出が大好き。

予告にある、ワンインチ距離でトニー・ジャーとやりあうシーン、ネオン看板を跳び渡る戦い、vsミシェル・ヨーなどアクションの見どころが満載なんですけど、すべて美しく無駄がなく、マックス・チャンの初主演作撮ったユエン・ウーピンのマックス・チャンに対する贖罪の気持ちを感じます。あと、ステーキは焼いたら5分ぐらい休ませるとおいしいということを学べる。

当時最大限ネタバレに配慮した感想

【追記】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

忘れていた! これも今年見た映画だった。

ハリウッド初夏の怪獣祭り。監督が強火のゴジモス推し過ぎて笑ってしまった。わたしモスラは少年だと思っていたのでまさかの聖女系モスラをお出しされて「ほーん? この監督さんはこうなのね……」ってなったやつ。

初代ゴジラをタイムラインの映画会で見たり、旦那さんから事前研修の東映怪獣映画を見せられたりして楽しむことができた。前提知識のいるコンテンツに、「これとこれ」という適切なキュレーションをしてくださる人がタイムラインにいるの、本当にありがたい。

モスラが羽化するシーンの美しさ、キングギドラが顕現した時の荘厳さなど、意図的に神々しく描くシーンに説得力が強く、「ああ、神様というのはこういうことなんだなあ」となりました。予算の潤沢なMMRことモナークの皆様、核エネルギーをAEDかなんかのような使い方するぶっ飛び方してるんだけど、そのケン・ワタナベをもちょっと引かせるほどの自然派ママとか人間にちょっと独自の道を歩く人が多くて、笑ってはいけない場面なのにおかしみがある。

怪獣プロレス映画、現代のテクノロジーでやるとこんなにも迫力があるものになるんだな……この後自宅でキングコングとかも見ました。まんまとはめられてしまった。

SHADOW/影武者

美しいモノクロの世界で男も女も等しくむなしく死ぬ。詳しくはこっち。

HiGH&LOW THE WORST

オヤコーありがとう。詳しくはこっち。

Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌

西川貴教オンステージ。宮中で流行った歌がおかしい。詳しくはこっち。

スターウォーズエピソード9 スカイウォーカーの夜明け

どう生まれたかじゃない、どう生きるかという話。突然推しに襲われてSWシリーズの中で優勝してしまった。詳しくはこっち。