06_未来の表現

未来の表現【3日間完成 Day1】

未来を表現するカタチ

今日からは「未来の表現」のトレーニングに入ります。未来を表現するカタチは大きく分けて willbe going to の2つがあり、いずれも動詞の前に置いて使います。

I will visit Sendai.(仙台を訪れます)
I am going to visit Sendai.(仙台を訪れます)

日本語では普段やっていることでも「毎月仙台を訪れます」のように言うので、未来の話だからといって「未来の表現」というものはありませんが、英語にはハッキリと未来を表すカタチがあることに注意してください。


will と be going to の違い

willとbe going toはどちらも未来の表現なので、「言い換え可能」と思っている(そのように教えられてきた)方は多いのですが、この2つには明確な違いがあります。(※もし違いがないのであれば片方が消えていてもおかしくないハズ。。。)

willとbe going toを使い分けるポイントは以下の通りです。

be going to =前から決めていた予定
will =予定以外(その場で判断したこと、話し手の意志、漠然とした未来の予測、自然のなりゆきなど)

まずはざっくりと、予定の話はbe going to、予定以外の話は全てwillとおさえておけばOKです。

逆に言えば、前から決めている予定を話すとき基本的にwillを使うことはないということです。

ここで1つ例題にチャレンジしてみましょう。

[例題] 次の日本語を参考に、適切な語(句)を選びましょう。
明日はお仕事ですか?
[ Will you work / Are you going to work ] tomorrow?

[解答] Are you going to work
Are you going to work tomorrow?(明日はお仕事ですか?)

[解説]
相手の予定を尋ねているため、be going toを使った疑問文が適切です。willを使った場合、予定を尋ねるニュアンスが出ない上、Will you~?では相手に「~する意志があるかどうか」を尋ねることになります。そこから、Will you work tomorrow?(あなたは明日仕事をする意志はありますか?⇒明日仕事をしてくれないか?)と指示・命令をしているニュアンスが出てしまいます。


日本語を話すときにこのような違いを意識することはありません。そのため「日本語→英語」の直訳発想ではwillとbe going toを使いこなすことはできません。ここでも英語を使う「場面・状況」を意識する必要があります。

そして、いったん理屈をおさえたら、あとはいろいろな英文に触れて場面別にトレーニングを積み重ねるのみです。


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