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りといろワンマンライブレポ-掴み取った景色-

はじめに:あの日を見届けたみんなへ

 最高のライブだったね。一緒に死ぬ気でポチポチやってあの日を迎えられたことに心の底からお礼を言いたい。本当にありがとう。

 このレポはあくまで私が書いたもの。つまりL!lyさんのオタクとしての目線になっちゃうし、どうしてもそこから完璧に抜け出すのは難しい。

 もしよければ、noteでもブログでもTwitterにメモ帳4枚でも何でもいいから、それぞれの推しに対するオタクの目線でレポート的なものを残して欲しい。短くても雑でもいい。あの日をより形に残したいんだ。

序文:ガチマッチ詰んだと思った話


  歌い手ガチマッチ優勝記念のりといろワンマンライブだ。何から話そうか迷いに迷う。なにしろこの日に至ることそのものがドラマのような話なのだ。そして私はそのド真ん中に居た。

 りといろの企画が立ち上がった当初からこの日を想像できた人は誰もいなかっただろう。

 どこまで行けるかなんてさっぱり分からんが、優勝は予想だにしていなかったというところが正確か。でも叶ってあの日を迎えた。前置きとして何を書けばいいのかとても迷ったが、最もキツかった準決勝の話をしようか。

 準決勝は絶望感と共に始まった。予選はなんか通っちゃったって感じだったし、決勝トーナメントの初戦はギリギリ勝ち、準決勝の相手はぶっちぎりの予選1位。やべえと思った。正直終わったと思った。1回戦がギリギリの勝利でコレである。

 予選の数字ベースの計算上、投票に動くアクティブリスナーの数は対戦チームがこちらの約3倍。りといろ側の勝利条件はただ1つ。最低限、1人あたり相手チームのリスナーの3倍の回数の投票を行うこと。絶対的な数の話では無い。相手チームのリスナーが何度投票しようとも、こちらは常にその3倍の回数の投票を行うことが条件である。

 手持ちの数字(内容は企業秘密:中学校の数学程度のもの)をあーだこーだやって何とか勝利の可能性を模索した。数字とは時に腹ただしいものだ。何のクッションもなくただ淡々と話をぶつけてくる。見れば見るほど敗色濃厚だったのだ。たまに見る空気の読めない淡々とした冷血漢に通じるそれを、私はモニターの前で粛々と受け止めた。詰んだわこれ。終わった。

 唯一干渉可能な数字は、これまた企業秘密なデータを基に算出されたリスナーのパワーである。ここに賭けるしかなかった。早い話が、この状況を打開するにはリスナーの根性しか無かったのだ。

 そんな状況はもちろん演者側にも伝わっていた。用意された動画はりといろ4人の最終兵器的な渾身の4曲だった。全てを吐き出し切ることを念頭に置いたセトリに鼓舞されたリスナーも多かっただろう。結果が全てではないが、残ったものは全て結果に現れている。

 終わってみれば対戦相手だったチームの方々やその周りから「りといろが予選でこの順位!?」とか「りといろだけは当たりたくなかった」等々のある意味嬉しい意見も見られた。しかし、当事者サイドはもうただただ死に物狂いだった。

 周りを見渡せば、1日3~4時間程度の睡眠で投票し続けた人、学校を脱走ギリギリのレベルで急いで抜けて投票に勤しむ人、投票サイトに仕掛けられた画像認証の攻略を考察する人達がいた。

reCAPCHAの内部処理では自転車もバイクも「bike」で一括りにされているなんてここで初めて知った。この二者に対する我々の認知は「bicycle」と「motorbike」でしっかり分断されている。この点を気をつけることが1分辺りの投票数を増やすことに繋がるのだ。

 リスナーの中には最推しの歌い手が一緒にりといろを応援しているのをいいことに、直接「このままだと負けそうなんです!!テコ入れお願いします!!!」と頭を下げたアホなオタクもいたらしい。このオタク、最推しと直接話せる命より重いかもしれない僅かな時間をガチマッチに突っ込んだのだ。本当に真剣だったんだろうな(ちなみにテコ入れやっていただけました。本当にありがとうございます)。

 一体感てのはこういうことを言うのだろう。どうなるかは分からんが吐き出すしかない。ただ分かるのは、手を止めたら負けることだけ。文字にすると悲壮感しかない。しかしそこには不思議な充実感があった。

