良い先生になるための絶対条件。

私には大好きな友人がいます。

その友人とは、大学の教職課程で親しくなりました。

その友人は、いつも笑顔で、一緒にいると安心感があって落ち着きます。

ユーモアのセンスも長けているので、笑いも絶えません。

そして、何より

私に嬉しいことがあったときには、自分事のように喜んでくれ、

落ち込んだときには、励ましてくれ、私を元気にさせてくれます。

理不尽な理由で私が拗ねてしまっても、突き放すことはせず、向き合ってくれます。

いつも自分を大事にしてくれるその友人のことを、私も同じように大事にしなくてはいけないと思っています。


その友人が昨年、結婚をしました。

披露宴では、校長先生が、主賓挨拶において

”ベテラン教員も関心するほど、生徒の心を掴む。彼女は不思議な力を持っている”

と紹介していました。

友人として誇らしく思ったのと同時に、それは「不思議な力」ではなく

彼女の「人間性」だということを私はすぐに理解しました。


教員には、知識、能力など必要と言われているものがたくさんあります。

しかし、”人の気持ちを大事にできる人間性”が備わっていることが何よりも大事であるように思います。

友人は、大学時代と変わらずに生徒にも

笑顔で

一緒に喜んだり、

時には励ましたり、

間違いを犯しても辛抱強く、しっかりと向き合っているのだと思います。

友人のように、立場に関係なく”人”を大事にできること

これが良い先生になるための絶対条件だと私は考えます。



友人や同僚からたくさん愛されているのに、生徒から慕われていない先生を私はみたことがありませんから。