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ロンジン新製品『PIXIS』レビュー⚡️

初めまして。

ロンジンモニター2024のくらまえーと申します。

普段は湾奥のシーバスをメインに、エリアトラウトやエギング、タナゴ、ウキフカセなど魚種に捉われず釣りを楽しんでおります、へっぽこアングラーです。

ただの魚好きですので、腕が伴っていないかもしれませんが、お手柔らかにお願いいたします。🙇‍♂️

このnoteという機能、タイムラインでたまに見かけますが自分では使ったこともなく、ただなんとなく長文をしたためられるTwitterの拡張機能のようなものかな?て思っておりました。

が、Twitterで良くお魚を釣られる方々はこのnoteとやらに情報をまとめて、惜しげもなく我々に公開してくださってるなぁ、、、と

自分の情報が果たしてこれを読んでくださった皆様の役に立つのかは全く持って不明ですが、
こういった機会ですので、せっかくならロンジン新製品『ピクシス』を使った感想をここにまとめてみよう、と思い立った次第です。🫴

一般的には東京湾奥は、まだバチ抜け最盛期前かと思いますが、この潮周りはとにかくピクシスを純正で投げ込んできましたので、第1弾はそのレビューを綴っていきたいと思います🫡
(第2弾以降続けられるかどうかは、僕の腕次第です😇)
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1.ピクシスのスペックについて

 1月初旬某日、新年早々寝正月をかましていた僕の元にもピクシスが着弾致しました。😀ウレシイ

カラーはシーズン問わず大好きなドチャートマットと、バチパターンで実績抜群のピンクオレンジクリアマグマ。控えめに言って好きです。

以下、ロンジンHPからの引用です

全長:130mm
ウエイト:18g
交換推奨フック:8番

持った時の第一印象としては、
①スペックから分かる通り、とにかく飛びそう
②ボディを震わせながらロールアクションしてくれそう
でした。

特徴的なのはなんと言ってもこのヘッドの下のシェイプでしょうか。なめらかな曲線がステキですね。


ウェイトはこんな感じ、固定です。ボディ中心、おしりの方にプレート、フロント寄りに玉っころシンカーが入ってます。振るとタマッコロが僅かにカチカチ……て鳴ります。

ボディの形状、内部構造はこんな感じです。
バチ抜けではよく用いられる、
かっとび系で浮き上がり早いシンペン
という解釈で間違いないかと思います。

ロンジンルアーのラインナップでは、この類いのモデルは無かったので、遂に出てきた~~😘という印象でした。

2.実際に投げてみました

ということなので、実際に投げて使ってみました。

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実際に使ってみたレビューに移る前に、僕が普段バチ抜け🐛をやるフィールドについて簡単に書き留めておきますと

・東京湾奥エリア(神奈川〜東京〜千葉、神出鬼没です)
・中規模〜大規模河川の川バチ

です。簡単すぎて申し訳ありませんが、皆様がイメージされる川バチのメジャーフィールドによく行っております。

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で、今回の潮周り...2024/1/10〜の下り潮、大潮まわりですが
爆風やら大雨やら、挙句の果てには雪が降り、本当にもうどうしようもない バチ抜けをするには難しいコンディションが続きました🥲
(それでもめげずに出撃されたアングラーさん、ステキです🫶)

かく言う僕はと言えば、ポイントに着いた途端雷が鳴ったため速攻避難したり、冷たい雨の中竿を出してみたり(車の中が生乾きのボロ雑巾のような匂いになりました)、風裏を探してランガンしたり……走り回っておりました(安全第一で楽しみましょう🫡)

そんな状況の中でこそ気づけた、このピクシスの強みですが

①マジでめちゃくちゃ飛ぶ

これマジでめちゃくちゃ飛びます。爆風斜め向かい風でも、まるでベタ凪無風かのような姿勢を保ったまま、風を斬り裂いて飛んでいきます。

かっとび系シンペンは他にもいくつかありますが、向かい風など悪条件下でも何も構わずにいつも通りの飛距離を出してくれるのは圧倒的にピクシスかも。と感じました💪

ボディ内部に装備されたターボジェットエンジンで生成されたエネルギーが、この扁平形のヘッド断面からから噴出されている。(という訳では無いが、飛びます)