 夜が怖かった。寝てる間にも誰かが投票しているのだ。次の朝には埋められないような大差が付けられているかもしれない。何せ自分たちがそういう奇襲攻撃を仕掛けちゃっているのだ。自分達がやれるということは相手チームも同じことやれることを意味する。その自覚はそんな恐怖にくっきりとした生々しさを与えていた。そんな夜が毎日来るのだ。冗談みたいな話だがマジである。大マジだった。

 そんな日々を送る中、いつものライブの主催さんが突然告知を出した。

「もしりといろが優勝したらワンマンライブ主催します!」

 逃げ続ける戦いは、この瞬間に全員で夢を掴む為の戦いに変わったのだ。今までの恐怖感はどこ行ったんだという勢いでひたすらに投票に打ち込んだ。やったからやられるかもしれない恐怖感は、見たい景色を夢中で追いかけるハングリー精神に完全に置き換わった。

 ここに輪を掛けたのがりといろ4人の(実は)リレー配信である。ある休日のことだ。それぞれがさりげなく配信告知を出していたが、よく見たら配信のタイミングは完璧に調整されていた。4人の配信が切れ目なく続くようになっていたのだ。

 恐らく、彼らなりにリスナーに寄り添うとはどういうことかを考え抜いていたのだろう。この工夫はリスナーの士気を最後まで高め続けた。その勢いは止まらず、ついにこの日を掴み取ったのだ。

 切り方が急だって?この時点でもう1900文字超えてまして。序文にしては長すぎることは分かっている。でも、大事な話だったんだ。まだまだ書けるがそろそろ本編に行こう

 レポ本編-勝たんしかりといろ-


 会場の入口には有志で作成したパネルとバルーンスタンドが鎮座していた。こちらの企画にお声がけ頂き、微力ながら参加させていただいた。豪華なものだろうとは思っていたが、いざ実物を見るとすごい。ここまで来れたんだ!そんな誇らしい気分が存分に高まった。

 真正面から撮りたかった



こちらはパネルの方である。明るくて元気で、ほんのりと治安の悪いりといろの空気感が前面に押し出されていてとても好きだ。こちらも正面から写真を撮る機会がなかったのでTwitterから引っ張ってきた。

  めっちゃくちゃ余談だが、このツイート主は私とL!lyさんの共通の最推しである。ゴリ推しトークは何万文字になるかわからんので敢えて貼るだけに留めておく。わかる人はここの部分で私の理性の強さを分かってくれるだろう。推しと推し活、最高です。

  会場内がやたら暑かったのはここに集まったリスナーの熱気だけではないだろう。物理的にも暑かった。多分熱がこもりやすいんだろうな。スミノフアイスがスポーツドリンクの如き勢いで消えていく。ビールにしとくんだった。酒うめぇ、染みる。

 最初は4人揃っての劣等上等から始まった。場の温め方に抜かりは無い。リスナー間や本人達の間でも「根は真面目」なんて言葉で表現されているが、この4人のカッコ良さの1つはその抜かりなさだ。

 この現代では「活動者」という名称が着いているが、古のオタクとしてはやっぱり「歌い手」なのである。トークでもゲームでも腹筋を壊しに来る彼らだが、その本領はやはり歌。動画でもライブでも、少なくともリスナーとしては妥協を感じたことは無い。導入として場はきちんと温める。そういう抜かりなさを感じた劣等上等だった。

ここから先は、序文で書いた準決勝の曲のフルコースになる。先述した通りの事情から、ここから紹介する4曲がりといろの虎の子であると判断できる。

 まずはろぼさんの「失礼しますが、R.I.P」

 もうね、この曲ずっと生で聴きたかったの。帰国子女のナチュラル発音で英語ラップのマシンガンはなかなか他では聴けない。何よりもろぼさんの本気の「fxxk it」をいきなりぶちかまされる快感がたまらん。客席で何人のろぼ族が死んだことか。ヘソ出しのビジュで凶悪なラップが飛んでくるんだからインパクトは半端ない。

 配信では初見さんが来たらまずこの曲、沼に落とされてろぼ族入りする時もまずはこの曲。ろぼさんを象徴するものであることに間違いは無い。準決勝にはそんなアイコニックな曲をぶち込んできた。

