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保育園の先生に向けてお帳面に書いた私の葛藤、という話『トイレ掃除生活147日目』
先週の土曜日は保育園の保護者参観日でした。
節分に向けて鬼のお面を作りました。
6歳の年長組ですし、大抵の事は出来ると判断した私は提案とサポートに徹しました。
ですが周りはみんな保護者が作って子供は遊んでいました。
出来上がったお面のクオリティは他と比べて高くありませんでした。
私の提案により頬に十字傷がアクセントになっていました。
週明けの月曜日、妻が子供たちを保育園に送迎してくれた時の事です。
先生方が私たちの作ったお面を大絶賛していたことを知りました。
頬の十字傷に関しては爆笑ネタだったそうです。
そこで私はお帳面(連絡帳の様なもの)にお礼を書かせていただきました。
こちらです。
土曜日はありがとうございました。楽しかったです。
実はあの時、私は葛藤の中にいました。
鬼の面を作るのは子か私か。
そもそも鬼の面を作る、という趣旨は何なのか。
私の考えでは子が作り親がサポートをする。
上手くいかない事を学ぶ場だと考えていました。
でも周りを見渡すと保護者が作っています。
なるほど、私は少数派だと気付きました。
では少数派は不正解なのでしょうか、そんなことはありません。
私は間違っていないと思いました。
そして少数派ならとことん尖ってやろうと決めました。
そこで私は提案とサポートに徹します。
シンプルなお面が出来た所でいくつか提案をします。
首を振り続ける彼が頷いたのは頬の傷でした。
ここから後半。
出来れば私は額に【V】を書きたかった。
ベジタリアンVegetarianのVです。
悪い鬼・危険な鬼だけではない「かもしれない」
ベジタリアンの鬼だっている「かもしれない」
そんな可能性を視野に入れる事も大切だと思ったのです。
「まとめて外」に疑問を持つ。
それも親としてのサポートになると思ったのです。
書いた後妻に見せたら怒られました。
後半は修正テープで消しました。
私はなんて面倒な保護者なのでしょう。
楽しく鬼のお面を作ればいいじゃないですか。
反省の日々です。
おしまい
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