実際に行って感じた台湾の物価について

 インフルエンサーがこぞって「台湾も物価が2倍になって旅行できない」と騒いでいるが実際の所どうなのか、2019年と2024年時点で比較してみる。


レート ※両替換算

2019年当時:1TW$=3.9円 2024年:1TW$=5.1円
3割位円安 

公共交通機関について

タクシー

2023年に料金改定があり、0.25キロ5元加算が0.2キロで5元加算に値上げ。
全体的に2割程度高くなった。それでも日本の感覚にすれば安いが気軽に乗るには少しハードルができた感がある。トータルで1.6倍くらい高い。

MR T/バス

変わらず。ただし円安レートなので特に桃園空港MRTが
高く感じるようになった。台北駅まで乗った場合150NT$ なので
600円が850円になったイメージ

台湾高鐡

全体的に10%程度値上げされた。日本の新幹線の半額から3割引くらいの感覚になったイメージが一番しっくりくる

宿泊について

 時期の関係もあるので一概には言えないが倍くらい高い。ただし前来た時が安過ぎたので日本人の感覚からすると普通のビジネスホテルに泊まる感覚のゾーンだろうか。
嘉義:一人当たり3000円→6000円 
台北:クーポンを別とすると5000円→9000円くらい。

観光/食事

基本的に屋台の食事が5TW$値上げしているイメージ。まだまだ安い。
嘉義に比べて台北は需要が多そうな場所に対して値段が高くなっている。
観光地はあまり多く行けてないが、台北101は前のままだった。元から600NT$で高かったけど。後コロナの間で業者が撤退したのか記念写真が強制じゃなくなっていたり帰りのエレベーターの途中でゴリ押しされていた水晶ショップが無くなってたりして純粋に登って降りるだけの施設になったのでそれをどう思うか次第か。
 エビ釣りとか酒が入る飲み屋とかだと50NT$くらい上がっている事があるので注意したほうがいいのかもしれない。

 コンビニは円安の影響があるのでジュースが日本と対してイーブンになりつつあるし、茶葉が入った上物のお茶とかは普通に日本より高い。(35NT$)外国製品が高いので台湾地場の品を買えば多少は安く抑えられることは変わらない。

結論

 確かに全体的に値上がりしているが、それでも国内のホテルの価格に
比べれば台湾の観光はまだまだお値打ちだと思うが、今後は正直わからない。

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