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入笠山

2022年7月17日。

2週間前に御岳山に行きまして、やっぱり山が好きだな〜と思ったんです。
そうなると、また行きたい欲がフツフツと湧き上がって来てしまい、どこ行こう…考えたのです。
暑くなくて、キツくなくて(展示続きでちょっとお疲れなので)、楽しめるところ。
候補に上がった「入笠山」。

調べてみると、新宿からのバスがあるんです。
バス往復+ゴンドラ往復+ソフトクリーム付きで7800円。
電車で特急に乗って行くと片道5650円(普通電車で3410円)、ゴンドラ往復1800円なのでめちゃお得。
というわけで、申し込んでみました。

朝、7時集合 7時20分出発…というので早めに家を出て新宿へ向います。
集合場所は…あれ?バスタじゃないや…と前日に気が付いて、都庁の辺りなので、地下鉄で都庁前駅まで行きました。都庁前…降りるの初めて。
そもそも都庁に2回しか来たことがありません。
そして、バスを探して都庁の周りをグルグル。

えーーー、バスいないしっ!
というか、空のバスが目に付くのでそこに行くと…違うじゃんって。
すっかり迷子な私。
ギリギリで見つけました。まさか、地下みたいな所にバスターミナルがあるなんて!
そう、最後の1人。お待たせしました…そして、朝から汗だく!
私が乗ったらバスは出発です。

連休の中日。前日までは雨続き。

当たり前のように渋滞です。眠いから寝て行きます。
そして、すごい渋滞の割には思ったより早く25分遅れの10時45分頃に目的地に着きました。

ゴンドラに乗って山へ出発です。

真っ白〜!かろうじて雨は止んでますが、この水滴!

八ヶ岳方面。雲の切れ間に見えてます。
山頂駅には15分程で到着。

濃い霧の中。
マウンテンバイクもゴンドラに乗れるんです。
ここから山を下るコースがあるそうなんです。

私は

こちらへ。11時10分頃にスタートです。
ところが、スタートからすぐにお花がお出迎え。

ヒヨドリバナ

クガイソウ

全然、先に進めません。

バスの中でこんな冊子をいただいたので、花の名前はこれを見ながら書いてます。

ノハラアザミ(ノアザミ?どっちか!)

ウツボグサ

キオン

あっ、本に載ってない…何でしょう?
エンビセンノウ?

ほら、全然前に進めない。

周りは深い霧の森。めちゃ、気持ち良い!
少しポツポツと雨が降ったりしますが、霧の中は本当に幻想的で、歩くのも楽しいです。

可愛いレンゲショウマも発見。2~3週間後には咲いてるのかな?
今年は御岳山に見に行きたい(入笠山は遠いのでね)。

連日の雨で大きな泥濘も所々にあります。

キバナノヤマオダマキ

鹿柵を抜けると入笠湿原。

真っ白です。

カワラマツバ

ノハナショウブ
湿原にたくさん咲いていました。

ダイコンソウ

濃霧に覆われた湿原。すごく綺麗な景色でした。
1度、鹿柵を出て

山荘もあります。
こんなところでノンビリと過ごすのも悪くないかも…そんな風に思いました。

少し森を歩きます。

サクラギク

静かでしっとりと、晴天では味わえない山の良さです。

小さな川も流れています。

これは何だろう?

この辺りは「カゴメの森」なんだそう。

クサフジ

再び鹿柵を抜けると入笠花畑。
ゆるゆると登ります。

ウツボグサ

何?

シモツケ

コバギボウシ

これも何?
もらった本に出てないと全く名前がわからない!

