レンゲショウマと温泉と(御岳山、日の出山)
2023年8月6日。
それは2年前の8月21日。御岳山にレンゲショウマを見に行こう!と新宿で電車に乗りました。
すると、程なくして「倒木のため、拝島止まりとなります」とのアナウンス。
仕方なく予定を変更して「神代植物公園」に行ったのでした。
そんな2年越しのリベンジをしに、御岳山へと向かいました。
ケーブルを降りたこちらから富士峰園地へと進みます。
海外の方にも分かるように英語の看板が立ってます。階段を上り、網で動物から保護された中が群生地。
レンゲショウマは日本の固有種で都道府県によってはレッドリストになっているとか。
こんな感じで細い茎にいくつもの小さい花を咲かせます。
東北から近畿にかけて広く分布しているそうで、御岳山は群生している事で有名ですが、ほかの場所でも見る事が出来ます。
一昨年行った「神代植物公園」にも、去年行った「入笠山」にもありました。
下向きに咲くので、覗き込むように撮ると
こんな風に花全体がわかります。スマホで撮ってる方は簡単に下から撮っていましたが、カメラの人達はしゃがみ込まないと撮れないので、ベテランさんはレジャーシートにレフ板変わりの保冷シート(銀の)を持って来ていました。
虫さん発見!
咲きかけの蕾も可愛い
上から見るとこんな感じ
今は1番花が咲ききったという感じでしょうか。
まだまだ蕾が多く、しばらくは楽しめそうな感じでした。
そんなレンゲショウマの咲くのはこんな森の中。
他にも
レンゲショウマ以外も咲いています。
園内にある「産安社」へ。富士峰園地という名前からも連想出来ますが、江戸時代は浅間山と呼ばれていたらしく、御神体の1つは富士山の女神「木花咲耶姫」だそうです。子育て、安産、長寿にご利益があるそうです。
境内には立派な杉や檜があり
安産杉
男杉と女杉
二本檜など、立派な木々と出会う事ができます。
そんな園地をあとにして、御岳山には行かずに
下から神代欅を見上げ
宿坊の間を抜け
日の出山へと向かいます。
時折吹く涼しい風と緑に癒されます。
この鳥居までが御岳山。ゆるゆるとした下り道でした。
ここからは今度はゆるゆるとした上り。日の出山になります。
時折、階段が出て来たりしますが、大変なところは全くなく
この東雲荘が出てくるともうすぐ山頂。
東雲荘は耐震基準の問題で、現在は宿泊不可になっているそうです。
手軽に来れるので、再開したら、泊まりに来てみたいな。
石段を2つ登ると
登頂〜!
ここは今回の目的の通過点なので、ひと休みして下ります。
最初はさっきの石段みたいな下り。
これ、大嫌いです。
その次に少し急な木の階段。
これも嫌い。
ようやく
楽なやつ。
とにかく下りはどんなに平らでも苦手なので、人の1.5倍の時間がかかります。
ホント、普通に歩けるようになりたい。
途中、景色の開けたところから、夏空が見えました。
早く目的地に行きたい〜!
ここは「顎掛岩」。日本武尊がここで顎を掛けて一休みしたという伝説があります。
ここまで来ればあと少し。
日の出山の下山完了!
周りは黒くて、内側は青い蝶。
ミヤマカラスアゲハなのかな?
後は林道を歩きます。
忍者募集中
橋の上のオブジェ
20分くらいで目的地へ。
生涯青春の湯「つるつる温泉」
こちらはスーパー銭湯みたいにいろんな湯はありませんが、本当につるつるのお湯。
入った日だけは美人になったような気持ちになります。
そして、お風呂の後は
ビール!やっぱり美味しい〜!
ざる蕎麦食べて…ゆっくり〜はしませんでした。
バスの本数がそんなに多くないんです。
1つ逃すと1時間後。
そんな訳で、サクサクと支度して帰ります。
帰りは武蔵五日市駅から
何これ?可愛い自販機!
駅のコンビニ(NEWDAYS)で生ビール売ってる!!
凄いな、この駅!
おしまい。
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