京成立石
2023年8月3日。
再開発で写真も撮れなくなる…と撮りに行ってる方がいらして、それなら、私も撮っとかなくちゃって事でカメラ片手に行って来ました。
駅を降りて、南口。↑西地区のアーケードの方から探索。
駅前のお肉屋さん。とにかく、陽射しが凄いんです。買い物の人もしっかり日傘。
立石仲見世商店街の角のお惣菜屋さんはいろんな種類の唐揚げ。美味しそう。
八百屋さんでお買い物中。
15時過ぎの時間から満席。もつ焼き、きっと美味しんだろうな。あっ、こっちは出口なのですね!
こちらのお店は餃子がメインのお惣菜屋さん。暑いので扇風機が回ってます。
昔ながらのお店が多く、オープンだから、きっとエアコンが無いのでしょう。アーケードで陽射しは無いとはいえ、今年の夏は厳しそうですね。
木曜日はお休みが多いのか、シャッターの閉まったお店が多かったです。(ちょっと残念)
商店街の横の路地は人の暮らしがあります。
古いお家も多く、良い雰囲気。
そんな商店街を抜け、違う道へ
昭和チックなお店がチラホラ。
また、商店街に戻り
そう言えば、さっきの出口のお店の入口はどんなだろう?と角を曲がって見に行くと
超行列!
どうやらすごく有名なもつ焼きのお店らしく、独自のルールがあるそうです。
そして、最初に通ったお肉屋さんは
お客さんはやっぱり日傘をさしてました。
立石とはどこ?なんて、私も以前は思っていました。
ザックリ言うと、東京スカイツリーと寅さんで有名な柴又を直線で結んだ真ん中くらいの所。
葛飾区です。
葛飾区と言えば
「こち亀」ですが、ここ立石や四ツ木は
作者の高橋陽一さんが出身という事で「キャプテン翼」の聖地みたいになっていて、このような銅像が各地にあるそうです。
さて、北口の方に行きます。
ここにある「呑んべ横丁」は戦後、最初は洋品店や飲食店が立ち並んでいたそうですが、徐々にスナックやカラオケなどの飲食店街となり、昭和レトロな飲み屋が軒を連ねるようになったとか。
京成線の高架化のために、既に半分は取り壊されていたのですが、ついに7月末で殆どのお店の退去となり、再開発へと進んで行くことになってしまいました。
こちらは大通りから横丁方面への入口にある「立石の関所 もつ焼き 江戸っ子」。閉店のお知らせが貼ってありました。
ガラス越しに中を覗くと
数日前まで営業していたのが良くわかります。
閉店までの3日間をNHKで放送。(↓いつまでリンクがあるかな?)
既にお店がやっている賑わいはありませんが、「呑んべ横丁」を散策します。
ことぶき…歴史を感じる看板です。
しらかわ…あれ?暖簾が出てる…と思ったら
お客さんが出て来ました。立ち退きに反対なのでしょうか?それとも、ギリギリまでやってるのかな?
マツコさん
緑の街灯が少し妖艶なムードを演出しています。
建物は2階建て、アーケードのように屋根になっています。
閉店時の名残りなのでしょう。捨てられた煙草の吸殻に空き缶。
もう誰も座らない折り畳みチェア。
何となく物悲しく目に写ります。
この看板の撤去もそう遠くないのでしょうね。
「呑んべ横丁」以外も、界隈は下町の歓楽街な感じ。
この地域も、最初に歩いた南口も、そう遠くない未来には無くなってしまう。
勿体ない…と思うのはよそ者だからなのかも知れません。
地元住民の人達にとって、街が綺麗で便利になり、防災上も安全になるのは大切な事なのですよね。
最後にもう一度「呑んべ横丁」へ。
営業中の、しかも、夜に来てみたかったな。
電車に乗って、帰ります。
陽射しの強い暑い1日でした。
おしまい。
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