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吸引式乳房組織生検(マンモトーム生検)

マンモトーム生検を受けてきました。


こちらのnoteも個人的に大変勉強になりました。

以下、箇条書きに近いですが、検査の記録と所感です。

クリニックに到着して、検査着に着替え。

検査室で検査着を脱ぎ、仰向けに寝る。
右の背中にだけクッションが敷かれました。

右胸に超音波検査用のジェルを塗り、プローブを使って超音波の画像を見ながら採取箇所(微細石灰化部分)の確認。

確認後、消毒をして、局所麻酔の注射。
麻酔の注射痛い。私の主観で、インフルエンザ予防接種くらいの痛さ。
胸に針を刺す経験などないため、何ともいえない嫌な感じ。
麻酔注入が終わると、先生に「今、皮膚にメスを当てていますが、わかりますか?」と聞かれる。
全く何も感じない=麻酔がきちんと効いていると確認でき、いよいよ検査開始です。

ここで、見た目ほぼ菜箸くらいの太さの針が登場し、私ビビる。
(後で調べたところ、この生検で使用される針の太さは約4mm程度らしい)
「麻酔が効いてるから痛みはないですが、強く押される感覚がありますからね」と先生。

ちなみに、仰向けに寝ている私に目隠し的な要素はないため、見ようと思ったら検査の様子が見れてしまいます。
頑張って視線を下に向ければ。
さすがにやりませんでしたけど。

刺される瞬間、確かに刺される感覚は無いけれど、圧迫感がすごい。
組織を採取してる間は、ゴゴゴゴゴーみたいな吸引音がする。
あっというまに採取終了。

即座に傷口にガーゼを当て、看護師さんが全体重をかけながら片手で圧迫して止血。これまた痛い。
狙った石灰化部分がきちんと採取できているか、先生が別室にあるマンモグラフィーを使って確認。
止血しながらその様子を伺う看護師さん。

戻ってきた先生の口から出た言葉が
「石灰化ちゃんと取れてたんですけど、もう少し量があった方が確実に診断できると思うんですよ。診断確実にするために、申し訳ないんですが、もう一回刺しますね」
まさかの二回刺し。嘘でしょ。
注射も採血も点滴も献血も何でも来い、且つ好奇心旺盛な私も、さすがに震える。

再度、超音波画像で採取箇所の確認。
ちらっと視界に入ったプローブに血がついてるのが見えて、ますますビビる。
やっぱり出血してるのね…。

止血をやめて再び針を刺す。
すごい圧迫感と、ゴゴゴゴゴー再び。

採取終了、再び先生が別室へ確認に走る。
お願いだから三度目はやめて。
「うん、取れました。」
今度こそ検査終了。安堵。

止血が看護師さんから先生に代わり、さらに力をかけて圧迫。
もはや圧迫されすぎて痛い。

傷口が塞がるのを助けるというステリ・ストリップテープを直接傷口に貼り、かぶれ防止のためのスプレーをふんだんに噴射してもらい(小児アトピー上がりの敏感肌なので…)、その上に防水フィルム付き絆創膏を貼り、更にその上に丸めたガーゼを当て、最後に固いテープをX字に圧迫するように貼って、止血処置も完了です。

注意事項の説明を受けました。
口頭説明+書面ももらえます。
・当日は激しい運動、飲酒禁止
・当日は入浴禁止、翌日からシャワー可、3日後から湯船可
・2日程度は重いものを持たないように
・3日後以降は特に生活に制限なし

検査着から着替えてお会計。
23000円台なり。
日帰り手術だから自己負担も高額ですね…。
来院から会計終了までの所要時間は45分程度でした。

採取した石灰化の病理検査結果が出るまで約2週間。
またも長い待ち期間に突入です。
待つのもいい加減疲れるわ。。。

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