疑問詞 where / when / how【3日間完成 Day1】
疑問詞 where / when
「疑問詞 what / who」の回では、「物事」を尋ねるwhat(なに?)、「人」を尋ねるwho(だれ?)を扱いました。
今回は、「場所」を尋ねるwhere(どこ?)、「時」を尋ねるwhen(いつ?)を扱います。疑問文の作り方は基本的に同じで、使う疑問詞を変えるだけでOKです。
もう一度疑問文を作るプロセスを確認しておきましょう。以下は、「あなたはどこに住んでいますか?」という疑問文を作るプロセスです。
[Step1] もともとの文章をイメージする。
You live in Kyoto.(あなたは京都に住んでいます)
[Step2] 尋ねる部分を疑問詞に変える。
You live where.(あなたはwhereに住んでいます)
[Step3] 通常の疑問文を作る。
Do you live where?(あなたはwhereに住んでいますか?)
[Step4] 疑問詞を先頭に移動させる。 ⇒完成!
Where do you live?(あなたはどこに住んでいますか?)
ポイントは、疑問詞whereは副詞の働きをするため、前置詞+名詞(=副詞)である in Kyoto をまとめて where に変えるところです(whenも同様です。
(×)Where do you live in?
疑問詞 how の3用法
疑問詞のhowは、「手段」(どうやって?)、「様子」(どう?)、「程度」(どれくらい?)の3つを尋ねる「1人3役」をするところから、うまく使いこなせていない方が少なくありません。
①手段:How do you study English?(どうやって英語を勉強しているの?)
⇒勉強方法を尋ねている
②様子:Hi, how are you? (やあ、元気?)
⇒相手の様子・状況を尋ねている
③程度:How much is the ticket?(そのチケットはいくらですか?)
⇒金額の程度を尋ねている
使い分けポイントは以下の通りです。
①手段:How do you study English?(どうやって英語を勉強しているの?)
⇒「How+一般動詞の疑問文」のカタチ
②様子:Hi, how are you? (やあ、元気?)
⇒「How+be動詞の疑問文」のカタチ
③程度:How much is the ticket?(そのチケットはいくらですか?)⇒「How+形容詞(または副詞)」のカタチ
一部例外はありますが、基本的にこのカタチをおさえておけばOKです。逆にやってはいけないのが、疑問詞を日本語訳だけでおさえてしまうことです。ここでひとつ例題をチェックしてみましょう。
[例題] 次の日本語を参考に、適切な語(句)を選びましょう。
あなたはどう思いますか?
[ How / What ] do you think?
[解答] What
What do you think?(あなたはどう思いますか?)
[解説]
相手の考えている「内容」を尋ねるため、疑問詞whatが適切です。howは「手段」を尋ねるためNG。
「あなたはどう思いますか?」の「どう」だけを見て、How do you think? としてしまうと、「How+一般動詞の疑問文」のカタチになり、手段を尋ねることになってしまいます。
(×)How do you think?(あなたはどういう手段で物事を考えますか?)
⇒???
日本語訳だけでなく「何を尋ねているのか」を意識すれば、このような間違いは格段に減らすことができます。
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