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春の京都 京おどりと散策と


2024年4月20日。
約1年前に先斗町の歌舞練場で見た「鴨川をどり」。今年は宮川のを見れないかな?と思いまして、調べてみました。
先斗町は5月だったのですが、宮川は4月。
去年の「鴨川をどり」を案内して下さったヨシュアさんにお声掛けして、ご一緒していただく事になりました。

品川発 6時の新幹線は品川が始発なので乗りやすいんです。ちょっと朝が早起きなんですけど行って来ます!

大山

富士山

伊吹山…と相変わらず、山を見ながら先へと進みます。

京都駅で奈良線に乗り換え

東福寺駅で京阪線へ、三条で急行へと乗り換え

すごく豪華な急行は1車両以外は追加料金なし!
この車両も普通に乗れてビックリ。
待ち合わせをした出町柳駅に到着です。

駅を出るとそこは

鴨川デルタの飛び石!
これ、やってみたかったんです。

カメさんもいます。

ヨシュアさん撮影
ヨシュアさん撮影

軽快に飛んでるように見えるかも(見えない?)しれませんが

思ったよりも間は広く、落ちないように真剣です。

ヨシュアさん撮影

若干、へっぴり腰。手を広げてるのはヨイショっとバランス取るため。

真ん中ではウクレレを練習中の人もいて、のんびりした感じ。

賀茂大橋をデルタから。

鳥さんの石もある…と思ったら

ホントの鳥(白鷺)がいました。

渡りきった後も同じように石が続いているのですが

下が水じゃないと全く怖くない!不思議です。
そして、いつもいつも遊んでくれてるヨシュアさん。
今回も朝早く(まだ9時)からありがとうです。
飛び石をぴょんぴょんしたら暑くなって、上着を脱いで、カメラを出して、準備完了!

以前行った三条や四条に比べるとすごく長閑な鴨川で良い感じ。

出町橋を渡り、訪れてみたかった場所を目指します。

それはこちらから参道が始まる「賀茂御祖神社(下鴨神社)です。

鳥居の手前にあるのが「旧三井家下鴨別邸」。
大正に造られた建物は見学ができるらしいです。

この辺りは普通のお家が並んでいました。

泉川という小さな川を渡ると空気が変わります。
なんとも落ち着いた良い感じ。
下鴨神社を取り囲む森全体を「糺の森」と言い、街の中にあるのに静かで清らかです。

参道の横が森になっていて

新緑でとにかく気持ち良い。
私はご機嫌で

ヨシュアさん撮影
ヨシュアさん撮影

撮ってます。

鳥居を潜ったところにあるのは

君が代に歌われる「さざれ石」
そのお隣が

縁結びにご利益があるといわれる「相生社」

修学旅行の女子達はきっと真剣にお願いしてるのでしょう。
私も一応

ヨシュアさん撮影

賽銭箱が幸千になっていました。
皆に幸あれ〜です!

真っ赤な楼門を抜けると

広々としていて清々しい気持ちに。思わず声が出ちゃいました。
私、鈍感なのであまり感じないで生きて来たんですけど、糺の森もこちらの境内も本当にパワーがあると感じました。

立派な楼門。
さらに進んで本殿へ。

こちらでは干支の社にお参りするらしいので

私は辰年へ、ヨシュアさんは酉年へお参りします。ふふふ、私の方がちょっとお姉さんです。

本殿には刺繍の龍がいました。

御手洗池の方へと行ってみます

おっと、発見!

ヨシュアさん撮影

やらずにはいられないので、撮ってもらいます。
そして、水みくじに挑戦します。

何も書いていない御籤を

ヨシュアさん撮影

御手洗池につけると

文字が浮かび上がって来ました。
大吉です!ヤッター!良い事は信じます。

こちらにも龍。今年は辰年ですからね。

楼門を出て

右を見ると

結婚式です。素敵です。
末永くお幸せに!

さざれ石を後ろから見て

楼門を振り返り、本当に立派でパワー溢れる神社でした。ヨシュアさんも初めて来たそうです。
すごく良い場所でした。

休憩所の横を通り

参道よりも広い道の方へと行ってみます。
絵を描いている方がいます。

吉田さんと言う方で5月29日から6月10日に六本木の国立新美術館の展示に作品を1点出展するのだそう。(見に行ってみようと思います。)
こちらの広い道は5月3日の流鏑馬神事に使われるそうで、的は3ヶ所立つとか。
そして、参道の方は5月15日の賀茂祭(葵祭)で行列が通るとかと教えていただきました。
平安装束の人々の行列。見てみたいな。

↑はお借りしました。

木の幹から流れる手水舎。

こちらは珍しい

ラグビーの神社「雑太社」。
そして、向かったのは

河合神社。美麗の神様が祀られているそうで、鏡の形に顔の描かれた絵馬があるのですが

皆さん、上手にお化粧して可愛く描いていました。
私も美人になりますように〜とお参り。

苔も素敵な場所でした。

下鴨神社と糺の森。本当に来て良かったです。

鴨川のお隣の高野川を渡り、出町柳駅(叡山電車)へと行きます。

こちらから、比叡山も貴船神社も行けるんですね。どちらもいつか行ってみたい。

ハートにしなくても…と思いつつ、こちらの電車に乗ります。
改札でICカードをタッチ、下車する際に電車内でタッチ…という仕組みのようですが、よく分からずに降りちゃってから、戻ってタッチしました。
乗客の皆さん、ちょっと出発遅れてごめんなさい。
降りた駅は茶山 京都芸術大学。

