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【不動産】囲い込みのリスク

前回の記事では、
『囲い込み』が売主様・買主様の機会を損ねてしまうことをお伝えし、

物件を持っている(囲い込んでいる)業者に行くことにも
「大きな落とし穴が潜んでいる」といった投げかけで終わりました。

前回の記事でお話しした内容(知識)を前提に進めますので、
ご覧になっていない方にも読んで頂けると幸いです! (これがステマですね)

そもそも何故『囲い込み』が起きるのかというと、
囲い込みを行っている不動産会社が
少しでも多くの仲介手数料を得るためです(両手仲介)

両手仲介を行う条件は、
『売りたい人・買いたい人を1人で見つけること』でしたね。

名前の通り、双方から頂くか/片方から頂くかの違いになっています

つまり、
他の不動産会社・自分のお客様じゃない人の介入を防ぐ為
『囲い込み』しているんですよね。

これって、
良く言えば『貪欲に会社の利益を追求する』
悪く言えば『お金の為に働いている』

どちらにせよ、
買いたいのに買えない人からするとたまったものじゃないですよね…


考えてみて下さい。

立地も、デザインも、大きさも全く同じな
2000万円の物件
2500万円の物件があったとしたら
皆さんはどっちを買いたくなりますか?

月々1万4000円ほど変わります (35年返済/金利1%の場合)

一方で、
自分たちの利益しか考えていない不動産会社の場合、
2000万円の片手仲介できる物件(利益:¥726,000)と
2500万円の両手仲介できる物件(利益:¥1,782,000)
どちらを紹介されると思いますか?

もちろん、色々な会社さんが存在する訳なので
悪い予感が的中してしまう(2500万円を買わされる)可能性もありますし、
流石にそこまではしない(2000万円を売ってくれる)可能性もあります。

ただ、
何千万円という人生で一番大きな、
覚悟が伴う買い物において、

「不動産会社・担当営業への不信感」
を持ってしまっている時点でOUTだと思いませんか?

だって、
飲食店・ネットショッピングみたいな
「店員の態度は悪いけど味はピカイチだから通っている」
「質はよく分からないけど、激安だから試しに買ってみるか」
とは訳が違いませんか?


大きな・大切なお買い物だからこそ
これを「買って良かった」と思って頂きたいし
貴方に「任せて良かった」と思わせたい。


じゃあ、
どうすれば良い物件と巡り会えるのか?
後悔のない、住まい探しが出来るのか?


次の記事でお話し致しますので
ご覧頂ければ幸いです。


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