江戸東京たてもの園
2024年9月28日。
本当は1週間前に「赤城戸澤道場の街歩き」で行くはずだった「江戸東京たてもの園」。
風邪ひいてしまって、不参加となってしまっていました。
体調も戻ったし、雨も降ってないので1人で行って来ました。
JR武蔵小金井駅からバスに乗ります。座席の横(ちょっと下)に青い光が見えます。
何?
このマークは!
西武バス、車内でUSBで充電が出来るんですね!
凄い!
ま、充電の必要もなく小金井公園の目の前のバス停に到着です。
小金井公園は子供の頃に自転車で良く来ていましたが…それ以来なので〇十年ぶり。
まずは入口近くのSLを見に行ってみます。
小金井公園駅…懐かしい駅の表示板。
停まっていたのはC57型蒸気機関車。
「貴婦人」との愛称で呼ばれる車体です。
実は家の近くの公園にもあるので、蒸気機関車の中では親しみを感じています。
中にも入ってみます。
「貴婦人」ですが、中は男っぽい。
客車も付いています。
普段は中に入れない客車ですが、鉄道の日には中に乗る事が出来るんだそうです。
事前抽選制で今年はもう締め切っていますが、ご興味ある方は来年ぜひ。
木々の中を歩きます。
足元にはいろんなどんぐり。
「たてもの園」に入ります。入園料は大人400円、子供は無料。
☆田園調布の家(大川邸) 1925年
☆常盤台写真場 1937年
写真スタジオ
☆ボンネットバス
☆三井八郎右衛門邸 1952年
三井総領家の北家の代々名乗るのが「三井八郎右衛門」。
お城みたいな襖絵。
どこのレストランの厨房?みたいなこちらは1874年頃に京都に建てられたものを移築。
財閥って半端なくお金持ちだったんですね。
☆デ・ラランデ邸 1910年頃
元々は平屋だったものをドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てに増築。
差し込む光が印象的でした。
1階はカフェ「武蔵野茶房」として営業中。
☆綱島家 江戸時代中期
世田谷は農村でした
☆吉野家 江戸時代後期
三鷹も農村でした。
☆八王子千人同心組頭の家 江戸時代後期
☆小出邸 1925年
モダニズム運動を主導した建築家「堀口捨巳」が設計した家。
☆前川國男邸 1942年
建築家「前川國男」が品川で住んでいた家。まるで軽井沢辺りの別荘みたいでした。
☆高橋是清邸 1902年
とにかく立派な御屋敷。
2階部分は2.26事件の現場。
復元された庭園も見事です。
☆西川家別邸 1922年
祖父母の家に少し似ています。
☆万世橋交番 明治後期
神田万世橋のすぐ近くにあった交番。この建物だけは元の場所で見た事がありました。
皇居二重橋の見張所も古い建物。似たような時代のものなのかな?
☆上野消防署望楼上部 1925~1970年
小人さんのお家みたいだな〜と思ったら火の見櫓でした。
☆村上精華堂(化粧品屋) 1928年
立派な商店です。
☆天明家(農家) 18世紀後半
大田区も農村でした。
☆植村邸 1927年
立派な看板建築。
都内では看板建築がまだチラホラと残っています。
☆丸二商店(荒物屋) 昭和初期
店内は昭和10年頃の様子だとか。
☆大和屋本店(乾物屋) 1928年
☆花市生花店 1927年 武居三省堂(文具店) 1927年
☆川野商店(和傘問屋) 1926年
☆小寺醤油店 1933年
☆万徳旅館 江戸末期〜明治初期
☆子宝湯 1929年
☆鍵屋(居酒屋) 1856年
風呂上がりに一杯!
柳に目を奪われ
撮ってみます
☆空き地
子供の頃は普通に空き地ってあったんですけどね。
今は空き地にならずにコインパーキングになる事が多いですよね。
土管も小学校にありました。
そんなわけて、入ってみました。
長屋に井戸と物干し竿。
子供の頃、庭に木で作った物干し台がありました。
井戸は叔母の家で現役。
長屋もかなり減りましたが下町ではまだ見かけますよね。
☆都電7500形
さてと、帰りますか!
「たてもの園」から外に出ると
思い思いに時を過ごす人達。
自転車で来てる人がやっぱり多いですね。
昔からご近所の憩いの場。
春は
桜が綺麗です。
おしまい。