ちなみに歌ってみたはコチラ


 2曲目はL!lyさんのロミオとシンデレラ。ライブでも配信でも定番のこの曲、L!lyさんのここ一番はこの曲だ。

 彼女がこの曲をここ一番に据える理由は、この曲自体が彼女の歌い手としての核の部分を支え続けてきたからに他ならない(と勝手に思っている)。ライブでこの曲を歌う時のライトアップは常に白とピンクだ。これこそが準決勝の曲として選ばれた理由だ。ここに関しては伝わる人に伝わればいい。

 いい意味でいつものロミシンである。何度聴いたって飽きることは無い。飽きるわけが無い。白とピンクのライトに彩られたこのロミシン、実家に帰ってきたような安心感。「金の斧でした」の部分の跳ね上がり方とラスサビの入りの張り方、ここにL!lyさんという歌い手は集約されている。

もう理屈垂れてもしゃーない。歌ってみたはこちら


 そしてお次はいぬばこ君のヴィランである。実は票数分析を行う際に、これまた企業秘密な方法でりといろ全員分の曲の強さを並べたランキング表を作った。曲選びが相当難しい選択になることが想定されたので、その参考になればと言ったところである。

 70曲以上のピックアップがあったが、その中で堂々の1位に輝いたのがいぬばこ君のヴィランである。この曲に関しては、もはやあの時のりといろの最終兵器と言ってもいいだろう。

 ばこ君は魅せることにかけては誰よりも考え抜いて場を組んでいる。トークの持っていき方、煽り方、歌の仕上げ、ステージ上の動き方、そこには一分の隙もない。ステージに入った瞬間からはけるまでが1つの作品としての繋がりを持っている。

 ここでのヴィランはそれが炸裂していた。音源で聴くのと変わらない歌唱力、リハを積み重ねてきたであろう自由奔放に見えて計算され尽くした動き、現場でしか見えないものを全力で見せに行く熱さを真正面から浴びた。気持ちよかった

 せめて歌だけでもそれを感じて欲しいから、歌ってみたはコチラ


 そして序盤の準決勝セトリの最後を飾るのはととと君の百鬼祭だ。りといろプロジェクトの言い出しっぺにしてリーダーである。余談だが、ガチマッチのチームリスト的なものが公式サイトの微妙に分かりにくいとこに置いてあった。そこにはしっかりと彼の名前が載っていた。

 彼のパフォーマンスの見せ所は背中だろう。色んなものを背負う背中、進む道を示す背中、ついて行きたくなる背中。文字にしてしまうととことんクサいけど、実際のパフォーマンスはこの背中にシビれるほど魅せられる。この百鬼祭でもその背中は万感の思いを語っていた。

  どこかで「とと君がパフォーマンス中に後ろ向いてる時は大体泣いてる」みたいな話を聞いたことがある。本人は「泣いてない!!」と言っていた。きっと泣いてないんだろう。

 優しく爽やかな歌ってみたはコチラ

 ここまでで4600文字、ようやくガチマッチ準決勝セトリが終わった。

 文字数は膨らみ続ける一方である。他のリスナー達から見たライブレポもたくさん欲しい。あればあるほど良い。そんな訳なので、ここから先はL!lyさんを中心にして駆け抜けていこうと思う。あと5曲ほどお付き合い頂きたい。

まずはろぼりりのGETCHA!だ。

 ろぼりりの魅力は語れば尽きないのだが、そもそも歌がめちゃくちゃ上手い。分かりきったけど良すぎる化学反応。L!lyさんのラップが歌みたとは全然違って低音を押し出しているのがもうホントにかっこよかった。二人の仲の良さが全開で出ているパフォーマンスもたまらんでした。ろぼさんがセリフど忘れしたL!lyさんを口パクでフォローするくだりなんてそろそろ語彙力が足りない。そして冴えまくるろぼさんの英語の発音。早いだけじゃない、しっかりとした向こう仕込みの発音が本当に耳に心地よい。

 L!lyさんの歌唱力とろぼさんの歌唱力の組み合わせは本当に面白い。それぞれベクトルは全く異なる方向の歌唱力なのだが、お互いがお互いを全く邪魔しない。交互に来てもハモっても、ただただ自然にエモさと可愛さが全力で鼓膜をぶん殴ってくる。