花畑とはお別れして、入笠山の山頂を目指します。

再び、森の中へ。しっかりと登り道になって来ました。
岩に書かれた文字は

スベル
小雨も降っているので、気をつけながら歩きます

基本的には整備の良く行き届いた登山道。歩きやすいです。

分かれ道は「岩場コース」と「迂回コース」。
どちらも山頂まで15分。右の「岩場コース」を進みます。

大きな木に絡みついた苔に付く水滴が綺麗。

少し登りがキツくなって来ました。

また「スベル」。岩が多くなって来ています。
が、そんなに大変な事は無く、手は使わずに登れるところばかりです。

小さな鎖場も。って鎖に気が付かずに登ってました。

これもわからないな。
山頂近くにもこんな花が咲いてました。

階段を登って

登頂〜!12時10分。
花をゆっくり撮りながらだったので、コースタイムとしては悪くないんじゃないかな。

360度のパノラマ〜のはずが、真っ白で何も見えません。

本来なら八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、南アルプス、富士山とグル〜だと見渡せたはずなのですが、残念!
また、違う季節においで…って事だな。

お昼をちょちょいっと食べて、下山します。
先にある大阿原湿原方面へ行ってみます。

基本的にただ下ります。

首切り清水という物騒な伝説のある所を通り、その先を目指そうか時間を確認。12時50分です。
もう少し先まで行ってみると湿原に続く道は水だらけ。
ここから湿原まで20分と書いてあります。
往復で40分。その後、林道を歩いたとしてゴンドラまでさらに45分。
14時半にはゴンドラに乗らないと…と逆算。
ギリギリになりそうなので、戻る事にしました。
林道はつまらないので山道を。

ここは元来た道。そして、分かれ道を

山頂ではなくて、花畑方面へ。

この辺りは苔がいっぱい。

展望台からは…少し雲が切れて来たかな。

鶯がいっぱい鳴いています。今回のレンズは28-300mm。何とか撮れないかな?と姿を探してみました。
いた!

わかりますか?

霧もすっかり晴れて来ていました。

鹿柵を抜けると入笠花畑に戻って来ました。

ゆっくり下りながら

キオン

キスゲの仲間ですね。本に出てないんです。キスゲ。

こちらもね。

何だろう?

ヤマホタルブクロ

そして、入笠湿原に戻って来ました。

霧が晴れると全く違った景色です。
時間に余裕があるので、木道を1周します。

わからん。
本に出てないと、本当にわからないです。

ノアザミには虫たちが集まって来ています。

ミヤマバイケイソウ

これもわからない…けど、何とも不思議な形です。

ハナショウブ?アヤメっぽい?

イヌゴマ?
結局、良くわからないのがいっぱい。

湿原にも別れを告げて、元の道をゴンドラ目指して進みます。

何でしょう?

晴れて来たら、少し遠くも見えるようになって来ました。

ゴンドラ近くまで戻って来たら、行きには真っ白で気が付かなかったのですが、こちらも花畑になっていました。

センジュガンピ

ヒヨドリバナ

????

キスゲ

コウリンカ?

蜂達にも人気なノアザミ

ゴンドラまで戻って来て、少し時間の余裕があったので

お疲れ様〜!
茅野のクラフトビール「8 peaks BREWING」の「Yai Yai Pale Ale」をいただきました。
美味しい〜!幸せ〜!

予定通り14時半ころゴンドラに乗り

下山します。
ゴンドラからはマウンテンバイクのコースが良く見えました。

そして、忘れちゃいけない…ソフトクリーム。

ピンク色はルバーブ味。少しの酸味で美味しいです。
もうすっかり晴れて来て、どんどん溶けちゃうので急いで食べます。

冬はスキー場になる富士見パノラマリゾート。
今度は冬に…スキーじゃなくて、冬山登山に来てみようかな。

最後に駐車場から八ヶ岳方面。
出来れば山頂から見たかったな。やっぱり空気の澄んだ冬にリベンジかな。
途中でSNS経由でいただいた「マナスル山荘」のビーフシチューも食べてみたいし。

また、来ます!
あっ、帰りは大渋滞で4時間半かかりました。
バス、楽だけど…電車で来ようかな…次回は。

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