②アクションが変化する

リトリーブスピードやロッドの角度によって、アクションが2パターンに変化します。

1:スローリトリーブorロッドポジション高め
 →ボディをツイストするようなハイピッチのロ  
    ールアクション
2:ミディアム~ファストリトリーブorロッドポジション低め
  →ボディを大きくツイストロールさせながら、  
     おしりをふるウォブンロールアクション

1のアクションについてはなんとなく想像出来ていましたが、早めのリトリーブでおしりを振ってくれるのは予想外。僕も慌てて一緒におしりを振って喜びました。🕺

1:ツイストロールアクション

今勝手に命名しましたが、便宜上こう呼ばせて頂きます。🙇‍♂️
おそらくバチ抜けをやる上で最も効果的なのはこのアクションかと思います。

仕事の都合上、明るい時間に動画が撮れず
浴槽で撮ってみましたのでかなり見づらいですがご了承ください🥲
(ピクシスモニターの方々が分かりやすいアクション動画沢山載せて下さってますので、ぜひそちらも参考にしてください)

こんな感じで、上からと水中から、それぞれ通常速度とスローで撮ってみました

見ていただくと一目瞭然ですが、ピリピリとボディをツイストしながらアクションしてくれます💃

まさにバチ抜けドンピシャなアクションです。キモチイイ

ボディの角度はどんな時でも30度〜40度くらいをキープします。
この角度って、『エリ○ンのウエイトボール戻さずに巻くとなんかめっちゃ釣れる』
の、あの角度なんですよね。

ちなみに僕の大好きなロンジン/IGK95も、プレックスFも
この角度で浮いてくれます……😌

何もしなければこの角度で浮くIGK。リトリーブするとリーダーの重さや抵抗、リップが水を噛むことで理想的な角度で水面下を引くことが出来る。水槽のタナゴたちは迷惑そうである。

川バチって基本的におしりが下がった状態で水面直下を目指して漂うので、シーバスからどんな角度でルアーが見えてるか、はかなり重要なのかもしれません。

使い方ですが、ある一定の速度で巻けばレンジキープ〜ゆっくりと浮上、水面下にヘッドが出ている時は派手好きない適度な引き波で誘ってくれます。
アングラー側がやることと言えば、まずは適正の巻速度を何となく覚えて、流れに任せて流すだけです✋簡単ですね。

水中で聞くと分かりますが、意外とウェイトボールがカチカチ……と鳴って心地よいです。これにはシーバスもニッコリですね。☺️

バチ抜けにおいてラトルが有効打となるかは未検証ですが、後述するウォブンロールアクションの際には、おそらく攻略するメインベイトは「イワシ」や「サヨリ」等になるかと思いますので、間違いなく効果を発揮してくれるかと思います。

※とはいえどんなバチ抜けルアーでもピクシスと同程度のラトル音はなる印象ですので、バチ抜けにおいてはあまり気にする部分では無いのかな?と思います

2:ウォブンロールアクション

こちらのアクションについては後日、動画とともに紹介させて頂きます🙇‍♂️
なんとも喋り出すと長くなりそうなので、今回はバチ抜けでのアクションメインでお話いたします。このアクションを撮影するには我が家の浴槽は狭すぎました。

簡単に説明すれば、
ベイトフィッシュのパターンの際の適正な巻速度で巻いてあげれば、ピクシスちゃんが勝手におしりをプリプリ振り出して誘ってくれるよ、しかもヘッドが引き波立ててくれるよ。
というような感じです🔥