そんな曲の歌ってみたはコチラ


 そしてお次のコラボはばこりりの快晴だ。

 ばこりりの組み合わせは当初、謎の壁というか距離感があった。配信とかで絡んでいてもこう、謎の距離感があったのだ。無論、お互いに嫌いあってるなんてことはまずありえない。一体なんだったんだろう。

 ライブのパフォーマンスもそんな感じで、りといろ結成当初にあった謎の距離感は本当に一体何だったんだろうというようなパフォーマンスだった。

 考えてみりゃそりゃそうだという話で。ばこ君の元々のパフォーマンスの上手さと妥協のなさにL!lyさんの歌唱力が重なるのだ。鼓膜が幸せに犯されまくる。休む暇などあるわけない。この瞬間、ばこりりは完璧に一体化したユニットになっていた。コラボ歌みたお待ちしております。

 ここからしばらくL!lyさんのソロの話が続く。まだまだ続くがお付き合い願いたい。

 私、アイドル宣言!のイントロが流れた時に一瞬ファンサかと思った。単純に私の勉強不足なだけである。

 7/10の佑さん生誕ライブで初めて彼女を見てからこの日まで、7ヶ月半経っていた。最初は話すことも覚束ず、とと君が「こいつほんまに喋られへんから!!緊張しちゃっとるんや!」とナイスなジェントルメンフォローが入る状態だった。それが少しづつ上達し、11/26では最も客席をぶち上げる煽りを連発した。今の彼女に対して、喋りや煽りが苦手だなんてほざく奴は誰もいないだろう。

 そういう意味で、満を持した私、アイドル宣言だった。明るい顔で続くコール&レスポンスは、彼女がここまで1歩1歩を積み重ねてきた足跡なのた。

 場の温まり方、本人の嬉しそうな様子!どれもこれもがとことんに感無量だった。煽りはもはやいい意味での慣れた感すら出ていた。この7ヶ月、行ける現場には全て足を運んだが、この曲でひとつの完成を見た気がした。


 そしてお次は天樂である。喉を破壊する最終兵器みたいな曲であり、歌う者をすごーく選ぶ。ただ、曲についていけた時のインパクトは凄まじい。

 この話を書いていいものかどうか散々迷ったんだが、ちょっとだけ出してしまおう。私とL!lyさんはいわゆる最推し様が被っている。2人でそれはもう心の底から推している。

 天樂はそんな我々の推し様の代表的な曲の一つである。マイクを持った彼女は推し様の持ち歌だからと言って腰が引けることは無い。ただただその背中を追いかけて、魂を込めて歌い上げていく。歌と表情から漏れ出す"その空気"が私を更なる感動へと引きずり込んだ。

   現場で彼女が推し様の持ち歌を歌う度に、オタクとしては永遠に勝てねえなあ……としみじみ深く思わされる。そこにある感情は悔しさではなく、飾り気のない尊敬と感動だ。


 そしてL!lyさんのソロセトリの最後を飾るのが夜明けと蛍だった。これまでの明るく激しい曲から一変、静けさの中に激しさを秘めたバラードだ。

 しかし、ここでアクシデントが発生した。途中でL!lyさんの声が出なくなってしまったのだ。最後のソロセトリの曲のド真ん中でこの現象、本人にとっても相当辛かっただろう。

 泣きながらもがくL!lyさんに対して会場はとても暖かった。客席の色んなところから「がんばれー!」と声が上がり続けた。

 それが功を奏したのか、ラスサビは魂の叫びのような本気の声量が会場を包んだ。多分この日で1番の声量だっただろう。この瞬間、足の裏から震えを感じた。音量で地面が振動していたのだ。

 フラフラになって楽屋へとハケていくL!lyさんを待ち構えていたろぼさんが受け止めた。チラリと見えたろぼりりを、会場は温かく見守っていた。

 他の3人もコラボ曲を混じえながら、お互いのベストを本気でぶつけてきた。ここはそれぞれのオタクに個別のレポを書いて欲しい。記憶はみんなで残したい。


 最後はりといろ4人でのトワイライト急行で締めくくりとなった。去年の12/25に投稿され、ライブ帰りのリスナー皆の涙腺をぶっ壊したこの曲が、ついにライブで実現したのだ。物販からリハの音が漏れてきててちょっと聴こえてしまってたのだが、その場では全力で記憶から消去した。

