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Baby Kumonに通ってました

4歳息子がくもんに通ってますという話を書いたのが2月。。。
息子はくもんの前にBaby Kumonに通っていました。

Baby Kumonに通うきっかけになったのは、夫の単身赴任。
完全ワンオペ育児になることにより、プライベートでの大人との会話が極端に減るであろうことを恐れていた私を心配した実母が、Baby Kumonを紹介してくれたのでした。

公文式経験者で、子どもはくもんに通わせたいという強い希望を持っていた夫も二つ返事で同意してくれ、体験教室を経て正式に入会したのは息子が1歳2ヶ月の時。

Baby Kumonは、毎月もらう教材(絵本、やりとりぶっく/やりとりカード 、うたぶっく、やりとりレシピ)を自宅で使用し、月に一度教室で先生と面談するというシステム。
(超絶ざっくり説明)
自宅での1ヶ月間どんなことがあったか等は、どんな形でも構わないので「やりとりノート」に書いて持っていきます。
先生は、やりとりノートを見たり、教室に来たBabyを公文式の知育玩具で遊ばせたりしてその様子を見ながら、子どもとの関わりについてアドバイスをくれます。

まぁ、詳細は公式サイトをどうぞ。

すごく標準的にまとめましたが、多分、実際の内容は千差万別です。

我が家のBaby Kumonは、月に一度母親(私)が先生とおしゃべりしに行く、母親のための時間。息子は余禄。
…と言って過言ではありませんでした。

我が家は、1ヶ月間の出来事や教材に対する息子の反応などを育児日記の如くやりとりノートに書き留めておき、月1の通室時にノートを先生に見せながら、完全ワンオペのストレス、プレッシャー、悩みなどをぶちまけ、アドバイスをいただくというスタイル。
息子はその間ずっと知育玩具で遊んでいる(先生が私の話を聞きつつみてくれている)。

完全に私(母親)のための習い事。
息子の成長とか学びとか二の次。


当時、仕事以外で会話のできる大人は、保育園の先生とBaby Kumonの先生くらいだった私は、月に一度のこの時間に本当に救われていました。

いつぞや、まだ2歳の息子が私に対して見せてくれた優しい振る舞いをノートに書き留めていったら、先生がそれを褒めてくれたので「こんな優しい息子に比べ、子どもにキツくあたったりする私は情けない」みたいなことを口走った時、先生は間髪入れず「でも彼をこんな優しい子に育てたのは、誰でもないあなたよ。あなたと2人で暮らしてるんだから。」と言ってくれ…私の涙腺が崩壊したことも。。。
息子もまだ赤ちゃんで、私も余裕がなく、いとも簡単に追い詰められがちだった完全ワンオペ生活を、Baby Kumonが月に一度必ずニュートラルな状態に戻してくれました。
私にとっては月2,200円以上の価値のある時間でした。

…というわけで、ちょっと特殊な使い方だったかもしれない我が家のBaby Kumon。
教材として2年間で24冊いただいた絵本は、息子の豊かな感性を育む役割を担ってくれ、4歳を過ぎた今でも大切に読んでいます。
やりとりブック/やりとりカードは、常にマザーズリュックに放り込んであって、公共交通機関の中や、帰省や旅行で長時間移動する際の息子の遊び道具にもなってくれました。
2年間毎月書き留めたやりとりノートは、多忙すぎて記憶に留めておくさえできなかった戻れない日々が克明に記録されている、私の宝物になりました。

早期教育とか、知育とか、そういう面で効果があったかどうかは正直わかりません。
Baby Kumon体験したけど、別にいいかなと思って入会しなかったというお友達も、周りにたくさんいます。
でも我が家は、というか私は、2年間通って満足しました。

完全に余談ですが、我が家の通う教室は、Baby Kumonの先生=統括の先生だったので、Baby Kumonから幼児クラスへの進級もスムーズでした。

実質、我が家の完全ワンオペ生活に2年間伴走してくれた統括の先生、実はこの3月で退任され。
私が乳がんを患ったと知った時は、教室の外で人目も憚らず私を抱きしめてくれ、最後にご挨拶した際は「彼(息子)も大きくなった、旦那も帰ってきた、あなたはもう大丈夫よ」という言葉をかけてくれた、愛情深い先生でした。
この先生に出逢えてよかった。

Baby Kumonの2年間を礎に、息子は今日もくもんの学習の励んでいます。

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