③巻き上げ、巻き下げ

シンキングのバチルアーが持つ必殺技と言えば、この巻き上げ、巻き下げかなと思います。

簡単に言えば、レンジを入れてから浮上させる誘い方と
レンジキープする速度よりゆっくり巻くことで徐々にレンジを入れていく誘い方
ができるという事です。

以前はマニ○クやfe○lなどでこの誘い方を使用しておりました。

巻き上げはある程度レンジを入れてからロッドポジションを高くしたり、水面に張り付いたPEラインをあえてメンディングしないことで、沖でルアーを急角度で浮上させるイメージです。
そこから抜け出したバチが水面直下へ浮上していく様をイミテートしやすい気がしています。(あくまでもそんな気がします。)

もじりが出る前や、逆にもじりが終わったタイミングなどで効果を発揮することが多い印象です。

巻き下げはいわゆる「ほっとけメソッド」です。
ラインスラッグを軽くとるか、全く巻かずに流していくことで、自然と沈下していくバチをイミテートしやすい気がしています。(あくまでもそんな気がします。)

で、このピクシスですが、それが凄くやりやすい印象です。
おしりを振るほどのファストリトリーブでない限り、ゆっくりまこうがそれなりに巻こうが、常にこの角度を保ったまま巻き下げられたり巻き上げられたり、自在にできます🍀*゜


3.釣果

ここまで偉そうにつらつらと書きしたためて来てしまい申し訳ありません…


シーズン序盤の状況下ですが、もちろん魚を引っ張り出してくれました🐟サカナ

中距離のボイル撃ちでボシュ、しました。サイズはさておきうれちい!

潮が緩いタイミングだったので、竿の角度はキツめに立てて、引き波が出るか出ないかの速度で巻いたら、あとはオートマチックに掛かってくれました😌

エリアトラウトのバーニング釣法のようなものをイメージして頂ければわかりやすいかと思います🔥

では逆に、ピクシスが得意と"しない"状況はあるかと言えば、

『流れのない状況下でフローティングルアーで漂わせるパターン』
だと思います。

そもそもこのような状況ではシンキングのルアーを使うよりも、IGKやプレックスのようなフローティングルアーを投げた方が圧倒的に効率が良いので、そこは使い分けかと思います。

どんな状況でもひとつのルアーで通用してしまったら、ルアーフィッシングのゲーム性が無くなっちゃいますね

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なんですが、流れのない状況下でも、ピクシスハマるだろうな……ていう条件に出くわしてしまったので、いまチューニングを色々思案中です。

その状況というのが、
「爆風だけど流れがは一切ない、それなりの遠距離で食ってくる時」と
「風も流れもないけどとにかく遠いとき」
かと思います。

で、こんな状況の時にピクシスの圧倒的飛距離と悪条件下での特攻性が光るかと思うのですが、
やはりどうしてもフローティングでフワフワ誘う、というのはかっとびペンシルが苦手とする分野だなと思います。


なのでこんなものを買ってみました。😟

ルアーチューニング用のフロートボード。チューニングシンカーの逆で、貼ると浮力が増えるやつ😌

これピクシスちゃんのおしりに貼ったらそういう条件でいいんじゃないかなあ……
飛ぶしゆっくりまけるし……

て考えてます。
これについては色々試して、後日また発信出来ればと思います!⚡️


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長くなりましたが、第1弾のピクシスレビューはこんな感じで終わりたいと思います。

最後に簡単にまとめさせて頂くと、

1.風があろうが関係ない、とにかく飛ぶ
2.バチ抜けの速度で巻けばバチ抜けジャストのア
 クション、ベイトフィッシュパターンの速度で
 巻けばベイトフィッシュにジャストなアクショ
 ン
3.簡単に飛ばせるし初心者でも使いやすい、けど
  多彩な誘い方やチューニングの幅もかなり広い


こんな感じでしょうか。

他のモニターの方もやられていますが、フックサイズチューニングやシンカーチューニング、逆付けチューニング(これは驚きましたがレビンなんかも逆付けもいけちゃうので確かにアリだわ!と思いました)
などなど、色んなチューニングやら、裏技やら見つけていてステキです🫶

まもなく発売となるロンジン/ピクシス!

悪条件を打破する一手として、強い味方になってくれること請け合いです。

以上、拙文失礼いたしました。🙇‍♂️


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