客席から見てちゃんと左から「りといろ」の順番で並んだ時点でもうやばかった。

  この曲のCメロ部分の歌詞分けの順番も「り→と→い→ろ」になっている。ここが好きすぎて繰り返し聴いていただけに、目の前でぶちかまされた時の感動がやばい。

  曲の内容もわかってるしこれがフィナーレなのも分かっている。でも終わって欲しくない、それでも終わりは来る。

 ラスサビ前の「せーの!」で会場全てが完全にひとつに纏まった。6月から今日までの集大成がこの「せーの!」に集約されていた、そんな気がする一体感だった。

 そうしてりといろワンマンライブは遂に終了した。長い夏休みが終わった。みんなの夢が叶った日になった。

 ファンミーティング-激熱ビンゴ大会-


 感動の舞台からガラリと一変、ファンミーティングで開催されたビンゴ大会は気持ちいいぐらいいつものりといろだった。

 なぜか全員メガネで登場し、L!lyさんはとと君に香水をぶっかけ、とんでもなく高速で回転するビンゴ、終始わちゃわちゃして止まらぬ笑い。いつものりといろのわちゃわちゃ配信がそのままライブとして現れていた。

ビンゴ大会で当たったリスナーがそれぞれのメンバーの私物を受け取れるという企画がメインだった。ビンゴ自体がやたら高速で回るので、順番を追うのに割と必死だった。演者側としても、リスナーがずらりお下向いて真剣な顔しているのは初めての光景だったのではなかろうか。


  ファンミーティングの主旨としては、ビンゴ大会でメンバーの私物プレゼント!というものであった。香水、ハンカチ、ショール、ライダーベルトetc..…、それぞれのメンバーの個性が出るものであった。最も印象的だったのはL!lyさんのヘアピンである。推し様のグッズにしまった状態で渡されるということで、私は血眼になって取りに行ったが結局叶わなかった。ちなみに渡されるシーンを見たところ、自分の手元に4つぐらいあるやつだった。

 ビンゴの後はじゃんけん大会で残りの私物&ビンゴではけて補充した分の私物をゲット!!な企画であった。

 各メンバーのじゃんけんの強さがハッキリ出たりして、笑いの絶えないじゃんけん大会だった。

 私も1度だけ勝つことが出来た。その時に貰えるグッズはばこ君のライダーベルトか女装セットであった。正直すっげえ迷った。会場中の目線を浴びながら迷った末に考えてしまった。「このふたつで場が沸くのはどっちだろうか……?」 

 そして盛大に叫んだ「もちろん!!!女装セットで!!!!」

 振り返って改めて思う。何がもちろんだったんだろうか。女装だぞ。小デブのふくらはぎバッキバキおじさんが女装だぞ。

 交流会の列でばこ君がインスタでその衣装を着た写真をあげているという情報を貰ったので、帰り道でちょっと見てみた。こちらである。


 めっっちゃかわいいやんけ。ウィッグとメイク前提やんけ。何もしないで適当に来たらもはや服に失礼まである。

 そんな訳で今から慌ててメイクの勉強などを始めている。準備出来そうになったら相談に回るかもしれないのでその時はよろしくお願いします……

おわりに

 さて、8000文字に及ぶレポートだがこれでひとまず完結である。削れるところは削って絞れる所は絞ったのに、結局かなりの量になってしまった。それだけこの日を楽しみにしていたし、本当に楽しいライブだった。

 冒頭にも書いたが、全てのセトリを網羅できた訳では無い。あの日にいたリスナーそれぞれでライブの見え方も違うだろう。もしよかったら、断片的でも印象に残った部分だけでもいい、ブログでもTwitterでもいい、色んな人の視点から書いたレポを書いてみてほしい。

 りといろの皆へ、ここまで一緒に走ってあの景色を見れたこと、リスナーとして本当に嬉しく思います。また新たなステージで暴れてくれる日をお待ちしております。この4人だからこそここまで楽しく熱く走り切れました。

リスナーの皆へ。いつも仲良くしてくれてありがとう。皆と指紋を削る日々は、しんどいながらもすごく楽しかったです。またこれからも現場やTwitterで仲良くしてくれたら嬉しいです。いつも本当にありがとう!

おわり





 

 

 

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