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畦ヶ丸

2020年11月21日。

御殿場線の谷峨駅からバスに乗り、西丹沢の畦ヶ丸へ。

終点の西丹沢ビジターセンターまでは行かずに大滝橋バス停で下車。

降りたのは私だけでした。

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またまた、静かな一人旅のスタートです。

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初めは林道を大滝沢に沿って歩きます。

紅葉がもっと残っているのでは…と期待していたのですが、1番綺麗なのは足元。

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タイミングがら1週間ズレていたら、きっと紅葉の盛りだったと思います。

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林道から登山道に入り、歩きやすい道を少し進むと沢に出ました。

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石の上を渡ったり、木の橋を渡ったり…沢を渡るのは子供の頃から大好きなので、楽しい道程が続きます。

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基本的には沢に沿った登山道。水の流れる音色を聴きながら歩くのは心地よく、ゆるゆると登って行くので、登山というより自然の恵を受けながら散策しているような感じです。

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そして、また沢を渡ります。

ここはマスキ沢という大滝沢の支流のひとつ。沢登りの初心者コースとして人気なんだそうです。

沢登りも楽しそう〜とは思うのですが、ロープワークなどきちんと習わないと危険がいっぱい。

今のところはまだ無理だな。

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沢から1度離れて、トラバースした道を歩きます

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危険!と書かれたこの階段。めちゃくちゃ斜めで…これ、登るの?っと思ったら

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階段と岩の間にロープがあって、そこを登るんでした。

少しづつですが、着実に登って行っています。

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そして、また沢に出会うとそこにあるのが一軒家避難小屋。

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沢を渡って…あれ?こっち?

とちょっとわかり難かったのですが、再度沢を渡って、谷を歩きます。

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さらに沢を渡り、静かな谷間を登りきり

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落ち葉の積もった登山道を登りきると大滝峠上に出ます。

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ここからは尾根道歩き。

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チェックして来た天気予報では風速は8~10mくらい。でも、もっと強い風が尾根を吹き抜けて行っているような気がします。

今まではせいぜい5mくらいの時しか歩いていないので、風によって感じる温度がより冷たくなる事を身を持って知る事が出来ました。

だから、服装もレイヤリングが大切なのね。

やはり、体験に勝る勉強はないのですね。

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しばらく歩いて、この日初めて人と出会いました。

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ビジターセンター側から登って来られた一番乗りさん。軽く挨拶を交わします。

尾根道からは富士山も拝む事が出来ました。

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この写真はしゃがんで撮ったもの。立ったままだと枝がもっと邪魔をします。

葉の落ちた季節だからこそ見えた富士山なのかも知れません。

やっぱり富士山が見えるのは気分が上がります。

山頂まであと少し。頑張ろうっ!

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山頂の手前が1番の難所でした。

石英閃緑岩…という西丹沢を形成する岩らしいのですが、崩れて砂のようになっています。

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そんなヤセ尾根や崩落しかけた道を注意して通り過ぎると、新しくなった畦ヶ丸避難小屋があり、ちょっと登ると山頂に到着です。

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展望のない地味な山頂ですが、お腹も空いたのでベンチでひと休み&お昼ご飯。

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休んでいたら↑の男性に「大滝橋からですよね!」と声を掛けられました。「はい、ずっと1人で…」と言うと「バスをおひとりで降りられたので気になってました。」と。

1人だけバスを降りたのはかなり目立ってたみたいでした。

さて、下ります。

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最初はゆったりとした道。登って来る人達とも多くすれ違います。

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振り返って見た、この丸い山が畦ヶ丸。穏やかな下り坂でしたが、かなり下りて来ていました。

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善六のタワ…といわれる辺りが少し急だったかな。

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苦手な下りも、少しは上達したのかしら?と思う程キツくなく歩ける道。でも、いい気になって油断は禁物。

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だって、落ち葉で靴が全然見えなくなる程の所もあるし、転んだり滑ったりしないように、気を引き締めながら歩きます。

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そして、沢がまた出て来ました。

こちら側は西沢です。

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かなり下りて来た証拠です。

ちょっと寄り道して本棚(滝)へ。

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本棚への途中に岩から湧き水がかなりの量で流れ落ちていました。

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手ですくって飲むと…めちゃ美味しい。

あっ、飲んで大丈夫なのかは不明なので、あくまでも自己責任で飲みました。(健康に問題はなかったみたいです。)

元の道に戻って、ここからは沢を何度も渡ります。

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大滝沢より西沢の方が整備されていて、橋もたくさゆかかっていました。

しかし、何度沢を渡った事か!

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最後の木の橋を渡り、堰堤を越えたらゴールはもうすぐ。

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立派な吊り橋を渡った所が西丹沢ビジターセンター、ゴールです。

派手な所がまるで無い山でしたが、様々な自然の姿が体験出来て、楽しかったです。

私は畦ヶ丸が好きになりました。

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