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手厚いフォロー

昨今のオミクロン株猛威の影響から、私の住む文京区は重症者対応を優先すべく、49歳以下の陽性者(重症化リスク者除く)には登録された携帯電話にSMSで連絡する、という方針が取られています。
しかし乳がんという既往歴がある私は重症化リスク者とみなされたのか、陽性判定後まもなく保健所のフォロー下に入ったようでした。

陽性判定日に保健所から電話があったのは先述の通りですが、それ以降、解熱するまで毎日お電話いただきました。

2月13日 (日)
朝〜午後は36℃台だった熱が夕方から急激に38℃台に上がる、という波形を繰り返し、咳も酷く呼吸もゼエゼエして苦しんでいた日。
18時過ぎに想定外の着信音があり、それが保健所からの電話でした。

HER-SYSの記録をみると熱が下がってないので、フォローのための電話とのこと。
体調確認と、酸素濃度を測っているかと聞かれ、パルスオキシメーターがまだ無いと答えたところ、パルスオキシメーターが届くまでの簡単なチェック方法を教えてもらえました。
熱が落ち着いている時に息切れがしないか、横になっているのに息が荒くないかチェック。
熱が下がっている時間帯に呼吸音を計測してみて、1分間で20回台なら深刻な状況ではない、30回を越えてくるとちょっと危険。

電話口からの印象としてはかなり辛そうなので、処方された解熱剤を飲んで構わない、その方が体力も回復する。
熱が急激に上がるのを繰り返しているようなので、引き続きフォローさせていただく。

終始穏やかな口調の男性職員さんでした。
只々体調悪くて苦しくてどうしていいかわからなかったので、電話で話せただけでも気持ちが少し落ち着きました。
日曜の夜なのに、、、本当にありがたい。
ありがたい以外の感情出てこなかった。

そしてこの電話から1時間と経たずにインターホンが鳴り。
応答するとカメラに映るは郵便局の方。
「あのー、レターパックプラスなんですけど、非対面でも大丈夫ですよ。玄関に置きましょうか?対面の方がいいですか?」と聞かれ。
何か話が早くてラクだなと思いつつ、玄関に置いてくださいとお願いし、郵便局の方が去ったタイミングで回収してみると、届いたのは待望のパルスオキシメーターでした。
発送元は文京区保健所。
三連休中なのに発送してくれたんだ 泣
そしてパルスオキシメーターだとわかってたから、郵便局の方は最初から非対面を提示したんだな 笑
郵便局の方にもお世話かけてる・・・こうやっていろんな人の仕事に支えられて、何とか療養できるんだなと感じました。

この翌日以降は、午前に呼吸器科、午後に保健所というダブル体制で体調確認の電話をいただくという、35歳にしては凄まじく手厚い体制を享受
もっと何もかも自分で考えなきゃならない孤独な自宅療養を想像していたのですが、細やかに体調フォローいただき、不安なことは何でも相談できるという環境に恵まれました。不幸中の幸いです。

ただ、早期から保健所がフォローに入ったのは伊達では無く。
この後私の症状は悪化の一途を辿り、保健所や呼吸器科にますますお世話になるに至ったのですが、長くなるのでそれはまた別でまとめます。


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