駅には見覚えのある宇宙ネコ。

踏切を渡り、住宅地を歩きます。

何のお店かな?
そして、少し早めで軽めのお昼を

通りすがりのうどん屋さんに入りました。
少し柔らかめの麺に、甘みのある汁。
シンプルな冷やしおろしうどん。美味しくいただきました。

さてさて、本日のメインイベント

「京おどり」の会場、京都芸術劇場 春秋座に来ました。
ここにも

ヨシュアさん撮影

例のネコ。
ここは京都芸術大学の中の施設で作者のヤノベケンジ氏はこちらの大学卒業で現在は教授をされているんだそう。

ヨシュアさん撮影

舞妓さんとハート

所属する舞妓さんたちのパネル。
中は撮影禁止なのですが、まず、茶席があって、その後に会場へと移動。
劇仕立ての演舞を見た後に、全員での迫力の演舞があります。

今年のものではありませんが、雰囲気が伝わると思い、お借りしました。
フィナーレは本当に圧巻で、こちらでも思わず声が出ちゃってました。
大満足の京おどりでした。
この他に祇園甲部歌舞練場での「都をどり」も毎年開催されているそうなので、来年はこちらを見に行きたいなと思っています。

京都芸術劇場を後にして、テクテクと歩きます。

大文字焼きの山だ〜!

階段の上の家は大変そう!大きなお家が多いエリアを歩いて

哲学の道から

慈照寺こと銀閣寺へやって来ました。
中学の修学旅行で来てるはず…なのですが、全く覚えていないので、来てみたかったんです。

向月台。江戸時代に作られた月を鑑賞するための台だとか。

大輪の牡丹。

銀沙灘。砂で描かれた波紋。こちらも月を鑑賞する際に影ができるんだとか。
江戸の人達のオシャレな感覚が伺えます。

こちらは国宝建築の東求堂。

銀閣寺、美しい〜!こんなに素敵な場所だったなんて!

池にはお金がいっぱい。後ろ向きに投げて、石の上に乗ると願いが叶う?とか??
外人さんがやってました。それにしてもいっぱい。やっても願いは叶わないと思うんだけどな。

裏山のようになっていて、1番高い所から全体が見渡せました。
室町時代、建設された当時はもっと山の中っぽかったのでしょうか。静かで良い所だったんだろうな。

修学旅行生を含めて、それなりに人はいるけど落ち着いた感じ。

とにかく、木々や苔が美しくて感動です。

銀閣寺と言えばこれ!銀閣こと観音殿。
1階は住居様式で2階が仏殿様式で観音像が祀られているんだそう。知らなかった!

銀閣寺、中学生には良さはわからないよな〜。
来て良かった。

参道は混みあっていますが、横道に曲がります。

人の殆ど歩かない住宅地を通り

鯉のぼりがいっぱいの学校の横を通り

大きな三門のある南禅寺にやって来ました。

とにかく大きさにビックリです。でも、カッコイイ!

本殿も堂々とした造りなのですが、ここには来たかった場所があるんです。

水路閣。テレビや写真では見た事があったのですが、初めて来ました。日本じゃないみたいで絵になりますね。

当たり前のように映える写真を撮ろうと頑張ってる人達が多いです。

実は現役で水がちゃんと流れているんです。

実際に見る事が出来て、嬉しさいっぱいです。

三門に戻り、上ります。

高い!心地よい風が吹く中、ぐるっと一周できました。

こんな急階段を上って来ました。

少し歩いて、ここも来てみたかった場所。

蹴上インクラインです。
桜の名所で有名ですが、見頃は2週間位前だったみたい。

それでも、少しでも楽しめるようにと残って待っててくれた桜がありました。

こちらは疏水上流の蹴上船溜まりと下流の南禅寺船溜まりを結んだ傾斜鉄道の跡。船を台車に乗せて、ケーブルカーと同じ原理で運んだんだそうです。

こちらの建物は何?調べてもわかりませんでした。

こちらが蹴上船溜まり。ここから鉄道を利用。

この先は水路で琵琶湖まで繋がっています。
見えているのは第三トンネルと旧御所水道ポンプ室。
現在は観光船の運行もしていて、ここから大津まで行く便もあるようです。
乗ってみたいな。

鴨川の飛び石から蹴上インクラインまで。
1日なのに楽しさ、感動がてんこ盛りでした。

ヨシュアさん撮影

バケペンにZ5を持って、撮る方も満喫。
長い時間のご案内。ありがとうございました。

ここからは京都駅まで行き

去年の夏にもお邪魔したこちらのお店で乾杯!
こちらはおばんざいも美味しく、色んな種類の日本酒が置いてあるんです。

なめろうには九条ネギが入ってて、さっぱり美味しい。

生麩の煮物はほんのりと甘みや酸味があるお出汁が絶妙!真似したいけど、出来るかな?


こちらは伏見のお酒「英勲」

「建都」は山科のお酒。
どちらも京都の美味しいお酒です。
他にも食べて、飲んで…何杯飲んだかは秘密。

ちょっとギリギリになって慌てましたが、新幹線に乗って、無事に帰りました。

おしまい。

追記
飛び石…ぴょんぴょんじゃなくて、ドシンドシンが伝わりますね。

ヨシュアさん撮影

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